札幌市議会 会議録検索システム(昭和62年第2回定例会 1987-05-25 第6号)
1987-05-25/発言 56 件 / 原本(札幌市議会)
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吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。 出席議員数は,70人であります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 本日の会議録署名議員として加藤隆司君,長内順一君を指名します。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。
川上光二郎君
◎事務局長(川上光二郎君) 報告いたします。 市長から,札幌市の公害の現況と防止に関する施策の報告書並びに昭和62年第1回定例市議会において採択されました請願の処理の経過及び結果の報告が提出されましたので,各議員控室に配付いたしました。 本日の議事日程,陳情の受理付託一覧表並びに議案及び請願・陳情の審査結果報告書はお手元に配付いたしております。以上であります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,去る5月18日の本会議において同意の議決を行い,5月19日付で監査委員に選任されました寺島伸治委員から,各位にごあいさつしたい旨の申し出がありますので,ご紹介します。寺島監査委員。
(発言者未割当) 発言者未割当
◆寺島伸治君 ただいまご紹介をいただきました寺島でございます。 去る5月18日の本会議におきまして,監査委員選任のご同意をいただきまして,本当にありがとうございました。 5月19日付をもって市長よりその職を拝命いたしました。 微力ではございますけれども,誠心誠意努力いたす所存でございますので,今後ともよろしくご指導ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして,簡単でございますがごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより議事に入ります。 日程第1,議案第1号から第22号まで,議案第38号から第43号まで,請願第3号から第14号まで並びに陳情第5号及び陳情第6号の42件を一括議題といたします。 これより委員長報告を求めます。 まず,第一部議案審査特別委員長 佐藤美智夫君。 (佐藤美智夫君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆佐藤美智夫君 第一部議案審査特別委員会に付託されました議案19件について,その審査の結果をご報告いたします。 この場合,各局ごとに,主なる質疑を中心に順次ご報告いたします。 最初に総務局について。 これからの国際交流は,北方諸民族との交流促進や,人種差別のない幅広い交流を行うなど,本市の自主性を発揮すべきではないのか。また,札幌国際交流プラザは,経済効果を生むコンベンション機能にのみ重点を置くのではなく,市民の国際交流促進の場としとの機能も重視し設置すべきではないのか。市民の生活文化向上のための体制強化を理由として,生活物資部と市民文化室の統廃合が提案されているが,この機構改革の実施によって,消費者対策等市民生活に果たす行政機能の低下を招くことはないのか。 職員の採用に当たっては,福祉関係の専門的知識を有する人を別枠で採用するような制度を検討できないのか。また,実施可能とすれば,その内容と実施時期はいつごろを考えているのか。区役所は直接市民と接する重要な部門であり,局長から区長への登用や本庁・区役所間の人事交流を活発に行うなどして,職員の士気高揚を図るべきではないのか。また,区に対する住民要望は,道路の補修など土木関係のものも多いので,区長・副区長・市民部長のうち,1人は技術職員を登用すべきではないのか,等の質疑がございました。 これに対し理事者から,これからの人事は,年功序列を基本としながらも,管理職ポストの少ない技術職員を事務職員に変更して登用するとともに,女性の登用を進めるなど,能力のある者が機会をつかめるよう行いたい旨の答弁がございました。 次に,企画調整局については,住居表示の整備状況についてはどのようになっているのか。また,中央区が他の区に比べて整備率が低い理由は何か,等の質疑がございました。 次に,市民局については,北海道農事株式会社は,札幌市団地管理事業団から借りた駐車場を,利用条件に違反して第三者に有料で転貸していたことだが,用地及び収益の返還など適切な行政指導を行うべきではないのか。多発する交通事故を防止するために,全市の交差点について安全面からの徹底した調査を実施し,抜本的改善を図る考えはないか,等の質疑がございました。 次に,環境局については,現在3ヵ所の処理場が設置されている手稲山口地区の住民から,汚泥が原因と思われる悪臭の発生についての苦情が寄せられているが,処理場の管理の実態と今後の対策はどうか。各家庭から一般ごみとして排出されているプラスチック製品の量はどのように推移しているのか。 また,現在の処理方法で大気汚染等による人体への影響はないのか。使用済み乾電池の分別収集実績が昭和61年度になって大幅に落ち込んだ理由は何か。また,今後も分別収集を続けていく考えなのか。夢の環状グリーンベルト構想の計画地区の中で,北東部の低地帯は他地区と比較して緑化かおくれているので,今後,河川敷地への植林や民間の健康ランド建設計画と歩調を合わせた緑化計画を積極的に進めるべきではないのか。また,都心部の緑化は,移転が検討されている北大農場などの公有地を積極的に確保し活用すべきではないのか,等の質疑がございました。 次に,教育委員会について。 教育委員の職務の一環として,学校で何か問題が起きた場合に,みずから学校に出向いて教師あるいは父兄の話を聞く機会はあるのか。児童生徒の減少あるいは木造校舎の不燃化の促進等によって,学校の新築及び増改築計画の縮小が予想されているが,今後の学校整備事業はどこにウェートを置いて進めていくのか。また,学校プールの設置率が50%を超えるのはいつごろになる見込みなのか。本市においても,多くの児童生徒が塾に通っているとことをどのように認識しているのか。また,この問題に関連して,現在の学校教育で改善すべき点はないのか。札幌市奨学金は利用希望者が多く,高い倍率となっているので,一般会計からその大幅な繰り出しなどで基金を増額し,貸付人数をふやすべきではないのか。今後の性教育は,生徒の年齢に応じたエイズ指導カリキュラムの作成や教員の研修を実施するなどして,エイズ対策を積極的に取り扱うべきではないのか。学校給食は単独方式による実施が望ましいが,今後の方針はどうなっているのか。また,完全給食の未実施校では,早期実施の住民要望が強いが,見通しはどうか。 児童会館については,現在の設置基準を見直し,1小学校区に1館の割合で設置していくべきではないのか。中の島小学校児童育成会は,使用している部屋も狭く,天井も低いなど,必ずしも児童にとって好ましい状況とはなっていないことから,普通教室の確保等,改善に向けてどのように対応しているのか。中央図書館は国立国会図書館とオンラインにより結ばれているが,利用状況はどうか。また,地区図書館の増設及びオンライン化の計画はどのようになっているのか。市民のスポーツ熱が年々高まりつつある中で,健康・体力づくりの専門的な知識を有する社会体育指導員の養成が必要と考えるが,どのように取り組んでいるのか。また,高齢者及び身障者を対象とした指導員についてはどうか。各種スポーツ大会の開催時の体育施設にスポンサー入りの広告物が持ち込まれていることから,その掲出基準を定める考えはないのか。また,今後は掲出料を徴収すべきであると考えるがどうか。総合体育館の計画概要はどのようになっているのか。また,多目的利用の施設計画と聞くが,特に,弓道のための設備を兼ね備えているのか。さらに,建設に当たっては,エアドーム工法を取り入れる考えはないか。高齢者のスポーツを振興する観点から,ゲートボールとは別の新しいスポーツを研究し普及する考えはないか,等の質疑がございました。 最後に,下水道局については,下水処理場に設置されているスポーツ施設の現状と利用状況はどのようになっているのか。また,北区の創成川処理場は立地条件がよく,市民も利用しやすいことから,ゲートボール場の設置等さらに施設を充実させていく考えはないか。創成川処理場の処理水を利用した融雪溝は,アメニティー下水道モデル事業として設置するとのことだが,見通しはどうか。また,北区の安春川のせせらぎ回復を計画しているとのことだが,事業化の見通しはどうか,等の質疑がございました。 以上が,本委員会における質疑の概要でございます。 引き続き,付託されました全案件を一括して討論を行いましたところ,自民党・高橋忠明,社会党・加藤 斉,公明党・小田信孝,自民クラブ・小谷俵藏,共産党・高橋重人,民社クラブ・田中昭男の各委員から,各会派を代表して,それぞれの立場から意見の表明がございました。 討論終結後,採決を行いましたところ,議案第1号中関係分及び議案第25号の以上の2件については,賛成多数で可決または承認すべきものとし,残余の議案17件については,全会一致で可決または承認すべきものと決定いたしました。以上で報告を終わります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,第二部議案審査特別委員長 伊与部敏雄君。 (伊与部敏雄君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆伊与部敏雄君 第二部議案審査特別委員会に付託されました議案11件及び請願・陳情14件について,その審査の結果をご報告させていただきます。 この場合,局ごとに,主なる質疑を中心に順次ご報告いたします。 最初に民生局についてでございますけれども,保育料の軽減率については,当初50%が目安であったと思うが,政令指定都市の中間に位置づけるという方針に変更した理由。また,他の政令指定都市並みとした場合の保護者負担の割合及びD階層の見直しなどを含め,今後の軽減率のあり方についてどのように考えているのか。また,B階層に関しては,今年度からすべて有料化にするという国の方針に対する本市の対応策及び階層認定の特例としての固定資産税2万円以上の世帯に対する保育料の有料化についての基本的な考え方はどうなっているのか。保育料徴収事務が団体委任事務になったことに伴い,保育料の条例化を行うべきであり,また,保育料の設定に当たっては,国に追随することなく,父母の代表を含めた保育料問題の審議会を設置するなど,本市として自主的に決定すべきではないか,等の質疑がございました。 これに対して理事者から,適正な保育料の設定に当たっては,軽減率のあり方が重要であり,他の政令指定都市の中どころとなるよう段階的に行っていくことが,現時点では妥当であると考えている旨の答弁がございました。 また,老人福祉施策におけるディ・サービスセンターの役割及び寝たぎり老人の入浴サービス事業における移動入浴車の導入について。さらに,独居老人のための緊急通報システムの状況並びに今後の普及についてどのような方針を持っているのか。長生園の改築に当たり,特別養護老人ホームヘ転園した人の改築後の再入園及び改築中の給食サービスの休止についての考え方。また,改築後併設される総合福祉センターにおける給食サービスの規模などについてはどのように考えているのか。病院に入院中の看護を要する老人に対する看護料の自己負担にかかわる公費補助について他都市の状況はどうなっているのか。国民健康保険料の軽減措置について,65歳未満の年金生活者に対するものなども含め,その状況はどうなっているのか。最高限度額世帯などの特例減額を行うために必要な財源の確保については,低所得者層の料率の引き上げによって行うのではなくて,一般会計から繰り入れるべきだと思うが基本的な考えを示していただきたい。悪質滞納者の基準をどのように考え,また,保険証取り上げにかかわる罰則2万円の条例施行期日はいつごろと考えているのか,不納欠損額の推移。昨年度分の収納率の目標達成の見込み。さらには,今後の収納率向上のための方策はどのようになっているのか。市外転出者の滞納状況及び今後の対策はどのように考えているのか。レセプト点検の実績,内容及び今後のチェック体制の強化についてどのようになっており,国保連合会と社会保険報酬支払基金では,レセプト審査の仕方にかなりの違いがあると聞いているが,レセプト1件当たりの医療費について病院間で不均衡が見られるなど,何か具体的な方策はとれないものなのかどうか。また,医療費増高の要因として,数多くの診療科に受診していたり,多額の医療費がかかっている患者が見受けられたりするが,個別指導や病院の実態調査などの具体的な対策を講ずるべきではないか。調整対象外医療費の足切りについて,その影響額はどの程度となり,今後どのように対応していく考えを持っているのか。国保加入者のうち,生活保護基準より低い所得層の割合,また,加入者数の推移はどのようになっているのか。国の指導に基づき,本市でも均等割を引き上げ所得割の引き下げを行うが,このことにより低所得者層の負担が増大することになると思うが,どのように考えているのか。国保制度の改正について,国における今後の見通しはどうなっているのか。道費補助の増額,医療費の抑制,収納率の確保,レセプト点検の強化などにより保険料を現行のまま据え置く考えはないのか,等の質疑がございました。 これに対して理事者から,保険料の改定に当たっては,前年度を上回る繰り入れを行い保険料を抑制したところであり,他都市と比較しても,この程度の改定は必要な措置と考えている旨の答弁がございました。 次に,衛生局についてでございますけれども,精神障害回復者の小規模授産施設に対する補助は少ないと思われることから,独自の補助要綱を定め,充実していくべきではないか等の質疑がございました。 次に,建設局についてでございますが,幌平橋改修の見通し,及び,現在都市計画決定がなされている橋梁で未整備の架橋計画についてはどうか。中小企業の保護という観点から,元請・下請関係の適正化について,現在までの指導状況及び今後の対応についてどのように考えているのか。道路に愛称をつけてより身近な存在とすべきだと思うが,基本的な考え方はどうか。北野人道橋の設置に当たっては,地域のシンボル的なものとなるよう,景観にも配慮すべきだと思うがどうか。雪対策推進研究会の中問答申がなされたが,雪に対する対策について,今後の具体的な取り組み,計画年次はどのように考えているのか。地図混乱地区について,現状及び今後の整備箇所の選定基準はどうなっているのか。厚別中央通と函館本線との立体交差は長期総合計画に盛られているが,計画はどの程度進んでいるのか。道路橋りょう費に財政調整基金80億円を特定財源として充て賄うという財政運営はどうなのか。今後の河川整備に当たっては,川底を残したり,ホタルが生息できるような,自然環境にも十分配慮した整備を行っていくべきではないか。(仮称)財団法人リバーフロント整備センターの設立時期及び本市行政に対するメリットは何か,等の質疑がございました。 次に,建築局についてでございますが,中高層建築物にかかわる紛争を調停するため,委員会が設置されると聞いているが,住民の良好な住環境を守る立場で調停を行うべきであり,また,今回の機構改革により新設される中高層建築対策室の業務内容はどうなっているのか。軟弱地盤地域の住宅補修資金の貸付制度について,貸付条件及び工事の方法についてはどうなっているのか,等の質疑がございました。 最後に,経済局についてでございますけれども,新札幌副都心ターミナルビル建設に伴い大規模な商業店舗面積の増加が予定されているが,地元商店街への影響などどのように考えているのか。札幌国際見本市,ハワイ物産展等のイベントのねらいと効果及び市内企業における国際経済交流推進のための行政の基本的な立場はどうか。産業都市としての印象も受けるよう,海外に紹介し,国際的な商談機会の拡大に努めるべきではないか。地場製品奨励のために設けられる表彰制度の実施内容と受彰製品の販路拡大方法や支援についてどう考えているのか。札幌国際コンピュータ・グラフィックスシンポジウムの開催に当たっては,地場産業にも配慮し,テーマにこだわらない内容や,青少年向けの開放も考えるべきだと思うがどうか。株式会社札幌都市開発公社に対し,過去に運営にかかわっての改善勧告を行い明朗化を求めたにもかかわらず,最近,地下街商店街への出店希望者に対し,通常の手続とは違う方法での入店を示唆した節もあると聞いているが,事実とすれば,本市としてどのような対応をしているのか。中小企業融資制度の取扱い金融機関については,指定金融機関以外でも取り扱うことができるよう検討していると聞いているが,その内容はどうか。灯油代金の水増し請求の件については,消費者保護の立場からどのような対応を行ったのか。公設小売市場の育成に当たり,店舗使用料の算定基準など今後のあり方についてどのように考えているのか,等の質疑がございました。 以上が本委員会における質疑及び答弁の概要でございますが,引き続き付託されました全案件を一括して討論を行いましたところ,自民党・常本省三,社会党・川口谷 正,公明党・森 健次,自民クラブ・八田信之,共産党・生駒正尚,民社クラブ・福士 勝の各委員から,会派を代表して意見の表明がございました。 討論終結後,採決を行いましたところ,議案第1号中関係分,議案第2号及び議案第11号の以上3件については賛成多数で可決すべきものとし,請願第3号から請願第14号まで並びに陳情第5号及び陳情第6号については賛成少数で不採択とすべきものとし,残余の議案8件については全会一致で可決または承認すべきものと決定したところでございます。 以上で,簡単ではございますがご報告を終わります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの両委員長報告に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 質疑がなければ,これより討論に入ります。 通告がありますので,順次発言を許します。まず,常本省三君。 (常本省三君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆常本省三君 私は,ただいまから,自由民主党議員会を代表いたしまして,本定例会に提案されました昭和62年度各会計補正予算案を初めとする諸議案について賛成の立場から,また,請願第3号ないし第14号及び陳情第5号ないし第6号については不採択とする立場から,以下簡潔に討論を行います。 さて,今日,国・地方を問わず,その財政事情は依然として厳しい状況が続いており,本市もその例に漏れないわけではありますが,このようなときにこそ,広い視野と先見の明をもって,将来に悔いを残すことのない施策を推し進めることが最も重要であると思うのであります。 このような観点から,今回提案されました肉づけ予算の内容について見ますと,市長は常々,21世紀に視点を据えた計画的な街づくりを目指し,緑あふれる,人情厚い,おおらかな,魅力がいっぱいの札幌にしたいと強く訴えてこられ,この基本的な考え方のもと,今回の選挙で掲げた公約についても,その実現に向けて早くも予算化され,また,積極的な動きを示されておりますことを高く評価するものであります。 たとえば,その主なものを挙げてみますと,世界に開かれた国際コンベンション都市づくりのための施策として,札幌国際交流プラザを設置し,積極的に交流事業を展開していくとともに,国際交流活動やコンベンションに対して資金面からの支援を行い,活発な展開を推進するために国際交流推進基金を設置すること。コミュニティー施策の整備について,64年秋に予定されている分区に備え,その円滑な移行を図るため,仮称手稲区の区役所,区民センターの建設着手と,仮称厚別区の区役所用地の取得を行うこと。市民福祉活動の拠点施設として情報センター,ボランティアセンター,老人福祉センターなど,各種機能を備えた社会福祉総合センター建設を,養護老人ホーム長生園の改築に合わせて着手をすること。環状夢のグリーンベルト構想の拠点整備を進め,児童公園46ヵ所,近隣公園以上の大公園20ヵ所の造成を行うこと。下水道事業については,約130キロメートルの管渠布設を行い,昭和62年度末までの総人ロ普及率を93.3%まで高めること。教育については,これまでも重点的に実施してきた小中学校の新増改築を初めとする学校環境整備に配慮をしていること等々であり,いずれも市民生活の向上に向けて,積極的に取り組もうとされている姿勢を十分うかがい知ることができるのであります。 次に,保険料の改定についてでありますが,ご承知のように,進行する高齢化社会の中にあって,福祉を取り巻く状況は変化し,また,市民ニーズも多様化してきており,これに伴って,質的にも量的にもその拡充が強く望まれているところであります。保育行政も同様であり,保育サービスに要する経費は年々増加しておりますが,今後,市政を進めるに当たっては,限られた財源をいかに有効に活用するか,いかに租税の公正な使途を図るかなどについて配慮しなければならないと考えます。 そこで,今回の改定について見ますと,保育所運営に要する総経費に占める保護者負担,すなわち保育料は19.1%ということであり,言いかえますと,約8割は公費負担ということであります。また,保育所の定員は学齢前児童の約1割ということでありますが,公費補助のない一般家庭で養育されている方,あるいは幼稚園等に通っている,これらの保育所を利用してない9割の方々との均衡を考えますと,保育所を利用している方にもある程度のご負担をお願いすることは,やむを得ないことと考えます。したがって,保有料改定に伴う原案に賛成し,請願第11号ないし14号,及び陳情第6号については不採択にすべきものと考えるのであります。 次に,国民健康保険料の改定についてであります。 今回,市長は,保険料を5%引き上げようとする提案を行っておりますが,一般会計からの繰り入れの措置がないとすると,1世帯当たりの保険料を19.5%,例年と同じく定額6億円を一般会計から繰り入れたとしても,16%程度引き上げなければ収支の均衡を図ることができない状況の中で,約48億円の繰り入れ措置を行って,保険料の抑制措置を講じたことは評価に値するものであります。 今回の改定は,最高限度額を37万円にし,賦課割合を所得割と均等・平等割の比率58対42から56対44に変更し,5%の改定にとどめたものであり,やむを得ないものと考えるのであります。したがって,請願第3号ないし同第10号及び陳情第5号については不採択とすべき立場をとらざるを得ないと考えるのであります。 国民健康保険制度を安定的に推進していくためには,現在,国で検討中の保険制度の一元化も含めた抜本的な対策が必要であるとともに,医療費抑制のための諸施策と収納率の向上が急務であります。特に,収縮率については,累積赤字の大きな原因となっているので,今後とも収納対策に最大限の努力をするよう要望します。 以上,申し上げましたが,これらの施策の執行に当たりましては,各部局間の連携を密にし,多様化,複雑化する行政の実態に即した的確で効率的な執行がなされるよう強く要望するものであります。 なお,各委員会での要望意見等については,十分検討の上,適切な処置を講ぜられますようお願いしまして,私の討論を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,川口谷 正君。 (川口谷 正君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆川口谷正君 私は,社会党議員会を代表して,今定例会の第一部及び第二部議案審査特別委員会に付託されました議案28件中,議案第1号 昭和62年度札幌市一般会計補正予算,同第2号 昭和62年度札幌市国民健康保険会計補正予算及び同第11号 札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案については反対し,残余の議案については賛成の立場で,また請願第3号ないし同第10号及び陳情第5号ないし同第6号については採択の立場で,また,請願第11号ないし第14号については不採択の立場から討論を行います。 最初に,人事配置のあり方についてでありますが,人事配置については,常に適材適所の立場で,学歴にこだわらず,積極性,創造性に富む人材の登用に努めるべきであります。特に,これまで人事の停滞に起因する問題点が数多く指摘をされているところであり,技術系職員に対する処遇改善などとあわせ,決められた定数の中で最大の行政サービスを発揮できるような人事配置を行うよう,強く求めておきます。 次に,学校整備計画についてでありますが,本市の人口増加が鈍化する趨勢にあり,今後,政策遂行のウエートを,他市よりおくれている児童会館やプールの増設に力点を置くべきであり,用地確保を含めて今後一層の改善をされるよう提言をしておきます。 次に,教育委員会の関係でありますが,教育委員長を初め,5人の教育委員は本市教育行政の全責任を持っておられます。この教育委員各位の本会議,予算・決算特別委員会への出席状況は不十分と思われますので,今後,万難を排して出席されるよう申し上げておきます。 次に,保育料値上げの件でありますが,連続12年にわたる値上げは,父母負担の限界に達しており,これには反対であります。特に市費持ち出しを抑え,軽減率を41.56%まで低下させたことは納得しがたく,その分父母に負担を転嫁していることになります。軽減率については,今後50%まで近づける努力をすべきであります。また,D階層の軽減率が20%台になっている点も改善すべきであります。 次に,国民健康保険会計補正に関してでありますが,保険料を平均5%,最高限度額を2万円アップの37万円に引き上げることは絶対反対であります。今回の値上げに関して多くの団体から反対陳情等が出されており,そのいずれもが,相次ぐ値上げで負担能力の限界に達していることを訴えているのであります。特に,保険料値上げの原因をなしている医療費の増高に対しては,十分な手が打たれていないことは問題であり,今後,国保連に対しても,レセプトチェックを診療内容にまで迫る厳しいものに改善するよう,働きかけることを求めておきます。 そのほか,国による医療制度の抜本改正,改善の兆しのある収納率のより一層の改善,加入率の向上,国や道費の補助の拡大などをもって保険料は値上げを避けるべきであります。 次に,衛生費に関連してでありますが,精神障害回復者の社会復帰センターの施設整備がおくれており,一刻も早く建設されなければなりません。同時に,家族会等が努力をしている小規模授産施設としての共同作業所に対する本市独自の補助要綱を速やかに制定すべきであります。 次に,土木費のうち,冬季道路交通情報システムの整備費に関してでありますが,降雪予測解析装置設置等にかかわる雪対策研究会においては,早急にその具体的計画を確立すること。また,厚別西地区の開発に件い,函館本線江別街道踏切の立体交差のため,事前の調査を急ぐ必要があります。また,森林公園駅を利用する地域住民の利便を図る対策として,野津幌川に橋の建設について検討をすべきであることを指摘をしておきます。 次に,商工費に関連してでありますが,都市開発公社が地下街の入店選定に当たり,通常ルール以外の方法を提示したり,本市との協議のないまま大規模拡張構想を先行させるなど問題が多く,同公社に対しては,今後厳しい指導と監督を行うよう求めます。 最後に,消費者対策費に関してでありますが,このたび灯油代金が不正に請求された事件が報道をされておりますが,灯油が市民にとって生命にかかわる必需品であるだけに,一部の業者による心ない所業とはいえ,きわめて遺憾なことであります。灯油は,信頼をもとに安定的な取引が望まれることは当然であり,それを前提にこれまで本市も奨励している灯油の共同購入にも悪影響を与えるものであり,消費者を守る立場から,業界に対してモラル向上のため,厳重な指導を行うべきであります。以上で私の討論を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,小田信孝君。 (小田信孝君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆小田信孝君 私は,ただいまから,公明党議員団を代表いたしまして,本定例議会に付議されました昭和62年度各会計補正予算案を中心とした請議案にはいずれも賛成の立場から,また,請願第3号ないし第14号及び陳情第5号,同第6号に対しては不採択とする立場から討論をいたします。 まず,最初に,今回の肉づけ予算を一般会計,特別会計,企業会計の全体の規模について見てみますと,繰り上げ充用の補正額を除いて,前年度の当初予算と比較しますと4%の伸び率を示しており,国の予算,地方財政計画の伸びを勘案しますと,それなりの評価ができるのであります。また,その事業内容について見ますと,最大限とも思われる特定財源と,100億円に及ぶ財政調整基金等を投入し,市民生活の向上等のため多くの単独事業をも予算化していることは,了とするところであります。 次に,今議会,主たる議論の中心になった問題点に焦点を絞って触れてみますと,まず保育料の改定についてであります。 昭和61年度の値上げに続き,今回も4.99%の値上げが見込まれていますが,このような料金改定は,市民生活,とりわけ小さな子供さんを持つ家庭の経済に直接影響を及ぼすわけでありますから,それだけに慎重を要する問題と考えます。しかしながら,制度上の視点から見ますと,保育経費の増加に伴って,保護者負担分がアップすることについては,ある程度はやむを得ないこ思いますが,しかし,保護者負担にもおのずから限界もあろうかと考えます。 そこで,今回の改定について見ますと,総額的には12億5,000万円の一般市費を持ち出し,保護者負担の軽減を図り,他の政令都市と比較して上位グループの軽減率を確保していること。また,札幌市,近郊都市及び道内の主要都市の保育料の比較においては,最低限が保持されていることは,それなりに努力をされたものと判断できるものであります。 また,わが党が以前から要望しております低所得者階層の保育料の設定についても,配慮がなされていると思います。したがって,今回の改定はやむを得ないものであると考えます。今後におきましては,低所得者階層の保育料の設定に当たっては,保護者負担の軽減に意を用い,慎重な判断と十分な配慮をもって検討されることを要望いたします。 次に,国民健康保険料金の改定についてであります。 今回,提案されました保険料の改定を見ますと,昨年32億5,000万円余の一般会計繰入金を約15億円を上回る47億8,400万円を繰り入れして,被保険者の負担を配慮され,5%の改定にとどめていることは,本市の財政事情から考えますとやむを得ないものと考えます。 また,今回の改定に当たって,わが党が主張した年金生活者を中心とした60歳から64歳までの,いわゆる老年低所得者についての保険料負担の緩和については,減免を拡大する旨の回答がありましたことは,長年,社会に貢献されてきた方々には,安心して生活していただくためにも評価できるものであります。 そこで,国保会計の健全化を図るためには,これ以上の累積赤字をふやさない努力をここに要望するものであります。そのためには,まず,保険者として実効ある収納対策を実施することはきわめて大切であり,特に本年からは,負担と給付の公平を図る見地からも,滞納者に対して厳正な措置を講ずるとともに,悪質滞納者については毅然たる態度で臨むことを強く要望するものであります。 また,以前から指摘している国民健康保険の医療保険制度は,根本的な改革を講じなければ健全な解決策が見出せないと考えます。今後の高齢化の進行は,被保険者はもとより,本市の財政運営に危機的状態を招くことは明らかであります。早期に制度改正を行うべく,関係方面へ強く働きかけるよう要望するものであります。 以上,問題を絞って申し上げてきましたが,第一部及び第二部議案審査特別委員会の審議の中で,わが党議員が指摘したそれぞれの意見・要望については,今後,十分配慮され,市政執行に反映されるよう要望します。また,今後の事業執行に当たっては,財源確保に努力してできる限り事業化を行って,景気浮揚と雇用を促進し,市民生活の向上を図ることを要望します。さらに,内部的には徹底した事務事業の見直しを行い,財源の効率的運用に努力されることを要望して,私の討論を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,小谷俵藏君。 (小谷俵藏君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆小谷俵藏君 私は,ただいまから,自民クラブを代表いたしまして,今議会に提案されております第一部及び第二部特別委員会において審査されました昭和62年度一般会計補正予算案並びにその他の諸議案につきましては原案に賛成,請願第11号から第14号までの保有料の値下げに関するもの,請願第3号から第10号まで及び陳情第5号の国民健康保険料の値上げ反対等に関するもの,さらには陳情第6号 保育料の値上げ反対については,残念ながら採択いたしかねる立場を明らかにし,討論をいたしたいと存じます。 最初に,今回の肉づけ予算の規模についてでありますが,繰り上げ充用関係の補正を除いた対前年度の伸び率は,一般会計で4.2%となっておりますが,この伸び率は国及び地方財政がともに財源不足に悩み,国の予算がおよそ前年度同額,地方財政計画が2.9%の伸びにとどまっていることを勘案いたしますと,高く評価できるものと考えるのであります。特に,景気対策あるいは市民生活の一層の向上のため,積極的に単独事業を盛り込んだ結果,道路,公園といった公共事業の伸び率が前年度対比で11.6%となっていること。 またこのために財政調整基金を初め,3基金で100億円を投入することとしていること等を考え合わせますと,市長の公約にもあります活力と個性と安らぎに満ちた街づくりに向けての積極的な姿勢が十分うかがわれるのであります。 本市の財政状況は,財政指標を見る限り,他の政令指定都市と比較してかなりの健全性を維持していると判断されますが,公債費比率や経常収支比率はやや悪化の傾向にあり,懸念される面もございますめで,より一層の計画的かつ効率的な財政運営を図ることにより,今後とも健全な財政を維持されますよう要望いたすものであります。 続いて,両特別委員会に付議されました諸案件の中で,主なものについて述べたいと存じますが,市長は,20世紀における本市街づくりの総仕上げ,これを踏まえた21世紀都市さっぽろの実現に向かって,より具体的な施策を展開をさせるため,本議会における提案説明の中で,一つには,経済の活性化を図り活力に満ちた都市づくり。二つには,世界に開かれた国際コンベンション都市づくり。三つには,緑にあふれ,雪を生かした美しい都市づくり。四つには,北の文化を大切にし,次の世代が伸び伸び育つ都市づくり。五つには,快適さと使利さのレベルアップを図り,暮らしやすい都市づくり。六つには,子供からお年寄りまで健康で思いやりに満ちた安全な都市づくりと,以上,六つの目標を述べられました。 そして,これらのテーマを踏まえ,札幌国際交流プラザの開設に向けての予算措置,64年分区を目指した区役所及び区民センター等の建設事業の促進,さらには,地区センターについて,一昨年の北白石,昨年の西岡・福住地区に引き続き3館目の建設に着手,また,児童公園46ヵ所を初めとする計66ヵ所の公園整備,さらには公園用地の取得にも積極的に取り組まれたことは多とするものであります。 また,下水道の処理水をふだんは水が枯渇している河川に流し,夏の清流復活と冬の雪対策としたアメニティ下水道モデル事業として安春川の整備を手がけることは,これからの札幌市における雪対策事業としても,大きく期待をいたすものであります。 次に,教育関係費においては,小中学校校舎や児童会館,プールなど,子供たちのための教育施設の一層の充実を図り,また,何年来の懸案であった総合体育館及び50メートル屋内プール建設のための調査費を計上されたことは,まことに時宜を得たものであります。 建設局にかかわるものとしては,道路新設改良事業を初め,街路事業,河川整備など,いままでより一層の努力を払われ,さらには,冬季道路交通情報システムの開発運用のための施策にも大きな期待を寄せるものであります。また,動物教育センター基本計画策定については,子供たち等に対しての動物の知識を得るための事業として,高く評価いたすものであります。 また,福祉の充実について,市民福祉活動の拠点施設として,各種機能を備えた社会福祉総合センターの建設に着手されることは,福祉活動の充実に一層の期待をいたすものであります。 さて,ここで,国民健康保険料について申し上げますが,自分の健康は自分で守る,このことが真の意味での医療費の抑制であります。札幌市においては,健康づくりセンターの開設を初め,市民スポーツの振興,地域や町内会ぐるみの健康づくりや運動の推進など,市長を先頭に健康都市さっぽろづくりに取り組んでいることを高く評価するものであります。 そこで,医療費についてでありますが,転入入院医療費については,本市の負担が10億とも20億とも言われていますところから,特に,北海道に対して大幅な補助金の増額を強く要望すると同時に,国保制度の広域化などに努力をしていただきたいことを要望いたします。 次に,保育料についてでありますが,本年も一般会計から12億5,000万円の資金投入により,政令指定都市の中でトップクラスの軽減率を維持していること。さらに,毎年値上げをすることにより,何年かに一度値上げをした場合には,たまたまその年に入所した子供の親にしわ寄せがいくわけで,そうならないよう努力していることなど,その取り組み姿勢を高く評価するものであります。 また,時の流れに合った保育料における適正負担を考慮する必要性から,昭和51年以来答申をいただいていませんので,そろそろ本市児童福祉審議会の意見をいただく時期と考えますので,検討していただきたいと思います。 終わりに,第一部及び第二部議案審査特別委員会の中で出されておりましたわが自民クラブ委員からの意見・要望につきましては,今後,本市行政執行に当たって十分生かされますよう要望申し上げ,わが自民クラブの立場を明確にいたしまして,私の討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,生駒正尚君。 (生駒正尚君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆生駒正尚君 私は,ただいまから,日本共産党を代表しまして,保育料及び国保料の値上げにかかわる議案第1号 昭和62年度札幌市一般会計補正予算,議案第2号 国民健康保険会計補正予算,議案第11号 国民健康保険条例の一部を改正する条例案及び,たばこ消費税の引上げを内容とする市税条例の一部改正にかかわる議案第22号 専決処分の件,以上4件に反対し,残余の議案24件に賛成,国保料・保育料の値上げ反対に関する請願・陳情14件の採択を主張する立場から討論を行います。 まず本会議での代表質問や委員会での質疑を通してわが党がただしたように,板垣市政が基本的に中曽根自民党内閣の軍事優先,臨調にせ行革政治に忠実に従った反市民的なものであることを指摘しておきます。 次に,本議会の焦点ともなった公共料金の値上げや増税について,わが党の反対の理由を申し上げます。 最初に,保育料の値上げについてであります。 第1に,共働きなど,保育所を利用している家庭の生活実態を無視した12年連続の値上げは容認できません。父母負担の限界を超えている保育料の不当な値上げの撤回をわが党は要求いたしましたが,これを拒否した市長の態度は全く遺憾であります。 第2に,保育料決定の自主性の放棄についてであります。 これまで本市は,政府の保育料徴収基準に従って,昨年までに11年間連続の値上げを行ってまいりました。ところが,今回は,法改正によって,保育料徴収事務が機関委任事務から団体委任事務となり,これまで保育料を拘束してきた国の徴収基準が,法的には何ら拘束力を持たないガイドラインに変わったのであります。したがって,本市が自主的に保育料を決定できるようになっためでありますから,父母の生活実態に見合う保育料にするためには,今回の値上げを見送るべきであります。しかし,国の基準にあくまでも固執し,値上げを強行しようとする市長の国への追随姿勢,自主性放棄の態度はきわめて問題であります。 第3に,公費負担を削減し,父母負担に転嫁する姿勢についてであります。 措置費の国庫負担が,51年度54.54%から62年度28.22%へと大幅に減らされている中で,本市持ち出しによる軽減率を43%から41%へと引き下げ,そのしわ寄せを父母負担に転嫁しようとするやり方,あまつさえ,今後の軽減率引下げをも示唆するなどはきわめて不当であり,容認できないのであります。 第4に,階層認定の特例適用による新たな父母負担の強化についてであります。 固定資産説の課税額による階層認定の特例適用を,低所得層である市民税非課税世帯のB階層にまで拡大して,現行無料のB階層中,285世帯を1段上の収入ランクと認定し,本市の財政運営上さして支障とならない増収額320万円を徴収しようとするのは,低所得層への全く冷たい仕打ちであります。 次に,国保料の値上げについてであります。 第1に,国の不当な国庫負担の大幅引き下げについてであります。 わが党の代表質問でも指摘しましたように,国庫負担の大幅引き下げが本市国保財政の破綻に拍車をかけていることは論をまたないところであり,そのツケを国保加入者に負担させる今回の改定は容認できません。 第2に,負担の限界を超えている国保料についてでありますが,理事者の答弁でさえ,国保加入者の54%は生活保護水準以下の低所得者であることを認めているように,圧倒的多くの加入者が,現行の保険料の支払いが困難となっているのであります。加入者のウエートが高い年収280万円の3人世帯で比較してみますと,国保は政管健保の3.6倍,本市職員共済の2.6倍になるなど,いかに国保科が高いかは明らかであります。したがって,わが党は,累積している国保会計の赤字は,昭和65年を目途に動き出している抜本的対策に合わせて対応することとし,負担の限界をすでに超えている国保料については,当面,少なくとも据え置くこと,このことを要求したのでありますが,あくまでも値上げを強行しようとする市長の姿勢はきわめて遺憾であります。 第3に,料率の特例によって生じている矛盾についてであります。 市長の提案では,最高限度額の37万円が,年収340万円の階層からかかってしまうのを,700万円の収入階層からとするために,告示方式による本来の料率100分の680を,特例によって100分の800としているために,割増し保険料を取られる階層が生じるのであります。年収200万円以上280万円までの階層,約3万8,000世帯がこの割増し保険料を取られ,合計で7億円もの多大な負担を強いられるという問題をわが党は指摘し,市長が政策的に行った保険料の調整に要する財源不足については,低所得階層にしわ寄せしないで,一般会計から別枠の繰入れで措置すべきことを強く要求したところであります。 第4に,均等割を2%引き上げ,所得割を引き下げることは,国の不当な指導に追随して,所得のない世帯や低い世帯により重い負担を強いるものであります。 第5に,滞納者に対する不当なペナルティーについてでありますが,今回の条例改定は,高い保険料負担に耐えられず,支払いができない世帯までも悪質滞納者として保険証を取り上げ,しかも,2万円の過料を科すことに道を開くものであり,こうした条例改悪は容認できません。 次に,議案第22号専決処分,すなわち市税条例の一部改正の件は,政府の地方財政を圧迫する国庫補助金カットの肩がわり財源としてのたばこ消費税にかかわるもので,市民負担強化に反対の立場から,承認することはできません。 次に,わが党が質疑の中でも触れた数点について,要望も含めて指摘をしておきます。 まず,もみじ台駐車場の不正料金徴収の問題については,今後,このようなことが起きないよう厳正なる措置を求めます。 都心部における公有地の活用については,本市が責任を持ってイニシアチブをとり,市民本位に活用すること,特に,教育大跡地,北大第二農場跡地などは,住民の要望をよく聞き,市民本位の活用が図られるよう積極的に対応することを強く要望しておきます。 新さっぽろ駅バスターミナルのビル化に関しては,厚別副都心公社が,売場面積1万4,000平方メートルもの店舗を計画しており,本市が大家となっている公設市場を初め,地元中小商店の経営を圧迫しないよう,十分な指導を求めるものであります。 次に,公設小売市場の問題であります。 今回の機構改革で,公設市場への本市の対応が,消費者対策から商店対策,市場対策へとさま変わりすることになったのに加えて,委員会の質疑の中では,将来,公設市場への本市のかかわりを外して,民間に払い下げることをも含めた抜本的再検討を来年度以降開始することが明らかにされました。 また,今回の補正予算に盛り込まれたもみじ台の公設市場を初め,この数年来,近代化の名による急ピッチの公設市場のシステム変更,すなわち対面自営方式からスーパー企業方式への転換が本市指導のもとで進められてまいりました。こうしたシステム変更は,入店者に改築に伴う膨大な負債と使用料の値上げを押しつけてまいりました。こうした中で,本市の責任を放棄するような新たな対応は,零細な入店者を2階に上げてはしごを外すに等しいものと危惧するものであり,本市の責任をきちんと果たすよう,慎重な対応を強く要望しておきます。 次に,教育の問題であります。 次代を担う青少年の育成は,重要な課題であります。落ちこぼしをつくらない。塾通いをしなくても済む学校教育の実現は,父母・子供たちの切実な願いであります。そのためにも,40人学級の早期実施,マンモス校の解消,全中学校での完全給食実現,高校入学制度の改善,急増する中学卒業生に対応した公立高校の増設などについて,真剣かつ積極的な対応を求めるものであります。 最後に,機構改革についてでありますが,市民生活の実態,切実な市民要求とのかかわり及び行政の整合性という側面から見た問題点を指摘しておきます。失業者の急増,パート労働の増大,季節労働者の雇用問題など,市民が切実に求めている勤労市民対策の機構強化が全くなされていないのは問題であります。 生活文化部の新設は,消費者対策と文化という異質なものを機械的に抱き合わせにしたもので,行政上の整合性から見ても問題があり,消費者の保護対策と文化問題が,それぞれ弱くなる危険性を持つものであります。 河川次長の廃止は,水害対策を軽視することにはならないか危惧をするものであります。 中高層建築物対策室は,体制が不十分であることを指摘しておきます。 さらに,児童会館の指導員や手話通訳者,ホームヘルパーなどの福祉対策が改善されていないことなどは問題であり,この点での職員定数を含めた今後の改善を強く求めるものであります。 以上で,私の討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,田中昭男君。 (田中昭男君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆田中昭男君 私は,ただいまから,民社クラブを代表いたしまして,今議会に提案されております昭和62年度一般会計補正予算案を初めとする諸議案のすべてについて,原案に賛成する立場から,また,国民健康保険料の値上げ反対,保育料の値下げに関する請願第3号から第14号,陳情5号,6号についてはいずれも不採択とする民社クラブの立場から討論をいたしたいと思います。 板垣市長は,今議会の提案説明の中で,5期日の市政に臨むに当たり,持てる情熱を精いっぱい燃焼させ,21世紀都市さっぽろの実現のため,心を新たにし,157万市民の負託にこたえたいとのかたい決意を述べられたところであります。私は,板垣市長の今後4年間にかけるこうした情熱を高く評価するものであります。 以下,今議会に提案されました数点について,要望いたしたい点も含め,意見を申し上げたいと思います。 まず財政でありますが,本市を取り巻く財政の環境は厳しさを増しており,とりわけ,自主財源の大宗をなす市税収入は,本年度伸び率が5.8%,現行の税制度創設以来2番目の低さであり,予算総額の伸び率も4.0%,指定都市移行後最低であります。こうした状況の中で,多様化する市民のニーズにこたえ,かつまた21世紀へ向けて,板垣市長は,精いっぱいの事業を盛り込んだ本年度予算を編成され,提案されたところであります。その苦労に深い敬意を表しておきたいと思います。 次に,総務局関係であります。国際交流プラザ運営費補助金,あるいは国際交流推進基金造成費については,他施策と合わせ,本市の国際化,国際都市札幌の街づくりに向け妥当なものと考えます。 また,64年度の分区に関連して,区役所・区民センター建設費及び用地取得費が計上されております。これらは,分区を控えてそれぞれ必要で,急がなければならない事業と考えられますが,分区については,それぞれ当該地域住民の大きな関心を呼んでいる問題でもあり,全体計画の早急な策定と住民の理解・協力を求める取り組みを要望するところであります。 また,民生局関係では,市民福祉活動の拠点施設として,各種機能を備えた社会福祉総合センターの建設,市内5番目の老人福祉センターの建設など,福祉の充実や高齢化社会に対応した施設・施策として評価できるものと考えます。一方,人口の高齢化が急速に進む中で,長寿社会において快適な生活の一助として,寝たきり老人の移動入浴の問題は,補正予算を組んでも実施されますよう要望しておきたいと思います。 経済局関係でございますが,本市の経済活性化を推進する上で,国際化の進展への対応は大きな課題の一つであります。今補正予算においても,国際都市札幌にふさわしい負担分が計上されており,本市の国際化への道筋の一環として,また,経済活性化の一翼を担うものと考えられ,評価できるものであります。 教育関係につきましては,幼稚園を初め,小中学校の新築あるいは増改築に意を用いられ,教育環境の充実に努められる姿勢は評価したいと思います。 あわせて,調査費が計上されております総合体育館及びプールにつきましては,スポーツを通じた健康づくりのための施策として,大きな位置づけをされながら調査されると考えますが,長期的な視点と雄大なスケールを持っての取り組みを要望するものであります。 次に,国民健康保険料の改定であります。 まず保険料を押し上げている膨大な医療費の抑制策として,実態調査を行い,指導する必要があると考えます。 保険料の引上げにつきましては,62年度も一般会計から47億8,400万円を繰り入れ,引上げ幅を極力抑制しており,したがって,本制度維持のためにはやむを得ないところであります。しかし,個々の加入者の実態を見ると,早期に一元化を中心とした制度改正を強く国に働きかけるとともに,収納率の向上についても,目標に近づけるよう,具体策の強化をなお一層図る必要があると考えます。 また,保育料の改定については,今後ともできる限りの軽減策,保育行政の充実に配慮されることを期待しつつ,このたびの改定はやむを得ないものと考えます。 以上,今議会に提案されました諸議案のすべてについて原案に賛成し,国民健康保険料の値上げ反対,保育料の値下げに関する請願第3号から第14号,陳情5号,6号については,いずれも不採択とする民社クラブの立場を重ねて明らかにいたしまして討論を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ほかに発言がなければ,討論を終結し,直ちに採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。 まず,請願第11号から第14号までの4件を一括問題といたします。 請願4件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立少数であります。よって,請願第11号から第14号までの4件は不採択と決定されました。 次に,請願第3号から第10号まで,並びに陳情第5号及び陳情第6号の10件を一括問題といたします。 請願8件及び陳情2件を採択するごとに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立少数であります。よって,請願第3号から第10号まで,並びに陳情第5号及び陳情第6号の10件は不採択と決定されました。 次に,議案第1号,議案第2号及び議案第11号の3件を一括問題といたします。 議案3件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立多数であります。よって,議案第1号,議案第2号及び議案第11号の3件は可決されました。 次に,議案第22号を問題といたします。 本件を承認することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立多数であります。よって,議案第22号は承認されました。 次に,残余の議案第3号から第10号まで,議案第12号から第21号まで,及び議案第38号から第43号までの24件を一括問題といたします。 議案24件を可決または承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,議案24件は可決または承認されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第2,議案第49号から第51号まで,及び諮問第1号の4件を一括議題といたします。 いずれも市長の提出によるものであります。 提案説明を求めます。板垣市長。 (市長板垣武四君登壇)
板垣武四君
◎市長(板垣武四君) ただいま上程をされました議案3件及び諮問1件につきましてご説明申し上げます。 まず,議案第49号は,固定資産評価審査委員会委員選任に関する件でございます。 本委員会の土地,家屋部会に属する委員でございました杉山成充氏は,去る4月28日死亡退任されましたので,同氏の後任者といたしまして前田昌宏氏を選任することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものでございます。 前田昌宏氏は,昭和26年に建設省に入省後,北海道開発局に勤務され,その後,北海道開発コンサルタント株式会社に入社され,現在は,同社の常務取締役に就任されている方でございます。 次に,議案第50号は,北海道公安委員会委員推薦に関する件でございます。 本委員会委員のうち,札幌市長の推薦にかかわる委員でございます福山卓爾氏は,来たる7月22日をもって任期満了となりますので,その後任者といたしまして,引き続き同氏を推薦することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものでございます。福山卓爾氏は,昭和27年に福山醸造株式会社に入社され,昭和47年2月から同社取締役社長に就任されており,この間,北海道広報委員会委員及び人権擁護委員等を歴任し,昭和56年7月から北海道公安委員会委員に就任されている方でございます。 次に,議案第51号は,株式会社札幌振興公社監査役選任に係る議決権行使の件でございます。 同社の監査役でございます西村 洋,森 孝平の両氏は,同社定款の定めにより,次の定時株主総会の終結時に任期満了となりますので,本市は,引き続き両氏を選任することにつき,同社株主総会において賛成の議決権を行使することを適当と認め,本案を提出したものでございます。 西村 洋氏は,昭和39年に弁護士の登録をされた後,札幌弁護士会副会長等を歴任され,現在は,人権擁護委員,札幌家庭裁判所家事調停委員,北海道収用委員会委員等をされており,昭和56年12月から株式会社札幌振興公社監査役に就任されている方でございます。 森 孝平氏は,昭和31年に札幌国税局を退職後,同年,公認会計士及び税理士の登録をされ,現在は,札幌中央監査法人代表社員をされており,昭和50年7月から株式会社札幌振興公社監査役に就任されている方でございます。 次に,諮問第1号は,人権擁護委員候補者推薦に関する件でございます。 本市を職務区域とする人権擁護委員であります瀬戸富永氏は,来たる6月14日をもって,また,上田叔子,馬見州一,越智喜代秋,黒澤松之進,高田悦子,高田英男の6氏は,来たる8月31日をもって,いずれも任期満了となり,さらに,同じく本市を職務区域とする人権擁護委員でありました坂野上 明氏は,転勤のため委員を辞任されましたので,馬見州一氏の後任者といたしまして畑中廣勝氏を,高田英男氏の後任者といたしまして冨士元 明氏を,坂野上 明氏の後任者といたしまして林 武氏をそれぞれ推薦することを適当と認め,またその他の5氏につきましては,引き続き推薦することを適当と認め,議会の意見を求めるため,本案を提出したものでございます。 上田叔子氏は,北海道婦人団体連絡協議会副会長等を歴任し,現在は,札幌市婦人団体連絡協議会会長のほか,北海道地方労働基準審議会委員,札幌市緑の審議会委員等をされており,昭和50年1月から人権擁護委員に就任されている方でございます。 越智喜代秋氏は,北海道教職員組合本部副執行委員長,社団法人北海道労働福祉協会会長等を歴任し,現在は,札幌地区労働組合協議会議長をされており,昭和53年5月から人権擁護委員に就任されている方でございます。 黒澤松之進氏は,長年,札幌営林局に勤務され,この間,日高営林署管理官等を歴任し,昭和53年5月に退職され,現在は,北海道高齢者同盟事務局長をされており,昭和56年7月から人権擁護委員に就任されている方でございます。 瀬戸富永氏は,長年,教職に携わり,本市の陵陽中学校長,向陵中学校長をされた後,本市学校教育部長,教育研究所長を歴任し,現在は,北海道女子短期大学教授をされており,昭和59年6月から人権擁護委員に就任されている方でございます。 高田悦子氏は,社団法人札幌市母子寡婦福祉連合会会長,札幌市児童福祉審議会委員等を歴任し,現在は,札幌市地方社会福祉審議会委員等をされており,昭和56年7月から人権擁護委員に就任されている方でございます。 畑中廣勝氏は,昭和32年に弁護士の登録をされ,札幌弁護士会副会長をされた方でございます。 林 武氏は,昭和29年に北海道新聞社に入社後,同社調査部次長,網走支局長等を歴任後,現在は,同社編集委員をされているほか,信州大学経済学部客員講師をされている方でございます。 冨士元 明氏は,長年,教職に携わり,本市学校教育部指導室長,柏中学校長等を歴任し,現在は,本市教育委員会社会教育指導員をされている方でございます。 以上で,ただいま上程をされました各案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようにお願いを申し上げます。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの市長の説明に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,直ちに採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。まず,議案第50号を問題といたします。本件に同意することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立多数であります。よって,議案第50号は同意されました。 次に,残余の議案第49号,議案第51号及び諮問第1号の3件を一括問題といたします。 議案第49号については同意することに,議案第51号については可決することに,及び諮問第1号については推薦することを適当と認めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって。議案第49号については同意することに,議案第51号については可決することに,及び諮問第1号については推薦することを適当と認めることに決定されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第3,決議案第1号 大都市税財政制度に関する調査特別委員会設置の決議及び決議案第2号 交通問題等に関する調査特別委員会設置の決議を一括議題といたします。 両件は,全議員の提出によるものでありますので,直ちにお諮りします。 両件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,決議案2件は可決されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,日程に追加いたしまして,ただいま設置されました大都市税財政制度に関する調査特別委員会及び交通問題等に関する調査特別委員会の委員の選任を議題といたします。 本件につきましては,委員会条例第5条第1項の規定により,当職から指名します。 各位のお手元に配付の委員名簿のとおり指名いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,委員名簿のとおり,それぞれ選任されました。 ―――――――――――――――――― 大都市税財政制度に関する 調査特別委員会委員名簿 越智 健一 加藤 隆司 柴田 薫心 室橋 一郎 佐藤 寿雄 高橋 忠明 大越 敏幸 工藤 勲 伊与部敏雄 澤木 繁成 川口谷 正 西村 茂樹 猪熊 輝夫 常見 寿夫 政氏 雅 本舘 嘉三 森 健次 小谷 俵藏 八田 信之 千葉 英守 高橋 重人 荒川 尚次 田中 昭男 (23人) 交通問題等に関する調査特 別委員会委員名簿 山田 長吉 田畑 光雄 見延 順章 山田信市郎 佐藤美智夫 常本 省三 武市 憲一 湊谷 隆 赤田 司 富田 新一 吉田 哲男 南 二郎 松浦 忠 山本 長和 唯 博幸 丹野 勝 小田 信孝 磯野 開丈 長岡 武夫 村山 優治 小川 勝美 生駒 正尚 福士 勝 (23人)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) さらに,日程に追加いたしまして,大都市税財政制度に関する調査特別委員会及び交通問題等に関する調査特別委員会の委員長の選任を議題といたします。 (見延順章君「議長」と呼び,発言の許可を求む) O議長(吉野晃司君) 見延順章君。
(発言者未割当) 発言者未割当
◆見延順章君 大都市税財政制度に関する調査特別委員会及び交通問題等に関する調査特別委員会の委員長の選任につきまして,指名推進の動議を提出いたします。 すなわち,大都市税財政制度に関する調査特別委員会の委員長に加藤隆司君,交通問題等に関する調査特別委員会の委員長に富田新一君を,それぞれ推選することの動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの見延議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,大都市税財政制度に関する調査特別委員会の委員長に加藤隆司君,交通問題等に関する調査特別委員会の委員長に富田新一君がそれぞれ選任されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第4,議案第52号 札幌市議会事務局設置条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 本件は,全議員の提出によるものでありますので,直ちにお諮りします。 本件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,議案第52号は可決されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 最後にお諮りします。 各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載の請願・陳情につきましては,各委員長から閉会中継続審査としたい旨の申し出がありますので,その申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 以上で,本定例会に付議の案件はすべて議了いたしました。 ここで,近く退任されることになりました河崎和夫助役及び神戸隆一助役並びに津坂俊一収入役から,各位にごあいさつしたい旨の申し出がありますので,順次ご紹介します。 まず,河崎助役。
河崎和夫君
◎助役(河崎和夫君) 長い期間,大変お世話になりましたが,今回市を退職することになりました。特に,最後の8年間は,助役として大変重要な仕事をさせていただきまして,市政の街づくりの上で,いささかなりとも寄与できたことを感謝申し上げている次第でございます。 また,この間市議会の議員の皆様方には大変温かいご指導あるいはお励ましなどをいただきまして,感謝申し上げる次第でございます。 したがいまして,私といたしましては,大変満足できる状況で市を退職できますことをうれしく存じております。 議員の皆様方におかれましては,ますますご健勝でご活躍されますことを祈念を申し上げまして,一言ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,神戸助役。
神戸隆一君
◎助役(神戸隆一君) 退任のごあいさつを申し上げます。 私は,来たる5月31日をもちまして任期満了のため助役を退任することになりました。 昭和28年に本市職員として採用になり,自来34年経過いたしました。特に,最近の5年間は,収入役,助役として大変お世話をいただきました。 生来,趣味のない人間でございます。したがいまして,格好よく言いますと,仕事を趣味として今日に立ち至ったように感じております。この間,各セクションにおきまして,画期的な,そして重要な仕事を企画そして推進することができました。その過程で,困難な局面にも幾つか立ち至っております。その都度,恩情ある議員の方々のご助力をいただいて,何とかクリアをすることができたと思っております。厚く感謝を申し上げます。 発展する本市の市政におきまして,議決機関としての役割は,ますます大きくなるものと存じます。ご健勝のうちご活躍されますことを心からご祈念を申し上げまして,御礼のごあいさつといたします。長いこと,本当にありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,津坂収入役。
津坂俊一君
◎収入役(津坂俊一君) ごあいさつを申し上げたいと思います。 私もまた,任期の満了によりまして,収入役を退任することになりました。 昭和28年札幌市に勤務いたしまして,以来,34年余になりますが,おかけをもちまして,微力ではございましたが,その職責を全うすることができました。これも皆様方のご指導,ご鞭撻によるものと深く感謝をいたしております。 これからは,いままでの経験を生かしまして,多少なりとも札幌市に役立つような道を進んでまいりたいと存じております。 いま一挙に申し上げましたけれども,やはり万感の思いがするのでございます。今後とも変わりませぬご指導を心からお願い申しますとともに,皆様方の一層のご発展を心からご祈念申し上げまして,ごあいさつにさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,川上議会事務局長から退任のあいさつがあります。
川上光二郎君
◎事務局長(川上光二郎君) 議会事務局長のゆえをもちまして,この神聖な本会議場におきまして,退任のあいさつの機会をちょうだいいたしましたことは,私にとりまして身に余る光栄でございます。深く感謝を申し上げます。 この10年間,皆様方のご厚情の支えによりまして,大過なく務めさせていただきました。本当にありがとうございました。まことに簡単でございますが,感謝の念を申し上げまして,ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これをもって,昭和62年第2回札幌市議会定例会を閉会いたします。