札幌市議会 会議録検索システム(昭和63年第1回定例会 1988-03-25 第6号)
1988-03-25/発言 95 件 / 原本(札幌市議会)
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吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。 出席議員数は65人であります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 本日の会議録署名議員として青木 護君,湊谷 隆君を指名します。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。
山本浩介君
◎事務局長(山本浩介君) 報告いたします。 野間義男議員は所用のため本日の会議を欠席する旨,届け出がございました。 昨日,市長及び教育委員会委員長から,昭和62年第4回札幌市議会定例会及び昭和63年第1回札幌市議会臨時会において採択されました請願・陳情の処理の経過及び結果の報告がそれぞれ提出されましたので,その写を各議員控室に配付いたしました。 本日の議事日程,議案等審査結果報告書,請願・陳情の審査結果報告書及び請願・陳情の受理付託,取下げ一覧表はお手元に配付いたしております。以上でございます。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより議事に入ります。 日程第1,議案第1号から第48号まで並びに請願第47号,請願第50号から第52号まで,陳情第60号,陳情第63号,陳情第64号及び陳情第94号の56件を一括議題といたします。 委員長報告を求めます。 まず,第一部予算特別委員長 政氏 雅君。 (政氏 雅君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎政氏雅君 第一部予算特別委員会に付託されました議案26件及び請願・陳情4件につきまして,その審査の結果をご報告いたします。 この場合,各局ごとに主なる質疑を中心に順次ご報告いたします。 最初に,総務局について。 総務管理費では,昭和63年度予算は,基金会計からの繰り入れが大幅に減少しているが,理由は何か。また,市民要望があれば基金を財源として積極的に補正予算を組む考えはあるのか。都市計画税は,均一課税が原則とのことだが,東京都は不均一課税の実施を決定しており,本市としても小規模宅地を所有する住民の負担軽減のため,不均一課税を実施すべきと考えるがどうか。市民生活に重大な影響を及ぼす大型間接税の導入に対して,市政をあずかる市長として,反対の態度を明確に打ち出すべきではないのか。新年度に発売を予定している国際交流やスポーツ振興の宝くじ収入は,どのような事業に充当するのか。原価主義に偏った今回の料金改定は,市民の生活実態や経済状況を無視したものであり,撤回すべきと考えるがどうか。 私費留学生の生活は,円高の影響を受けて厳しい状況にあるというが,その実態をどう把握しているのか。また,留学生の相談を受ける窓口はあるのか。雪まつりの期間に国際的なイベントを開催し,各国に積極的な参加を呼びかけていくべきではないのか。また,自治省は国際化に対応する目的で,地方団体共同事業として海外事務所を順次設置するようだが,本市としても物産展等の情報収集,提供などの目的で参加していくべきではないのか。 遊休市有地は,有効利用計画を積極的に策定し,資産の効率的な運用を図るべきではないのか。特に,都心から近く,自然環境に恵まれた山本地区の埋め立て完了後の用地については,スポーツ振興と採算性を考慮し,冬はクロスカントリースキーコース,夏は公営のゴルフ場として整備する考えはないのか。公文書公開制度は,多額な経常経費を要する施策であり,活発な利用が望まれることから,今後市民に対し制度内容等を十分にPRすべきと考えるがどうか。 職員費では,4週6休制は,市民サービスの低下や職員の勤務条件の悪化が生じないよう十分配慮し,早期に実施すべきと考えるがどうか。職員の高齢化は,年齢に見合う役職が得られないなど,士気の低下を招くおそれがあることから,今後プロジェクトチームを設置し,対応策を検討すべきではないのか。特に,管理職の勧奨退職促進や出資団体に再就職した元職員に対する65歳定年制の導入及び6年間の在職期間設定などの効果的手段を検討すべきと考えるがどうか。開発予定区域を指定する担当部局と,区画整理により当該区域を開発する場合の担当部局が異なるため,市民にわかりづらい面があるので,指定から開発までを同一局に一元化すべきと考えるがどうか,等の質疑がありました。 次に,財政局について。 税務費では,市税は滞納額が54億円にも上っており,臨時税務対策室を設けるなど機構の充実を図り,積極的に滞納整理を行うべきではないのか。また,西区固定資産税課税漏れの賦課決定等,その後の経過はどのようになっているのか。 諸支出金では,高速電車事業会計への一般会計の繰出金は,これまでも一定のルールに基づいて措置されているが,地下鉄の経営上の長期的安定を図ることからすれば,新たな制度を創設するなどして,さらに増額すべきではないのか,等の質疑がありました。 次に,企画調整局について。 企画調整費では,千歳・札幌間に導入が検討されているリニアモーターカーは,新千歳空港の国際化による利用客の増加に対応するため,当初から複線で建設すべきと考えるがどうか。仮称財団法人地域総合整備財団出捐金5,000万円が計上されているが,この財団の設立については,自治省と大蔵省などとの話し合いがつかず,閣議決定もされていない状況にあることから,これらの問題が解決されるまで予算化を見合わせるべきではないのか。多極分散型の国土形成を図るため,1省庁1機関の地方移転が進められようとしているが,本市としてはこれにどう対応していくのか。また,どのような機関を誘致することが望ましいと考えているのか。 都心部にありながら発展がおくれている創成川の東側地区の整備について,これまでどのような検討を加えてきたのか。教育大跡地は文部省が本市の意向を優先する姿勢であることから,住民意思を尊重し,全体を公共施設用地として利用すべきと考えるがどうか。21世紀に向けたまちづくり政策の推進に当たっては,各分野で活躍している人材の確保及び育成を十分に考えながら進めていくべきではないのか。札幌国際エアカーゴターミナル株式会社に出資をする理由は何か。市立幼稚園の設置は,1区2園の方針であるが,分区予定の64年に向けて何園建設する考えなのか。 ユニバーシアード大会費では,ユニパーシアード冬季大会の開催に向けて,組織委員会や事務局をどのような体制で発足させる考えなのか。また,通訳等のボランティア確保の見通しはどうか。さらに,大会を盛り上げるための市民参加の促進という観点から,広く市民の意見を聞く窓口として,ユニバーポストと呼べるようなものを設置してはどうか。 都市計画費では,菊水上町地区の住環境整備モデル事業推進のための調査結果と,それを踏まえた整備計画はどのようなものか。 都市開発費では,札幌駅前周辺地区整備構想は54年に作成されているが,方針に変更はないのか。また,鉄道高架を南北に縦断するJR札幌駅の連絡通路はどのような整備計画になっているのか。市立札幌病院の移転先として,桑園地区が候補地として取りざたされているが,市民の利便性を考慮した場合,将来計画を含め,地下鉄の利用できる地区への移転が望ましいのではないのか。豊平橋南住環境整備モデル事業の整備状況はどのようになっているのか。また,地元住民の疑問には説明会を開いて答えていくべきではないのか。 次に,エイトビルに関して。河村ビル開発が本市持ち分の取得を前提とした活性化計画を立てている以上,計画が具体化した後の売却中止は難しいことから,硬直化を指摘されている同社の資金力は現時点で十分に調査すべきと考えるがどうか。札幌振興公社の常務は,売却決定まで本市持ち分の貨し付けも考えられると述べているが,本市も同様の見解なのか。平安閣は持ち分の売却代金受領で十分に資力があったにもかかわらず,本市は退店直後に行うべき文書による原状回復要求を3月7日になって実施したことなどから,いままで原状回復のおくれを容認してきたと考えるがどうか。河村ビル開発は,時価100億円と言われる本市持ち分を低価格で購入できる見込みから,転売による利益を目的にしていると考えるがどうか。また,十分な活性化計画を示さないまま,保証金を支払って本市テナントを退店させるなど,地上げ行為を行っている以上,もはや売却対象とはなり得ないと考えるがどうか,等の質疑がありました。 これらに対し理事者から,持ち分の売却に当たっては,5年間の転売禁止期間を設けたいと考えている。また,現在エイトビルを活性化するという状態の中で,5条件を示して交渉しており,5条件が整うのであれば,河村ビル開発も売買の相手方にしたいと考えている旨の答弁がありました。 団地造成会計では,仮称アート団地の造成目的は何か。また,この事業によって,地元企業の育成強化にどのような効果が期待できるのか等の質疑がありました。 次に,市民局について。 総務管理費では,昭和35年以来同一業者が広報さっぽろの印刷を受注しているが,1社独占との批判を受けることのないように,発注の方法を改めるべきではないのか。 企画調整費では,芸術の森を訪れる体の不自由な方や乳幼児ヘの配慮として,車いすやベビーカーを常備する考えはないのか。小規模授産施設で製作した工芸品などを芸術の森センターの売店に陳列できないのか。また,各区で催される成人式の記念品にすることを考えられないのか。芸術の森基金の積み立て状況と目標達成見通しについてはどうか。区民センターなどの施設は市民に有効利用されることが目的であることからすれば,大幅な収入増が見込まれない今回の使用料改定はやめ,むしろ,研修講座,受講生のサークル化等の利用促進策を積極的にとるべきではないのか。 青少年婦人活動費では,婦人文化センターについては,利用者が多いことから施設の拡充等を行うべきではないのか。また,狭隘化が目立つ青少年センターを改築する考えはないのか。こども劇場の入場料金や開館時間などの設定はどのような考えで進めているのか。 労働費では,季節労働者の雇用対策は,勤労市民課の機構強化や冬期雇用対策事業の明確な予算化などで充実を図るべきと考えるがどうか,等の質疑がありました。 次に,環境局について。 清掃費では,本市の処理するごみ量は,人口の増加及び生活様式の多様化等により増加する傾向にあるが,将来の処理計画はどうか。週1回のごみ分別収集方式への移行に伴い,分別収集に対する市民意識の啓発にどのように取り組んでいくのか。また,公共施設の中に燃えないごみ用の分別ごみ箱を設置する考えはないのか。プラスチック系のごみは,ボイラー水管の腐食原因となっているが,建設予定の新発寒清掃工場ではどのように処理する考えなのか。また,最近油に変える技術が開発されたことから,再利用も検討すべきと考えるがどうか。 公園緑化費では,森林保全基金は,計画されている5億円では十分な果実が得られないと思われるので,民間に寄附を募るなどして,増額を図るべきと考えるがどうか。また,神社・仏閣等の境内の森は市街地の貴重な緑であり,緑保全地区に指定するなどして,積極的に保護すべきと考えるがどうか。次期5年計画に当たっては,各区ごとの公園面積に十分配慮し,地域格差を是正する方向で計画を策定すべきではないのか。水と緑を生かした河川緑地の整備に当たっては,河川改修計画の初期の段階で河川管理者と協議ができる機関の設置を考えられないのか。児童公園は,町内会等に水の管理を委託して水遊び場を設け,子供が身近で自然を体験できる施設にすべきと考えるがどうか。道が聾学校移転用地として一部の取得を表明している北大第二農場跡地は,早急に利用計画を策定し,残りの用地を確保すべきと考えるがどうか。 定山渓地区振興策の一環として設置された水生植物園等の維持管理を,現在は観光部が行っているが,専門的技術を持った緑化推進部が行うべきではないのか。また,貴重な観光資源となる定山渓ダムの完成を控えて,ダム周辺の公園化をどのように進めていくのか。百合が原公園の利用者数が低迷していることから,博覧会終了後に新しく完成した温室などを積極的にPRするほか,市民が気軽に参加できるイベントの開催を検討してはどうか。 動物園費では,ウサギなどの小動物を放し飼いにしているこども動物園のコーナーは狭隘であるが,拡充する考えはないのか。また,仮称動物教育センターの設置目的は何か。動物園の遊戯施設は子供たちが主に利用するものであるから,現行料金に据え置くべきではないのか,等の質疑がありました。 次に,消防局について。 放火は,住民のつながりが希薄な大都市に特有の犯罪と言われており,今後,関係部局と協力し,コミュニティー活動の推進など根本的な防止対策に取り組むべきと考えるがどうか。多くの自治体で設置している婦人防火クラブは防火思想の普及向上に効果的と思われるので,本市においても設置すべきと考えるがどうか。女子消防職員は,女性特有の感覚を持って老人世帯などに防火指導を行っているが,さらに,64年度分区に向けて増員をしていくべきではないのか。救急車は,搬送する患者の容体に十分配慮し,適正な車内温度に調整すべきではないのか,等の質疑がありました。 次に,教育委員会について。 教育委員会費,幼稚園費,小学校費,中学校費,高等学校費,学校整備費,学校保健費では,本市の教職員組合は,全国的に見てその組織率が高いが,教育行政を進める上での障害となるようなことはないのか。心の豊かさを目指す道徳教育はどのような基本的考え方で進めているのか。学校教育功績者表彰制度は,一般教員が全く表彰されていないことから,一定枠を設けるなど運用方法の改善を図るべきではないのか。 米飯給食は,炊飯作業を外部委託するなどして回数増を図るべきと考えるがどうか。また,使用する米は,すべて道産米に切りかえるべきではないのか。教育相談室は,利用件数が年々増加していることから,増員による体制強化を図るべきと考えるがどうか。教員の自主性が失われるなどの問題点を指摘されている初任者研修制度は,どのような認識に基づき,来年度からの実施を決定したのか。指導主事による学校訪問が十分に行われていないが,学枚数に比較して人員が不足しているのではないのか。高校在学1年未満の退学者が多いことについて,どう現状を認識し対策を講じているのか。女子教員の妊娠に伴う,体育授業の軽減を図る方策として,代替講師を配置すべきではないのか。学校におけるインフルエンザ予防接種の実施状況はどうか。また,教育委員会として,今後もインフルエンザの予防接種を続ける考えなのか。 社会教育費では,国営滝野すずらん丘陵公園内に建設中の大規模宿泊施設の概要及び進捗状況はどうか。また,今後野外活動がますます活発になることにより,施設の不足が懸念されるが,将来展望はどうか。市民会館は建築後30年が経過し,施設規模が人口に見合わなくなっているので,早期に建てかえるべきではないのか。また,本庁舎が手狭となっていることから,第二庁舎の建設も検討すべきと考えるがどうか。 図書館利用率の促進策の一つとして,図書離れをしていると言われる若者を引きつけるコーナーなどを新設することはできないのか。藤野地区センター図書室は,図書館法に基づく司書の配置など体制づくりを検討できないか。 続いて,いわゆる学童保育に関して,4月から児童会館8館における児童クラブの開設が予定されているが,新5年計画の中で,すべての児童会館に児童クラブを開設していく考えはないのか。児童クラブの開設によって,近隣の児童育成会が助成基準を下回る児童数となっても,一定期間は助成を行うなどの経過措置をとることはできないのか。児童クラブの開設に関しては,児童育成会の指導員などで構成されている団体はもとより,児童を受け入れる側の本市職員組合との間にも解決しなければならない問題が残されており,これらの団体との合意が得られるまでは事業の展開を控えるべきではないのか。また,教育委員会は道に対しても,留守家庭児童対策への補助金を要請すると明言していながら,今日まで何ら働きかけをしていないのはなぜか。児童クラブの開設に関して,関係団体が教育委員会との話し合いを拒否している理由は何か。また,いつまでも話し合いを拒否された場合には,どのように対応するのか,等の質疑がありました。 これに対し理事者から,児童会館における留守家庭児童対策事業は,民間の学童保育所に通う子供たちだけを対象とするものではなく,学童保育所に入れない子供たちや,新しく小学生となる子供たちのことを念頭に置いて進めるべきものと考えている。今後も関係団体の了解を得るため,話し合いができるように努力を続けていくが,いつまでも話し合いができない場合には,教育委員会としての責任を全うするという意味から,新たな決断をしなければならないと考えている,旨の答弁がありました。 体育費では,冬季アジア大会は,再度の日本開催が決定した場合,諸施設が整備され,第1回大会の経験を持つ本市で開催すべきと考えるがどうか。国体に向けて,地下鉄大谷地駅と厚別競技場の間のアクセス道路はどのような内容で事業化される見通しか。宮の森ジャンプ競技場は,夏に国際大会を実施するなどして,より有効に活用すべきと考えるがどうか。プールの飛び込み施設は,新5年計画で設置すべきではないのか。冬季間の学校開放に当たって体育館の暖房基準を緩和する考えはないのか,等の質疑がありました。 最後に下水道局について。 雨水を地下に浸透させる浸透式下水道の調査研究の成果はどのようなものか。また,事業化の見通しはどうなのか。都心部のビルから発生する下水の悪臭の原因と防止対策はどうなっているのか。また,ビルの管理者や所有者に対する指導はどのように行っているのか。 創成川・茨戸両処理場は排出河川の汚濁が激しいので,早期に高度処理を実施すべきと考えるがどうか。また,市街化調整区域の下水道整備はどの程度の面積及び人口を対象に行う考えなのか,等の質疑がありました。 以上が,本委員会における質疑及び答弁の概要であります。 引き続き,付託されました全案件を一括して討論を行いましたところ,自民党・高橋忠明委員,社会党・猪熊輝夫委員,公明党・柿崎 勲委員,自民クラブ・千葉英守委員,共産党・飯坂宗子委員,民社クラブ・田中昭男委員から,会派を代表して,それぞれの立場から意見の表明がありました。 討論終結後,採決を行いましたところ,議案第1号中関係分,議案第12号,議案第19号から議案第23号まで,議案第27号,議案第30号及び議案第34号から第41号までの以上17件については賛成多数で可決すべきものとし,請願第50号中関係分,請願第51号中関係分,請願52号及び陳情94号中関係分の以上4件については賛成少数で不採択とすべきものとし,議案第3号,議案第8号,議案第9号中関係分,議案第11号,議案第18号,議案第43号,議案第44号,議案第47号及び議案第48号の以上9件については,全会一致可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,第二部予算特別委員長 柴田薫心君。 (柴田薫心君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎柴田薫心君 第二部予算特別委員会に付託されました議案24件及び請願・陳情7件について,その審査結果をご報告いたします。 この場合,各局ごとに,主なる質疑を中心に順次ご報告をいたします。 最初に民生局について。 社会福祉費では,ウタリ住宅建築資金貸付金について,国及び道の補助率と限度額の引き上げを強く要望すべきと思うがどうか。生活館の生活相談員制度を充実させるべきではないか。また,生活館使用料が値上げとなるが,その算出根拠はどうなっているのか。専従の手話通訳者の増員及びボランティア手話通訳者の養成について積極的に対応すべきと思うがどうか。明年度から国庫補助を受けて学童・生徒のボランティア活動普及事業を実施するとのことだが,さらに,本市独自で協力校の増設等を図る考えはないのか。肺機能の低下した在宅身体障害者に対して吸引器の貸し出し等の助成を行うべきと思うがどうか。区社会福祉協議会の設置に当たっては,屋上屋となることのないよう,その位置づけを明確にし,十分に機能するよう配慮すべきと思うがどうか。家庭奉仕員講習会推進事業を63年度から厚生省が実施するが,本市も予算化し,積極的に推進すべきと思うがどうか。 児童福祉費では,保育料の改定理由に,保育料の据え置きは市民負担の公平を失するとしているが,一般会計からの財源の持ち出しも含め,市の基本的な考えはどうか。保育料のあり方等については,社会福祉審議会で審議中であるが,答申が出るまで値上げは見送るべきではないか。今回の値上げによる増収分は約6,500万円であり,本市が負担したとしても財政上の影響は少ないと思うがどうか。また,国に対して,保育所措置費の国庫負担率の削減撤回など,どのような働きかけを考えているのか。適正な保護者負担と公費負担の観点から,国・市・保護者の三者が等分に負担すべきと考えるがどうか。 老人福祉費では,寝たきり老人に対する保健・福祉・医療サービスが連携した総合的な在宅ケア対策についてどのような取り組みを行うのか。新5年計画におけるデイ・サービス事業の整備については,もっと拡充すべきと思うがどうか。老人専用バスの土曜・日曜の運行についてどう考えるか。緊急通報システムについて,実施地区,方法,効果などどのように考えているのか。社会福祉法人北海道ハピニスが特別養護老人ホームの建設計画を中止した際の地主等に対する未払金については,法人全体の責任であり,本市としても強力に指導を行い,解決を図るべきと思うがどうか。 大友恵愛園の入居老人に対する預金通帳の改ざん問題について,拓銀は,もろもろの経過から見て3月2日以前に知っていたと思うが,市はどのように考えるのか。また,拓銀に対しては,単なる注意を行うだけでなく,本市の指定金融機関の解除をも含め,毅然とした態度で制裁措置を考えるべきと思うがどうか。大友恵愛園に対しては,理事長の早急な辞意を求めるとともに,施設の管理運営について本市が引き受けることを考えてはどうか,等の質疑がありました。 これに対して理事者から,拓銀に対する措置については,大蔵省銀行局の対応を見守りながら検討してまいりたい。また,大友理事長の辞任については,本市の基本方針に変わりはなく,理事長本人からも,後継者問題,借入金の返済の見通しなどを立てた後,しかるべき時期にやめたいと言っているので,それに期待を寄せている,旨の答弁がありました。 生活保護費では,保護辞退届は,事務処理上慎重を期するためとのことであるが,法的根拠がないのであれば,これをやめるべきと考えるがどうか。本市における不正受給の具体的な例及び件数はどのようになっているのか。 国民健康保険会計では,62年度の市税収入が91億円増となることから,保険料の据置きに必要な額をさらに一般会計から繰り入れて値上げをやめる考えはないのか。なお,年金生活者の老齢低所得者減免措置については,今後も継続すべきと思うがどうか。退職者医療制度による影響額及び保険基盤安定制度に対する評価はどうか。高額医療費の対策及び重複受診者の実態調査中間報告の状況はどうか。レセプト点検の体制を強化することに比例して誤った請求の発見率が上昇することから,今後も引き続き体制の強化を図る考えはないのかどうか。なお,道に対して,診療内容まで踏み込んだレセプト点検の強化を,さらには転入医療の実態とその影響額を的確に把握し,道費補助の増額をそれぞれ積極的に要請すべきと思うがどうか。 駆け込み申請に伴う病床数の増加は,より一層の医療費の増高を招くことから,今後どのように対処する考えなのか。若年層も含めた国保未加入者の加入促進策について,どのように考えているのか。保険料の収納率について,62年度目標の93%達成の見通し,及び63年度の目標値並びに今後の見通しはどうか。 老人医療会計では,入院患者付添い看護料の差額助成についてどのような考えを持っているのか。付添い家政婦について,紹介所を通さずに,病院独自で派遣している実態が見受けられるが,法的に問題はないのか,等の質疑がありました。 次に,衛生局について。 公衆衛生費では,病院の駆け込み建設に伴い,本市の病床数は,道の地域保健医療計画案から推定される必要病床数に対して約9,000床程度過剰となっているが,この解消策について,道との連携の中でどのような行政指導を考えているのか。保険医療機関の認定,取り消し等を行う北海道社会保険医療協議会に対して,過剰病床の解消のため,病床数の一律2割削減を要望することはできないのか。また,過剰となる病院の申請を拒んだことはあるのか。 世界・食の祭典の開催に当たり,食中毒防止のため,監視指導体制など,どのような対策を講じるのか。短期宿泊賃貸マンション,いわゆるウィークリー・マンションについては,厚生省の通知により今後どのような対応を行うのか。精神障害者の社会復帰のため,福祉型の施設整備を促進し,社会の受け入れ態勢を整えるべきと思うがどうか。 市民の健康促進の観点から,分区に伴う保健婦の増員,婦人科がん検診の無料化などを積極的に行うべきと思うがどうか。今後の保健所機能の基本的なあり方として,医療費の抑制のためにも,保健予防面に重点を置くべきと思うが,どのように考えているのか。保健所運営協議会の統合について,その役割が見直されているが,現状ではどのような考えを持っているのか。 公害対策費では,福井,盤渓地区及び平和地区の採石場移転問題については,住民の立場に立ち,早期解決に向けて積極的に関係者に働きかけるべきと思うがどうか。地下水節水指導要綱に基づく指導を具体的にどのように行っていくのか。また,今後の総合的な地盤沈下対策及び規制に踏み切る場合の基準について,どのように考えているのか。 河川の水質汚濁が基準値を超えている地点があるが,これらの基準値の達成時期及び具体策はどのようになっているのか。車粉に関する環境目標値の設定時期及びこの活用策はどうか。アスベスト対策について,実態把握について努めるとともに,関係部局との連携を図り,早急に対策を講じるべきと思うがどうか,等の質疑がありました。 次に,市立病院については,市立病院の移転場所選定に当たって,どのような条件のもとに検討し,現在,候補地としてどこを考えているのか。また,決定の時期はいつごろになるのか。高等看護学院は市立病院と一体的な場所に移転するとのことだが,移転時に施設の充実を図るべきと思うがどうか。南ケ丘分院等の給食業務の委託については,病院会計が好転している現状から見ても,その必要性がないと思うがどうか。3次救命救急センターの指定をぜひ受けるべきと考えるが,道との折衝の経過はどのようになっているか,等の質疑がありました。 次に,建設局について。 土木管理費及び道路橋りょう費では,62年度除雪費予算57億円余の執行状況及び不用額が出た場合の使途はどうか。生活道路も含め,交差点排雪を強化すべきと思うがどうか。家庭用小型融雪機の購入に対する助成や泥はね防止対策としての雨水ますのヒーティング化をそれぞれ検討してはどうか。雪対策推進研究会の中間提案の内容と今後の具体的な事業計画はどうか。また,降雪予測システムの活用方策はどうか。ロードヒーティング設置費補助について,基準等を見直すべきと思うがどうか。なお,国への補助の働きかけも検討すべきと思うがどうか。 都心部の魅力ある道路づくりに当たり,大通や薄野地区などの道路整備について,どのような計画を考えているのか。コミュニティー道路を中心とした道路整備,及び創成川も含めた都市河川の整備については,基本的な目標を定め,整備を進めるべきと思うがどうか。約5,000件に及ぶ無許可の可動看板等が放置されている一方で,道路占用料が値上げとなっているが,公平を欠くこととなるので,厳しく対応すべきと思うがどうか。また,屋外広告物の色彩規制を行うべきと思うがどうか。 63年度においてはスタッドレスタイヤ普及率の目標を50%に置いているが,モニター募集人員が4万人では不十分と思うがどうか。また,スタッドレスタイヤや安全運転技術講習会の受講者をふやすとともに,継続して実施すべきと思うがどうか。韓国産スパイクタイヤが輸入されているが,その実態を把握するとともに,指導すべきと思うがどうか。スパイクタイヤ使用規制条例の見直しに当たって,その準備を進めるとともに,スパイクタイヤの使用禁止及び罰則について,明文化すべきと思うがどうか,等の質疑がありました。 これに対し理事者から,条例の見直しについては,64年4月以降に着手するとともに,市民,関係機関の合意を得ながら,強制力のある方向に持っていきたい,旨の答弁がありました。 河川費では,精進川河川敷における不法駐車や看板などの改善について,管理者の道に対し要望すべきと思うがどうか。 都市計画費では,追分通のJRとの立体交差を含めた整備については,早急に用地買収を行うなど,事業の促進化を図るべきと思うがどうか。鉄道高架事業について,石狩陸橋,西5丁目陸橋の迂回路への切りかえに当たってのPR計画,在来線跡地の利用計画など,どのように考えているのか。 また,福祉の街づくり環境整備要綱を進めるに当たっても,駅舎へのエレベーター設置などの配慮を行うべきと思うがどうか。南31条のミュンヘン大橋など架橋の名称決定に当たっては,地域にちなんだものをつけるべきと思うがどうか。その手続はどうなっているのか,等の質疑がありました。 次に,建築局について。 住宅費では,新しい5年計画における本市の住宅政策及び市営住宅についての基本的な考え方と具体的な建設計画はどのようになっているのか。市営住宅の長期空き家を解消するため,ことしから,第2種月額家賃の3倍以上の収入があれば第1種住宅に入居できる特例制度を設けているが,どの程度の効果を見込んでいるか。住戸改善事業を推進すべきと思うが,今後の計画はどうか。 市営住宅の建設に当たっては,積極的にエレベーターを設置し高齢者等への配慮を行うべきと思うがどうか。駐車場を確保するため,採算面も含めた二層式のものを検討したことがあるのか。建物をデザイン化することにより,住環境の質の向上を図るべきと思うがどうか。市営住宅整備基金の使途はどのようになっているのか。 中高層建築指導要綱の対象とならない物件にかかわる相談等が多いことから,適用範囲の拡大を検討してはどうか。また,調整に当たっては,紛争当事者双方の合意によらなくとも,紛争調整委員に依頼できるよう改正すべきと思うがどうか。なお,紛争が生じた場合には,責任を持って解決することをうたった誓約書の持つ効力はどうか。なお,現行の対策室を拡充強化すべきと思うがどうか。ワンルームマンションに関する諸問題については,入居者のモラルにかかわる事柄も多く内在していることから,関連部局とのプロジェクトによる検討も必要と思うが,今後どのように対処しようとしているのか,基本的な考えはどうか,等の質疑がありました。 次に,経済局について。 農務費では,余熱利用園芸団地にかかわる補助金として多額の予算を計上しているが,開設時の設計・施行に重大なミスがあったのではないか。余熱利用園芸団地における連作障害について,どのように対応するつもりか。花卉振興施策として,本市特産品のブランド化等を進めるべきと思うがどうか。将来にわたって安定した都市型農業経営を維持していくために,今後どのように取り組んでいくのか。軽度の身体障害者が農業に携わる機会を提供する考えはないのか。農業公園について,農業センター及び実験農場とどのような関係にあるのか。 商工費では,地場製品開発賞について,その選定方法及び開発奨励マークの交付など,どのように考えているのか。技能訓練会館の使用料の値上げについては,減免措置等により増収が余り見込まれないことから,見送るべきと思うがどうか。58年12月に本市は,札幌都市開発公社の運営に関して改善勧告を行っているが,勧告後これまでどのような指導を行ってきたのか。また,公社の業務内容から考えて,常勤役員が多過ぎると思うがどうか。先般,新聞報道された地下街拡張計画について,本市としてはどのような対応を考えているのか。 国がソフトウェアの開発・提供を目的として行っている,いわゆるシグマ計画について,本市もサブセンターを設置する計画とのことだが,先端技術産業,市民への波及効果及び来年度開設の理由等についてはどのように考えているのか。 大型店出店凍結宣言後も,JR札幌駅高架下の店舗新設計画など,かなりの出店計画があるが,大型店の影響についてはどのように把握しているのか。また,今後も凍結という基本方針は維持していく考えなのか。 中小企業に対するマル札資金と各種融資制度の限度額については,見直しの時期に来ていると思うがどうか。 定山渓ダムを観光資源として活用し,既存の豊平峡ダムと定山渓温泉街とを有機的に関連させ,官民一体となった振興策を講じるべきと思うがどうか。春と秋の観光低迷期に新たなイベントを創設して,観光客を呼び込むべきと思うがどうか。 青函トンネルの開通に伴う経済効果及び東北6県に対する観光誘致対策はどうか。駅前通の活性化及び景観整備について,基本的な考えはどうか。本市の都市イメージにマッチした都市カラーの判定を倹討すべきと思うがどうか。 今後の雪まつりの課題として,市民雪像の制作過程における文字原則不使用の取扱いや真駒内会場の使用に伴う問題などが多く見受けられるが,自衛隊から自立した,市民の手による雪まつりの構築という観点から,見直す時期に来ていると思うがどうか,等の質疑がありました。 次に,交通局については,地下鉄南北線各駅及び東西線新さっぽろ駅におけるエレベーター等の設置計画について基本的な考え方はどうなのか。新交通システムの調査について,企画調整局との調査の分担などどうなっているのか。 昭和70年の開業を目指す東豊線及び東西線の延長について,免許申請の時期など今後の計画はどうなっているのか。また延長路線の需要喚起について検討を行っている整備対策委員会の現在までの進捗状況などどうなっているのか。 地下鉄真駒内駅から石山の立体交差までの地下鉄延長について,どのように考えているのか。また南北線高架部分横のフェンスの更新計画はどうなっているのか。乗車カードシステムの導入については,乗客サービス及び増収対策の上からも,早期に行うべきと思うがどうか。国際化に対応するため,地下鉄案内標識に外国語を併記してはどうか。財団法人仮称札幌市交通事業振興公社の設立について,その必要性,業務内容などはどうなっているのか。 本市の将来の交通計画における地下鉄の建設計画について,基本的にどのような考え方を持っているのか。東豊線の建設費について,前回,増額補正を行ったにもかかわらず,63年度の予算では約85億円も減額することとなっているが,見通しが甘かったのではないか。東豊線の建設完了に伴いその用途を終える建設事業用地を売却し,高利率の起債の償還に充てるべきと思うがどうか。東豊線豊水すすきの・福住間の免許申請について,今年度内に行うこととなっているが,いつ行うのか。また,着工までのスケジュールはどうなっているのか。東豊線延長に伴う用地買収に当たっては,毅然たる態度が必要と思うが,市の基本姿勢はどうか,等の質疑がありました。 最後に,水道局については,63年度から,従来の拡張事業にかわり,質の向上を目指す第1次施設整備事業を実施するが,その基本的方針,事業内容などどうなっているのか。また,当該事業の中では,配水管の新設・更新の整備計画,共用管に対する今後の対応,塩化ビニール管の布設がえなど,どのような計画になっているのか。 水道管口径が40ミリ以上の大口使用者について,給水収益の伸びなど,どのように考えているのか。私道への配水補助管布設について,整備状況及び今後の対応はどうなっているのか。地盤沈下対策として,地下水の節水指導が本年4月から実施されるが,水道水ヘの影響についてどう考えているのか。市街化調整区域への給水については,布設条件を緩和することにより,積極的に推進すべきと思うがどうか。浄水場原水への油類の混入事故について,過去の事故件数,今後の水質保全対策はどうなっているのか,等の質疑がありました。 以上が,本委員会における質疑及び答弁の概要であります。 引き続き,付託されました全案件を一括して討論を行いましたところ,自民党・常本省三委員,社会党・川口谷 正委員,公明党・長内順一委員,自民クラブ・村山優治委員,共産党・生駒正尚委員,民社クラブ・福士 勝委員から,会派を代表して,それぞれの立場から意見の表明がありました。 討論終結後,採決を行いましたところ,議案第1号中関係分,議案第6号,議案第13号,議案第16号,議案第24号から第26号まで,議案第28号,議案第29号,議案第32号,議案第33号及び議案第42号の以上12件については,賛成多数で可決すべきものとし,請願第47号,請願第50号中関係分,請願第51号中関係分,陳情第60号,陳情第63号,陳情第64号及び陳情第94号中関係分の以上7件については,賛成少数で不採択とすべきものとし,議案第2号,議案第4号,議案第5号,議案第7号,議案第9号中関係分,議案第10号,議案第14号,議案第15号,議案第17号,議案第31号,議案第45号及び議案第46号の以上12件については,全会一致可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの各委員長報告に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 質疑がなければ,討論に入ります。 通告がありますので,順次発言を許します。 まず,常本省三君。 (常本省三君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆常本省三君 私は,ただいまから,自由民主党議員会を代表いたしまして,本定例会に付議されました昭和63年度各会計予算案並びにこれに関連する諸議案については賛成の立場から,また,各種使用料・手数料等,国民健康保険料,保育料の値上げ反対に関する請願4件,陳情4件については不採択とする立場から,以下簡潔に討論を行います。 ご承知のとおり,国は,財政再建を旗印として,昭和65年度までに赤字国債依存体質からの脱却と公債依存度の引き下げを最大目標として財政運営を推進しており,このため,地方にとってはきわめて厳しい国庫補助負担率の引き下げが,いまだに継続されているのであります。 このような背景のもとで編成された国の昭和63年度予算は,赤字脱却のため,経常経費の厳しい抑制を継続しつつも,一般歳出は6年ぶりに1.2%増とプラスに転じ,NTT株売却収入の活用による社会資本整備事業も含めると,公共事業費は対前年度予算比20%増となり,昭和62年度補正追加後の予算規模と同程度となったのであります。 このように,本市を取り巻く財政環境は依然として厳しい状況下にありますが,景気の緩やかな回復に伴う税収の好転が見られ,国の公共事業拡大とも相まって,本市予算案は,対前年度比,一般会計で7.1%の増と,昭和57年度以来の高い伸び率を見込み,さらに特別会計で11.1%の増,企業会計で0.8%の減,全会計総体で5.6%の増の1兆円を超える予算規模となっております。 その内容の主なものを見てみますと,国際コンベンション都市をつくるための施策として,国際交流推進基金の造成を進めるとともに,海外からの研究者等に長期滞在等の場を提供する国際交流接遇施設を設置するための調査・設計を行うこと。 産業基盤の整備について,新たに豊平区真栄地区に工業団地を造成するための基本計画を作成するほか,先端技術産業の誘致促進を図るための融資制度の充実に努められること。 基幹交通の整備について,鉄道高架事業が本年11月に,また,地下鉄東豊線が本年12月に,それぞれ開通または開業の運びとなり,都市交通機能の一層の充実が図られること。 コミュニティー施設の整備について,64年秋の分区に備え,その円滑な移行を図るため,基幹施設となる区役所の建設に着手すること。また,手稲地区に区民センタを建設するほか,屯田地区及び藤野地区に地区センターを建設すること。さらに,児童公園48ヵ所の造成を初め,近隣公園以上の大公園24ヵ所の造成を行うほか,新たに里山民有林を保全するために,市民の森を造成するとともに,森林保全基金を設置して一般民有林の保全整備を推進すること。 芸術・文化の振興について,63年度から芸術の森の第2期工事に着手し,新たに芸術の森美術館を設置するための調査・設計等を行うこと。また,貧しい芸術・文化の創造と経済の活性化を促すためのアート団地造成に伴う用地取得と基盤整備を行うこと。 学校整備については,小中学校各3校の新設及び合計20校の増改築,高等学校1校の増築並びに14基の学校プールの整備を行うなどの教育環境の充実に配慮していること。 社会教育活動の振興については,新中央図書館の調査・設計を行うほか,児童会館6館を新設すること。保健医療体制の充実について,精神障害回復者の社会復帰施設を白石区に建設するほか,市立病院を改築するための調査・設計を行うこと。 福祉施策の充実について,社会福祉総合センターが完成するとともに,情報センターのプログラム開発を進め,きめ細かな福祉サービスやボランティア情報の提供に備えること。 また,高齢者対策として,市営麻生団地において,ライフアドバイザーを配置したケア付住宅制度を実施するほか,病弱なひとり暮らしの老人のための緊急通報システムを開発すること等々であり,いずれも21世紀都市さっぽろを目指して船出する初年度に当たり,市民生活の向上に向けて重要な施策をできるだけ盛り込んだ積極的な予算であると高く評価するものであります。 しかしながら,財政の構成面を見ますと,経常収支率は78.5%と好転しているとはいえ,公債費比率等は漸次高まってきており,また,国民健康保険財政の大幅な悪化など,将来に向けての数々の課題を内包しているのも事実であり,決して楽観を許さないものと思うのであります。今後とも,長期的かつ計画的な健全財政運営に努められるよう強く要望いたします。 次に各種使用料・手数料の改正についてでありますが,現在のような厳しい財政情勢の中にあって,後世に誇り得るまちづくりを進めるためには,行政と市民の役割を明確にし,市民としても,あえて応分の負担をすることもやむを得ないものと存じます。使用料・手数料は,原則として,各種の施設を利用したりあるいは各種の行政サービスを受ける特定の受益者が,その反対給付として,受益の限度内で負担すべきものと考えます。これによって,恩恵を受けない市民との間に均衡が保たれるものであるという基本原則に立つべきであります。 今回,改定をする使用料・手数料の大部分は,昭和59年度以降4年間据え置かれており,また,市内部において経費節減など懸命の努力を重ねたにもかかわらず,なお物価の変動などによる原価の増高に伴って,各種事業の収支均衡を保つことが困難であるものについて改正案が示されたのであります。 したがって,長期的な財政運営に立った適時適切な改正を行うことは,むしろ,将来にわたって市民生活に必要な財政サービスを確保するためには,やむを得ないものと考えるのであります。 したがって,請願第50号ないし第52号及び陳情第94号については不採択とすべきものと考えるのであります。 次に,国民健康保険料の改定についてでありますが,今回市長は,保険料を4.5%引き上げようと提案を行っておりますが,この厳しい財政状況の中で,前年度を32億5,000万円も上回る80億4,000万円の一般会計からの繰り入れ措置を行い,1世帯当たり必要な保険料を確保するためには30.1%の引上げが必要であります。これを4.5%に抑制したことは,高く評価できるものであります。なお,最高限度額を39万円にし,賦課割合を所得割と均等・平等割の比率56対44から54対46に変更する改正についても,中間所得階層の緩和を図るため,やむを得ないものと考えるのであります。 したがって,請願第47号及び同第51号並びに陳情第60号については不採択とすべき立場とならざるを得ないと考えるのであります。 なお,国民健康保険制度を安定的に維持していくためには,医療保険制度の一元化を目指した制度改正がぜひとも必要であるとともに,医療費抑制のための諸施策と収納対策に最大の努力をするよう要望いたします。 次に,保育料の改定についてであります。 行政に対する市民要望はますます多様化し,増大化している今日の社会経済情勢の中にあって,本市にとっても,限りある財源をいかに有効に活用するか,いかに市税の公平な使途を図るかということは,大変重要な問題であると考えます。保育所運営に要する経費は39億7,700万円,このうち保育所を利用している保護者の皆さんが負担する保育料は約19.3%の18億1,000万円ということであり,また,保育所を利用している児童は,小学校入校前全児童の約1割ということであります。保育所に要する経費につきましては年々増加を見ており,これらの負担について,受益者である保護者と国,そして本市の三者が負担するという制度の趣旨と市民負担の公平という観点から,かかる経費について,保育所を利用している方々には,ある程度のご負担をお願いすることはやむを得ないと考えます。 したがって,請願第51号並びに陳情第63号及び第64号については不採択とすべきと考えるのであります。 以上申し上げましたが,前段の諸施策の執行に当たりましては,各部局間の連携を密にし,多様化し複雑化する行政の実態に即して,的確で効率的な執行が行われるよう強く要望するものであります。 なお,委員会における要望・意見等については,十分検討され,適切な措置を講ぜられますようお願いして,私の討論を終わります。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,猪熊輝夫君。 (猪熊輝夫君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆猪熊輝夫君 私は,ただいまより,日本社会党議員会を代表して,今議会の第一部及び第二部予算特別委員会に付託されました議案48件,すなわち議案第1号 昭和63年度札幌市一般会計予算案及び同第19号ないし同第23号,同第30号,同第34号ないし同第41号に対しては反対,残余の議案については賛成の立場で,また,請願第47号 国民健康保険料値上げ反対に関する請願及び同第51号,陳情第60号については不採択,請願第50号,使用料・手数料の値上げ反対に関する請願,並びに同第52号,陳情第63号,同第64号,同94号については採択の立場で討論を行います。 なお,この中の議案第1号 昭和63年度札幌市一般会計予算案については,歳入見積もりについて若干の疑問点を持ちつつも,大筋としては妥当なものと考えます。しかしながら,使用料・手数料の値上げについては,その引上げ額が些少であるとしても,大衆により多くの負担を求めることでもあり,反対せざるを得ないのであります。 さらに今回,道路占用料などの値上げを除く一般市民に対する使用料・手数料の値上げによる増収分はわずか5億円程度であり,この程度の財源は,他の方法で十分補えるものであり,この意味でも,今回の値上げについては反対せざるを得ません。 したがって,使用料・手数料の値上げ案が含まれる議案第1号 昭和63年度札幌市一般会計予算案そのものについても反対せざるを得ないのであります。 以下,各局別に,審議の経過に従って,意見及び見解などを述べてまいりたいと思います。 まず,歳入の部分で,固定資産税及び都市計画税についてであります。 これらについては,200平米以下の小規模宅地については,居住の用に決しているのみであり,利益を生み出すものではないことに着目し,かつ市民の税負担軽減,及び土地対策の一環としても,そのあり方について再検討すべきであると考えます。特に,都市計画税については,東京都が63年度よりその税率を0.3%から半分の0.15%に下げたことなども参考にしながら,札幌市も独自の理由づけにつき検討すべきと考えます。 また,固定資産税についても,土地転がしなど投機的画策を封ずるためには,大規模宅地については高率に,小規模宅地については低率となるような税制改正に向けて,本市としても国に対して強く働きかけるべきと考え,その旨を強く申し入れておきます。 また,市税の滞納一掃と税務体制の強化についてであります。市税54億円余の滞納については,市民の税負担公平の観点からも,これの一掃のため,対策本部を設置するなどして,積極的に市民の理解と協力が得られるよう具体化すべきであります。 次に,企画調整局に関する問題についてであります。 まず,地価抑制監視区域の拡大についてでありますが,これまでも,地価抑制監視区域を指定することにより,地価安定に大きな効果を上げているところであります。したがって,地下鉄沿線やJR沿線などの大規模な空き地についても地価抑制を図り,異常な値上がりによって土地の正常な活用が妨げられないよう,早急に監視区域指定を行うよう対処することを求めます。 次に,札幌駅南口再開発についてであります。本年12月には,JR高架上を列車が走行することになり,札幌駅は高架下に設置されることになります。したがって,現行の駅と高架下駅の間は通路で連絡されることになりますが,この状況は,JR駅が札幌の表玄関と言われていることからすれば,JR札幌駅前の再開発を早急に行うべきと考えます。 次に,エイトビル問題についてであります。 本市持ち分の売却処分に当たっては,次の5項目の基本方針を厳守することになっております。すなわち,1,投機の対象にしない。2,ビル全体の活性化のための具体案の提示を求める。特に,キーテナントの選定が重要であること。3,各オーナーの理解が得られること。4,テナントの意向を尊重すること。5,ビル活性化の内容が地域の振興を図れる内容であること。 以上の5項目をベースにした考え方で対処することになっております。しかしながら,実態は,これまで行われてきた予・決算議会あるいは本市の取り組み経過を振り返ってみても,明らかに市民の納得できる状況にはなっておりません。したがって,今後も本市の責任において,かかる疑問点を速やかに解明し,市民の納得できるような対処を強く要求するものであります。 次に,市立病院の移転計画についてであります。移転に当たっては,5ヵ年計画の中でも示されておりますが,移転に当たっては,市民の利便性を最重点に考え,慎重に協議していくことを強く望むものであります。 次に,民生局でありますが,保育料値上げの件についてであります。 これは,実に13年連続となり,当該父母の負担をますます重くし,軽減率についても,これまでの50%から41%へと引き下げられているのであります。保育料のあり方については,現在,市社会福祉協議会の児童福祉専門分科会の審議にゆだねており,この審議結果を踏まえて判断すべきであり,63年度は保育料の値上げをすべきでなく,値上げ案については反対であります。 次に,国民健康保険会計についてであります。 本市の国保会計は,62年度末で予想される累積赤字が185億4,000万円と見込まれ,全国ワースト1にランクされるに至っております。この理由は,これまでわが党も種々指摘どおり,1,入院や高額医療によって医療費がきわめて高いこと。2,被保険者の加入率が低いこと,3,加入者の移動率が高いことなどがあり,いわば構造的な赤字体質を抱えているのであります。しかし,本来この赤字は,国の責任において措置されるべきものであることは論をまちません。 この国保財政健全化について,わが党は,理事者に対して,国及び道への財政措置を働きかけるよう求めてきたところであり,あわせて,本市の対策として,1,総医療費抑制のための保健予防対策の強化と,道と連携して診療報酬請求書の厳密なチェックを行うこと。2,被保険者の加入促進を図ること。3,道に転入者にかわる助成金の拡充を求めること。4,高額医療費の抑制を図ることなどの提言をし,値上げをすべきでないと指摘を行ってきたところであります。 理事者においては,これらわが党の主張,さらには,保険料負担が限界に達している加入者などの訴えにより,保険料値上げについては,1,値上げ抑制などのため,一般会計から104億円の繰り入れを行い,さらに,値上げ幅を当初の5%から4.5%に抑えたこと。2,年収180万円から280万円以下の低所得者の階層の保険料の軽減を行ったことなどの措置をとられました。 これらの措置は,一定の前進と認められることから,わが党は,今回の値上げ提案については,やむを得ないものと判断するものであります。しかしながら,昭和65年度から予定されている医療保険制度の改革に向けては,地方負担をなくする立場で,なお,国に対する働きかけを強めると同時に,みずからの運営努力も怠ることのないよう指摘をしておきます。 次に,老人福祉費に関してであります。 特別養護老人ホーム大友恵愛園にかかわる諸問題についてでありますが,本件については,過去に種々指摘してきたところであります。特に,大友理事長については,桂助役が2年前,「私の責任でやめていただく」との態度を明らかにしたのでありますが,いまだにそのことは実行されていないのであります。また,今回,入所者の預金通帳並びに管理している措置費などが盗まれ,しかも,その通帳が,大友理事長と銀行との間で改ざんされていたことが明らかになりました。これは,関係者の社会的,道義的責任は免れないのであります。本市は,このような現状を踏まえて,毅然たる態度で大友恵愛園に対して臨むべきであり,銀行に対しても,大蔵省銀行局の動向を見守りながら対処するよう強く訴えるものであります。 さらに,社会福祉法人北海道ハピニスについてであります。北海道ハピニスは,特別養護老人ホーム,仮称「みずほハイツ」新設計画中止など,当初の覚書などで取り決めていたことがほとんど実施されていない状況にあります。これは,前理事長個人の責任はもちろんのこと,理事を含めた法人全体の問題であります。また,施設建設に対して本市が当初協力したことについても,本市自身が反省し,ハピニスに対して強い指導を行うべきであります。同時に,2度とこのような事態を引き起さないためにも,今後の施設建設に当たっては,関係部局との連携を強めるための調査委員会などを設置し,対処することを強く求めるものであります。 次に,北海道地域保健医療計画案と本市の医療施設についてであります。 道の計画案によれば,医療法に規定する本市の一般必要病床数は約2万3,500病床でありますが,既存の本市内にある一般病床数は,約9,000病床多い約3万2,000病床になっているのであります。1病床1年間約400万円かかる医療給付費と言われている現状の中では,医療法の必要病床数に近づけるための行政指導を行うべきであります。 次に,経済局についてであります。 余熱団地施設改修事業補助金2億1,000万円については,昭和56年,57年に施行した温水本管が破損したために生じたものでありますが,これは,当時のずさんな設計・施行が原因と考えられるもので,今後,その責任の所在を明らかにして,かかることの起こらないよう万全の施策を講ずるべきであります。 次に,教育費についてであります。 昭和53年に制定された札幌市学校教育功績者表彰規則では,その推薦基準に,一般教員も対象とする条項が盛り込まれております。にもかかわらず,過去10年間における被表彰60名中,その大部分が校長職などの管理職で占められ,一般教員が皆無であることはきわめて問題であります。今後,表彰規則の目的に沿うよう改善の努力に努められることを強く主張するものであります。 次に,児童会館における児童クラブ問題についてであります。 本来,留守家庭児童対策事業は,公的機関が公的施設において実施すべきものと考えますが,今日まで主に民間の共同保育所に頼らざるを得なかったのが現実であります。その意味で,このたび昭和63年度より8児童会館において児童クラブを開設するとの提案は,大きな前進と考えます。 したがって,従来行われていた4児童会館における児童クラブの事業内容を十分総括するとともに,改善すべきところは改善し,関係団体との協議を深め,新入学児童や,これまで共同保育所に行けなかった児童のためにも,できるだけ早くこの事業を実施されるよう強く要望するものであります。 次に,病院事業会計に関してであります。 市立病院の救命救急センター指定問題については,医療水準の向上にもつながることから,今後,道の指定を受けられるよう一層の努力をしていただきたいのであります。 次に,交通局にかかわる問題であります。 特に,東豊線建設費の変更についてでありますが,当初,予算が2,171億2,000万円であったものが,昭和60年1月に2,383億円となり,さらに昨年1月に70億5,000万円の補正を行って,総額2,453億5,000万円になったのであります。 しかし,さらに今回の変更により84億4,000万円が減額され,東豊線建設費の総額は2,369億1,000万円になったのであります。市民の負担が軽減されることは望ましいことではあるものの,1年間に多額の変更があるということは,計画の信頼性などから見て,反省を訴えるものであります。 以上で私の討論を終えますが,最後に,私たち社会党議員が第一部,第二部それぞれの特別委員会で述べてきた要請,指摘事項などを十分参酌して,今後の行政に反映されるよう強く要請するものであります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,柿崎 勲君。 (柿崎 勲君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆柿崎勲君 私は,公明党議員団を代表して,本定例会に付議されました昭和63年度各会計予算案を中心とした諸議案については,いずれも賛成の立場から,また請願4件,陳情4件については不採択の立場から,以下,その主なるものに絞って討論をいたします。 国の昭和63年度予算は,景気の急激な回復と財テクブームによる予想外の税収の伸びにより,前年当初に比べ4.8%増と,57年度の6.2%増以来の高い伸び率となっているのであります。 特に,公共事業は,新たに別枠としてNTT株売却益による事業も合わせ,前年度比19.9%の大幅増の確保は,内外からの要請の強い内需拡大に配慮したものになっているのであります。 さて,本市における63年度予算案は,さきの臨時議会において札幌市基本構想を改定し,これに基づいて,昭和80年を目標年次とした第3次札幌市長期総合計画と,その実施計画である新5年計画のスタートの年として,21世紀の都市さっぽろを位置づけるものとして,意義深い予算と言えるのであります。 中でも,景気対策の配慮,分区関連事業として区役所,保健所,区民センターなど,分区に向けて本格的な工事を盛り込んだこと。国際化にふさわしい都市環境づくり及び老人を初めとする社会的弱者に対する施策の充実など,国際化,情報化,技術革新,高齢化に対応する種々の事業を盛り込むなど,一般会計の予算も前年度肉づけ後の予算に対比して7.1%の増を確保し,全会計合わせて1兆62億円と,初めて1兆円の大台を超える大規模かつ積極的な予算となっていることは評価できるのであります。 まず,一般会計について見ますと,歳入の大宗をなす市税については,景気の回復基調から,前年度比8.9%増の2,085億円を計上し,昭和59年度に次ぐ伸び率となっているのであります。 また,地方交付税については773億円を計上しておりますが,現在の見通しでは,引き続き景気が堅調に推移することが予想されますが,しかし,国で論議されている所得税や法人税の減税が行われた場合には,本市に対する影響も懸念されるところであります。 さらに,今後の地方財政対策などとの関連でありますが,国庫補助負担率の一律カットについては,一応3年間の暫定期間も63年度で期限切れになりますが,これとても現時点では不透明であります。 また,国の財政の中期展望によれば,65年特例公債の発行をゼロに抑えると,この調整額が5兆5,100億円から6兆6,000億円も生ずると試算をしており,予断を許さない状況にあります。さらにNTT株売却益の活用も,昭和66年度まで1兆3,000億円を継続予定しており,無利子という負担軽減の措置はあるものの,地方が現実に償還期に入ると,通常の国庫補助額は目減りの影響も予想されるのであります。 また,さらに本市の深刻な問題として国民健康保険会計がありますが,国は63年度から,保険基盤の安定制度や高額医療共同事業など,一部制度の改正を行ったのでありますが,この国保制度の抜本的改正にはほど遠いと言わざるを得ないのであります。 このように見てきますと,本年度予算から21世紀都市さっぽろを目指してスタートする新5年計画の施行のための財源確保にも危惧するのであります。したがって,今後国に対して,財源の確保及び制度改善について強く働きかけるよう,特に要望しておくものであります。 所見の一端を申しましたが,昭和63年度は,本市にとって第3次長期総合計画を具体化する重要な年であります。したがって,財政運営に当たっても,合理化による経費節減はもとより,できるだけ市民のニーズにこたえた市民の福祉と地域振興を図り,目標達成のための市政執行に当たるよう望むものであります。 次に,順次主なるものについて,意見・要望を述べたいと思います。 各種使用料・手数料の改定については,市民生活に与える影響に十分考慮しなければならないと思うのであります。今回の改定は,昭和59年に改定されて以来4年間を経過し,この間の維持管理費が増高したことなどの理由によるものですが,この改定に当たっては,諸経費の増高及び受益者の負担を原則とすることと,他都市の状況を勘案したものであり,内部における経費の節減,施設運営の効率化等の努力を前提としながら,きめ細かく安定的な市民サービスを確保するためには,使用料・手数料を最小限度にとどめ改定することはやむを得ないと判断するものであります。理事者におかれましては,今後ともなお一層の市民サービスの充実向上に努められるよう要望するものであります。 次に,保育料の改定についてであります。 現行における保育所の措置費制度上,保育経費が増加することに伴い,保護者負担がある程度アップすることはやむを得ないと思いますが,このような改定につきましては,直接家計費に響く問題であり,また,保育所を利用されている方は若いお父さん,お母さんでありますことから,特に慎重に検討を要する問題であると考えるのであります。 そこで,今回の改定について見ますと,総額的には12億1,100万円の一般財源を投入して保育料の軽減を図り,軽減率を1%に抑制したとはいえ,他の政令指定都市と比較しても,上位グループの率となっていることを考えますと,わが党が以前から要望しております低所得者層への配慮,特にB階層の保育料については,昨年度に引き続きさらに慎重に検討するということで無料の扱いとしていることなどは,それなりの努力の結果と考えるわけであります。したがって,今回の改定につきましてはやむを得ないと判断するものであります。 なお,今後におきましても,当低所得者層の保育料の設定に当たりましては,保育者負担の軽減に意を用い,慎重な判断と十分なる配慮をもって検討されることを要望いたします。 次に,国民健康保険料金の改定についてであります。 今回提案されました保育料の改定案を見ますと,医療費の増高等に対処するため,本来30.1%の改定が必要なところ,被保険者の負担を配慮し,一般会計から前年度よりも32億5,000万円も追加して,総額80億3,850万円を繰り入れして,改定保険料を平均4.5%増にとどめたものであります。 本市の厳しい財政事情の中にあって,一般会計から加入者1人当たりの繰り入れ総額では,道内市,政令市の中でも最も多い3万275円となっていることを考慮すると,それなりに理解でき,やむを得ないものと考えるものであります。 また,わが党が主張した医療費の適正化については,保健,福祉,医療の総合的な対策について,関係部局と連携を図りながら鋭意努力する旨の前向きの回答があり,医療費の適正化に取り組む積極的な姿勢がうかがわれたところであり,評価できるものであります。 わが党としては,何としても医療費の適正化に本腰を入れて取り組み,あわせ実効ある収納対策を実施し,国保会計の健全化を図ることを強く要望するものであります。 以上,問題点を絞って申し上げてきましたが,本定例会の質疑の中で述べてきましたわが党のそれぞれの意見・要望を今後の市政執行の中に十分反映されますとともに,今日の財政危機の折,事業計画の100%執行に向けて,歳入欠陥を生ずることのないよう留意するとともに,財源の確保には最大限の努力を払われんことを要望して討論を終わります。 (拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,千葉英守君。 (千葉英守君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆千葉英守君 私は,自民クラブ議員会を代表して,定例会に付議されました昭和63年度各会計予算案を中心とした諸議案について,いずれも賛成の立場から,また請願4件,陳情4件については不採択の立場から,以下,その主なものに絞って討論をいたします。 まず最初に,本市の新年度予算案は,一般会計では肉づけ予算後の前年度対比7.1%増となっており,額では355億円増の5,384億円で,特別会計,企業会計を合わせた総額は1兆62億円と,当初予算として初めて1兆円の大台を超える積極的な予算となっているのであります。 地方財政の命運を左右する国家予算は,内需拡大の要請にこたえるため,一般会計では前年度に比べ4.8%増と積極型の予算となっており,一般歳出では,過去5年間マイナスであったものが1.2%増とプラスに転じており,特に公共事業については,NTT株売却収入1兆3,000億円を充てるなど,社会資本整備事業を含め,19.9%増ときわめて高い伸び率となっているのであります。また,これに連動して,地方財政計画も,必然的に前年度対比6.3%増,昭和56年以来7年ぶりの高い伸び率を示しております。 そこで,本市の昭和63年度予算案についてでありますが,国の景気動向と相まって大型で積極的なものとなっているのでありますが,このことは,さきの臨時市議会で改定された札幌基本構想に基づき,昭和80年度を目標に,いわゆる21世紀都市さっぽろを展望した第3次長期総合計画を提示され,その具体化のための新5年計画をスタートする予算案としては,まことに適切なものと評価するものであります。 その概要は,景気対策への配慮,分区関連施設の整備,国際化に向けた都市環境づくり,老人を初めとする福祉施策充実の4点を重点施策として,経済の活性化を図り,活力と潤いに満ちた都市づくりなど6項目にわたる市政執行の目標を定め,具体的事業の推進に充てているものであります。 まず,歳入についてでありますが,その大宗をなす市税については,現在の景気の好転を見通し,前年度予算比で8.9%増を見込んでおり,地方交付税は国税3税の伸び率に伴い11.2%増であり,また市債については,地財対策やNTT株売却益の無利子貸し付け分を含めて550億円で,29.7%増となっているものであります。 次に,歳出について見ますと,経常費は,事務的経費を極力節減し抑制したこと。臨時費については,前年度を大幅に上回る10.9%増と近年にない伸び率を示し,期待がもたれているものであります。 しかしながら,第3次長期総合計画の目標を達成するためには,必ずしも明るい材料ばかりでなく,将来の財政運営を展望すると,今後確実に訪れるであろう問題,すなわち国際化,高度情報化,高齢化及び都市化の進展などがあり,さらには価値観の多様化,そして変化の早い時代に直面する地域経済のあり方など,種々の課題が山積されており,これに対応する新たな財政需要の増大と,加えて巨額な地方債借入れ残高を抱え,その償還が将来大きな負担となることを考えますと,きわめて厳しい状況にあり,これを裏づける財源の見通しが気がかりなところであります。 以上,予算案全体をごく概括的に見てまいりましたが,以下簡単に,本定例会に付託されました案件について,具体的に政策の論評を申し上げたいと存じます。 まず,使用料・手数料については,大部分が4年間据え置かれているものを改定しょうとするものであり,この間,維持管理費の増高と社会経済情勢の変化による受益のバランスを考慮したものであり,受益の対価としての負担はやむを得ないものと判断するものであります。 しかし,将来にわたる市民への安定的サービスを供給しながら,内部における経費の節減,施設運営の効率化などにさらに努めるよう望むものであります。 次に,国民健康保険料についてであります。 今回提案されました保険料の改定は,一般会計から従来にない多額の80億3,000万円も繰り入れして,4.5%の改定にとどめたものであり,総額では,本市の厳しい財政事情の中で,加入者1人当たり実に3万275円の繰り入れを行い,10大都市中トップとなり,全国でも上位にランクされているものであります。したがって,被保険者の負担も十分配慮されたものであり,4.5%の改定はやむを得ないものと考えるものであります。 また,わが会派が主張した収納率の確保については,非常に厳しい状況の中で,懸命に努力した姿勢がうかがえて,高く評価するところであります。今後とも,保険料収納率の向上,医療費適正化対策の推進などに最大限の運営努力を強く要望するものであります。 また,国は63年度から,保険基盤の安定制度や高額医療共同事業など,一部制度の改正をするとはいえ,根本的な改正にはほど遠いものがあると思われますので,今後とも国に対して,財源の確保,制度の改正について強く働きかけをするよう,さらには道に対しても,補助金の増額を強力に要請することを要望申し上げます。 次に,保育料についてでありますが,本年も12億1,000万余の一般財源を持ち出して,保護者負担を緩和すべく配慮しております。その結果,いわゆる国の徴収基準に対する軽減割合については,1%の抑制を図ったとはいえ,40%という道内市の中では断然高く,他の指定都市と比較しても上位を維持していることに対し高く評価できるものであり,今回の改定についてはやむを得ないものと考えるところであります。 なお,保育所を利用する保護者は,若い層が大部分であろうと考えますので,今後においても,より適正な保育料額の設定に努めるよう要望するところであります。 次に,総務局関係については,国際コンベンション都市づくりのため,国際交流推進基金の造成を進め,国際交流活動やコンベンションを資金面から支援すること,国際交流の接遇施設の調査など,国際化に向けて前向きに取り組んでおられることを評価いたします。 次に,企画調整局関係では,具体的事業について要望いたします。 まず,リニアモーターカーの誘致については,国に対して道とともに一丸となって働きかけること。また,ユニバーシアード大会については,財団法人化を進め,資金調達を円滑にするとともに,64年の国体と66年のユニバーシアード大会の間の65年に第2回冬季アジア大会を誘致し,国内,アジア,そして世界大会の一連のスポーツイベントにするよう特に要望いたします。 市民局関係では,分区にかけての関連施設の整備に努めていること。さらには,都市の美しさと都市景観を形成,保持するため,要綱を制定することは評価いたします。 また,仮称札幌市こども劇場が本年6月完成いたしますことは,次代を担う子供たちの文化活動に大きな夢を与えるものとして期待いたすものであります。 次に,環境局関係については,各種公園の整備に意を用い,特に,農試公園を冬に楽しむ公園として整備されることは,市内の公園のほとんどが冬は雪の下で眠っているだけに,公園の冬季活用を推進することは,まことに適切な施策と言えます。また,民有林の荒廃が指摘される中で,保全整備を進めようとして森林保全基金の創設には高く評価するものであります。この基金の造成を積極的に進めるとともに,社寺林等の保全についても意を用いるよう要望しておきます。 次に,経済局関係では,都市型先端産業振興のための企業誘致を図る上で,融資制度の拡充や札幌ブランドの開発に努めておられることを評価するところであります。 次に,建設局関係では,待望の函館本線が高架として本年11月に開通するに伴い,南北交通の格差を解消することができ,きわめて画期的な事業として評価できるものであります。 次に,市立病院についてでありますが,市民の医療ニーズに一層的確に対処するため,新5年計画で改築が予定されておりますが,場所の選定に当たっては,交通の利便性,駐車場の確保などを十分検討されるよう,特に要望しておきます。 次に,下水道局関係については,アクアレインボー作戦の一環として,水に強い札幌を目指して,雨水を地面に戻すための施策,下水道監視予測制御システムを新5年計画の中で,札幌総合情報センターを活用しての諸調査・研究を積極的に取り組んでおられることを評価いたします。 次に,交通局関係では,地下鉄東豊線が本年12月に開業の予定となり,特に冬季間における市民の足が確保され,都市交通機能が一層充実されることは評価するものであります。さらに,東豊線の延長部分の建設の早期着工と,福住以東及び琴似から手稲東間について,昭和70年度をめどに開業されるよう最善の努力を要望するものであります。 次に,教育委員会関係では,社会教育において,放課後における留守家庭児童の生活及び健全育成のための施策として,児童会館に児童クラブを設置し,その機能充実をされようとしていることは時宜を得たものであり,1館でも多くの機能充実に向けて取り組まれることを大きく期待いたすものであります。 また,64年国体に向けて競技選手を競技力向上強化をいたしておりますが,国体開催にかかわりなく,通年,恒常的に競技選手強化を積極的に行っていただきたいことを要望いたしておきます。 以上,私の討論を終わりますが,本定例会で自民クラブの各議員から申し上げました要望・意見については十分参酌され,冒頭申し上げましたとおり,議案については賛成,請願・陳情は不採択とする態度を明らかにして討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,生駒正尚君。 (生駒正尚君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆生駒正尚君 私は,ただいまから,日本共産党を代表して,本定例会に付議されました議案48件,請願・陳情8件について討論を行います。 わが党は,63年度の予算議案18件のうち,一般会計予算と国民健康保険,公債の2特別会計予算及び病院事業,高速電車事業の2企業会計予算に反対するものであります。 また,これらと関連して,市民や中小零細業者に不当な負担増を押しつける使用料・手数料の値上げ等を含む議案第19号ないし同第30号,議案第32号ないし同第42号の以上23件にも反対であります。 また,国民健康保険料,保育料を初め,各種使用料・手数料の値上げ反対の請願4件,陳情4件については,いずれも願意妥当であり,採択を主張するものであります。残余の議案20件については賛成するものであります。 次に,その理由について触れてまいります。 まず最初に,昭和63年度の一般会計予算編成方針と歳入に関してであります。 板垣市長は,新年度の予算編成に当たって,内閣はかわっても,軍事費拡大,大企業奉仕,その一方での福祉,教育切り捨ての基調を引き継いだ自民党政府の地方財政計画や予算編成方針に忠実に従っております。 すなわち,第1に,大多数の国民の批判の前に,中曽根前内閣は売上げ税の導入を断念せざるを得なかったのでありますが,それを引き継いだ竹下内閣が,国民の批判をかわしながら,あくまでも導入しようとしている新大型間接税についての評価,対応をわが党がただしたのに対して,市長は,細かい点が不明であるとして明確な態度表明を避けながらも,間接税のほうが税金を取りやすいから好ましいとか,国民の負担がふえるとしても地方自治体にとっては財源を確保する必要があるなどと述べ,反市民,反国民的な新大型間接税を歓迎する政治姿勢をとっていること。 第2に,保育所運営費や建築費,学校建築,公営住宅建設などに対して,本来国が支出すべきであるのに,本市に負担を押しつけている多額の超過負担を事実上容認していること。 第3に,62年度決算見込みで,市税の増収71億円を確保しながら,これを山積している切実な市民要求解決の財源として計上することをせず,ため込もうとするとともに,財政調整基金からの予算計上は,従来100億円のペースで毎年推移してきたものを25億円にとどめるなど,市民の目のとどかない内部留保財源をふやす一方で,もっぱら財政難,財政危機を誇張して宣伝しながら,悪名高い反動的な都市経営論まで持ち出し,福祉,教育などへの財政支出を極力抑え込み,いわゆる原価主義による公共料金の値上げを市民に押しつける予算編成を行っているのであります。 特に,国保料・保育料の値上げを初め,30項目に上る各種使用料・手数料の値上げは,市民の生活の実態を無視したものであります。消費者物価の安定,卸売物価の低下という状況のもとでの20%ないし50%もの各種使用料の大幅値上げは,市民の立場から見れば全く根拠の薄いものであって,負担の公平などといってみても,今回の値上げは,もっぱら政府の方針と指導に忠実に従って,選挙が終われば一斉値上げというパターンの定着化をねらった不当なものであります。 わが党は,住民票閲覧や証明など窓口での諸手数料や,診断書,子供の股関節レントゲン検査,齲歯予防塗布,中小企業にも負担増を求める食品販売業登録など,保健所の使用料・手数料,墓地使用料・手数料の値上げは容認できません。 また,清掃手数料は,し尿処理など市民に負担増を押しつける内容となっていること,道路占用料は,北電・NTTの電柱などの占用料引き上げは当然でありますが,中小零細業者の突き出し看板などの占用料の値上げを含むものであり,容認できません。 市立高等看護学院の入学料100%,入学試験料50%の値上げ,市立幼稚園保育料の値上げは認められません。市立病院の使用料値上げは,自由診療のうち,交通事故の場合における診療単価を引き上げるもので,保険による処理で,本人負担の影響はないとされておりますが,保険の支払い限度額を超えた場合に,市民負担になる場合もあることから賛成しかねます。ウタリ生活館の使用料引き上げは反対であります。 市民の利用増進を積極的に図らなければならない市民会館,区民センター,婦人文化センター,市民ギャラリーを初め,各種地区集会施設,スポーツ施設,公園などの使用料引き上げは,行政の設置目的にも反するものであり,容認できないところであります。 また,固定資産の評価替えに伴う市民への増税には反対するものであります。 次に,歳出についてであります。 まず,総務費についてであります。政府は,大企業中心の国土政策を推し進めるため四全総を策定し,地方自治体に対しても,この方向に沿うまちづくりを行わせようとしているのでありますが,大都市問題基礎調査費400万円及び財団法人地域総合整備財団出捐金5,000万円は,市民の要求にこたえたものではなく,自民党政府の大企業本位のまちづくりを進めるものであり,容認できません。 国際ゾーン基礎調査は,これらに関連して都心の大改造を進めるためのものでありますが,その計画が明らかにされないまま,しかも必要な都市計画決定の手続も抜きにして,市民や議会には秘密のうちに地下道工事が進められたことは,きわめて不当であることを重ねて指摘しておきます。 札幌国際エアカーゴターミナル株式会社出資金3,000万円は,新千歳空港の開港に伴う事業でありますが,外国への積み荷量が現在年間わずか147トンにすぎず,将来計画についても明確な答弁がなされなかったことに如実に示されるように,本市経済はおろか,道内経済にも波及効果が期待できるものではなく,むしろ,日米の大企業のための過大な設備投資に手をかすもので,すでに破綻が明確になった大企業本位の大プロジェクト・石狩湾新港や苫東開発の二の舞になることが指摘されているものであり,わが党は容認し得ないのであります。 株式会社札幌エネルギー供給公社出資金9,000万円は,北口再開発により進出してくる大企業向けのエネルギー供給を目的としたものであり,このような特定企業等の援護につながる支出には賛成できないのであります。 次に,民生費についてであります。 まず,保育料の値上げについてでありますが,平均改定率3.78%,13年連続の値上げを行うもので,わが党が代表質問や委員会でも指摘したように,国の負担率がこの4年間で10分の8から10分の5へと引き下げられ,金額にして約37億円の国庫負担削減を許しながら,市民に負担増を求めるのは問題と言わなければなりません。また,平均3.78%というものの,本来据え置かなければならない低所得階層には高い引上げ率となっていること。父母負担を抑えるための本市の持ち出し,すなわち軽減率を引き下げるなど,共働き家庭の生活実態を無視した値上げは断じて容認できないところであります。 したがって,12万名余の署名を添えて提出された札幌保育連絡会の陳情を初めとする保育料値上げ反対を求める市民の請願・陳情の採択を強く主張するものであります。 生活保護費については,厳しい締めつけ,辞退届による生保打ち切りなどによって,毎年6億円余の不用額を出していることは,まことに遺憾であり,辞退屈の廃止,不当な締めつけをやめることを強く要求するものであります。 次に,衛生費についてでありますが,新発寒清掃工場建設に当たっては,従来のタクマ1社に独占させてきたやり方を改めるべきことを強く指摘しておきます。 次に,労働費についてでありますが,冬期就労の安定対策を求めている本市の建設(季節)労働者は,家族を含めて10万人にも上るのでありますが,これらの人々の切実な願いにこたえるために,本市の機構拡充を図り,独自の冬期就労事業を確立することを重ねて強く要求するものであります。 次に,経済費についてであります。 委員会でも指摘しましたが,札幌雪まつりにおける核兵器廃絶,平和を願う市民の雪像を排除したり,文字を削り取る暴挙は全く遺憾であります。一方では,「U.SNAVY三沢」,すなわち,アメリカ海軍三沢の文字を認めていながら,反核平和は認めない,この点をわが党が追求したのに対し,「U.SNAVY」はサインであるなどと強弁する市理事者の態度は断じて容認できないところであります。こうした矛盾を解決するために,必要な雪まつり予算を確保して,自衛隊依存をやめること。また,市民の自由な雪像制作を保障し,市民本位の雪まつりにすることを強く要求するものであります。 次に,土木費についてであります。 エイトビルの問題は焦眉の課題であり,本市の責任ある対処が求められております。本市は筆頭オーナーとしての立場から,現テナントの窮状を打開する活性化に全力を尽くすとともに,いやしくも,地上げ行為の疑惑が持たれている河村ビル開発に資産の売却を行うべきでないことを強く指摘しておきます。 スパイクタイヤ対策では,わが党が指摘をした古い基準のスパイクピンを打ち込んだ韓国産輸入タイヤが市内に出回っている実態を速やかに把握し,指導対策を講じるよう求めるものであります。 また,トラブルが多発している中高層建築への対策強化が緊急の課題となっていることを重ねて指摘しておきます。委員会における答弁の中で,理事者がほのめかした市営住宅家賃の引き上げには強く反対するものであります。 次に,教育費についてであります。 臨教審答申に基づく初任者研修の試行については,教師の自主研修の原則を侵し,自主的,民主的教育を脅かすことから,現場教師,父母が強く反対しており,取りやめるべきことを強く要求するものであります。 学童保育事業については,児童会館の活用という新たな展開を見せようという時期に当たり,以前にも増して学童保育父母関係者との十分な協議,話し合いが必要となっております。今後の学童保育事業の展開に当たっては,学童保育連絡協議会など父母関係者との確認を踏まえ,理解と協力を得ながら進めること。また,当面している現実の課題,すなわち,共同学童保育への助成・援助を強めること。さらに,現行の学校方式育成会事業や児童会館方式についても,その改善充実に積極的に取り組むことを強く要求するものであります。 次に,議案第12号 公債会計については,一般会計で財団法人地域総合整備財団に5,000万円を出捐することに関連するものであり,賛成できません。 次に,議案第6号 国民健康保険会計予算及び同第42号 国保条例の一部を改正する条例案についてであります。 これらは国保料値上げにかかわるものでありますが,平均改定率4.5%,最高限度額37万円を39万円に引き上げようとするものであります。すでにこれまで指摘してまいりましたように,国保加入世帯の所得水準は,その6割が生活保護水準以下,いわゆるボーダーライン層が多く,現行の保険料さえ高くて払えないというきわめて困難な状況となっております。ところが,国保財政の抜本的再建の展望も示さないまま,国に対しては多額にわたる国庫負担の引き下げを許しながら,他方,負担能力の限界にある国保加入者にこれ以上の値上げ,負担増を押しつけようとすることは,とうてい容認できないのであります。一般会計の繰り入れを増額したといっても,国保料の負担は,現在すでに耐えがたいものになっており,こうした中での値上げを認めることにはならないのであります。 また,平均4.5%の改定率と言いながら,低所得階層には15%もの負担増となるのは問題であり,いわゆる応益割,応能割の比率を歴年変更してきている中で,国保加入者の負担能力を度外視して,一律に負担を求める応益比率を高めるやり方は,低所得階層への負担割合をふやすことにつながるものであり,遺憾であります。わが党が指摘し,理事者も認めた職権による国保資格の抹消ということが再び起こらぬよう,適正かつ配慮ある措置を重ねて要求しておきます。 次に,議案第13号 病院事業会計予算についてでありますが,本来,病院が治療の一環として行うべき患者給食の調理を民間に業務委託することには反対であります。 次に,議案第16号 高速電車事業会計予算についてであります。 仮称財団法人札幌市交通事業振興公社設立に3,000万円を出損しようとするものでありますが,これは,地下鉄大通駅に本市が新たに開設する総合交通案内センターの業務及び定期券発売業務など,本来本市交通局が行うべきサービス業務を新たに設立する財団に委託しようとするものであります。これは市民サービスの低下,労働者の処遇の劣悪化につながるものであり,容認できないところであります。 最後に,地下鉄の路線延長が論議されてまいりましたが,将来の地下鉄建設の展望について全く示し得ない助役答弁は遺憾であることを申し上げて,討論を終わります。 ご清聴ありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,福士 勝君。 (福士 勝君登壇・拍手)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆福士勝君 私は,ただいまから,民社クラブ議員会を代表して,本定例議会に提案されております議案第1号から第48号については,いずれも賛成する立場から,請願第47号,第50号,第51号,第52号及び陳情第60号,第63号,第64号,第94号については不採択とする立場から討論をいたします。 さて,本市は本年,創建120年を迎えました。市長は今議会の冒頭に当たり,高齢化社会の到来,高度情報化の進展,国際化の進行など,今日の社会経済情勢の大きな転換期を迎えている中で,諸課題を真正面から受けとめ,果断に解決を図っていくために,21世紀を見据え,長期的な展望に立ったまちづくりを進めていく必要性を述べられるとともに,改定された札幌市基本構想に基づき,昭和80年を目標とした第3次長期総合計画に取り組まれているところであり,昭和63年度は,これを具体化する新5年計画をスタートさせる年であることから,活力と個性と安らぎに満ちた21世紀都市さっぽろを目指し,力強い第一歩を踏み出す重要な年であることも強調されました。 こうした市長の基本的な考え方に賛意を表するとともに,青函トンネルの開通により新しい時代に入った北海道を牽引する中心的役割を担う札幌のまちづくり,北方圏の拠点都市さっぽろのまちづくりに取り組まれるよう要望をいたします。 まず,提案されております昭和63年度予算案と使用料・手数料の改定についてであります。 本市を取り巻く厳しい財政状況の中にあって,景気浮揚を念頭に置きつつ,公共事業費については,できる限りの事業量の確保に努めていることや,単独事業についても,来年秋に予定されている分区関連施設の整備や,社会経済の変化に対応していく事業を盛り込むことにより,一般会計では,対前年度比で7.1%増の5,384億円,特別及び企業会計を合わせて,当初予算では5.6%増で,初めて1兆円を超える予算規模となったことは,来たるべき21世紀に向けての札幌のまちづくりを推進していくための礎となる年の予算として評価するものであります。 しかしながら,今後の健全財政堅持の観点から懸念を申し上げますと,市債についてであります。一般会計,特別会計,企業会計合わせて,63年末見込みでは1兆3,700億円余となり,予算規模を上回る多額なものとなっており,財政が硬直化して,本市の健全財政運営が阻害されることのないよう方策を講じていく必要があります。 また,各種使用料・手数料の改定案については,市民生活に与える影響を十分考慮に入れなければならないと思うのであります。今回改定の大部分は,昭和59年に改定されて以来4年間を経過し,この間の維持管理費が増高したこと等の理由によるものでありますが,この改定に当たっては,抑制策を講じており,必要最小限の改定はやむを得ないものと判断するものであります。 今後ともより一層の経費節減等を図られ,なお一層の市民生活に必要な行政サービスの充実向上に努められますよう要望をいたします。 さて,各局ごとに簡潔に述べてまいりたいというふうに思います。 まず,総務局関係についてであります。 国際交流プラザ運営費補助を初め,コンベンション及び国際交流事業助成,国際交流接遇施設建設調査設計など,国際都市さっぽろの実現を目指したまちづくりを進めるための諸施策が盛り込まれており,妥当なものと考えるものであります。 なお,情報公開制度に関し,文書管理OAシステムの構築,情報提供窓口の開設が計上されておりますが,実施を予定されております本市情報公開制度が,より市民ニーズに合致したものとなるよう,今後の検討を急がれるよう要望しておきます。 次に,企画調整局関係についてであります。 改定された札幌市基本構想に基づいて第3次札幌市長期総合計画の取りまとめをされているところですが,本年は,これを具体化する新5年計画をスタートさせる年であります。掲上されております長期総合計画事業推進の中で,計画の円滑な推進を図るため,計画内容の広報はもとより,計画事業の進行管理や広域的な事業の推進のため,特段の努力を要望しておきだいと思います。 なおまた,大都市問題基礎調査に関しては,最近の多極分散の国土形成の論議や,1省庁1機関の地方分散を初めとする中央の動ぎの中で,本札幌市が全国的な新しい国土形成の渦の中で,いかなる役割を分担し得るのか,その中で,本市のより一層の活性化をどう図っていけるのかについて,特段の取り組みを要望する次第であります。 次に,市民局関係についてであります。 来年の白石区,西区の分区を控えて,所要の分区関連施設の建設に取り組まれておりますことは評価したいと思いますが,なお,残余の課題もあろうかと思います。今後,鋭意検討され,スムーズな移行となるよう要望しておきます。 次に,民生局関係につきましては,保育料と国保の料金改定についてであります。 まず,保育料の改定についてであります。本市の保育料が,従来から国の保育料基準額を大幅に減額し,保護者負担の軽減が図られていることに対しまして高く評価をするものであります。今回の改定につきましても,12億1,000万円の一般財源を投入し3.78%の改定にとどめ,国の基準額に対し,40%の軽減を維持したこと。また,保育所に要する経費について,基本的に保育所を利用している保護者と国及び本市が負担するという制度の中で,総経費の約80%が公費負担で賄わられている状況等を考えますと,今回の改定はやむを得ないものと考えます。 続いて,国民健康保険料の問題についてであります。今回提案されました保険料の改定は,一般会計から実に80億3,100万円を繰り入れして4.5%の改定にとどめたものであり,総額では,本市の厳しい財政事情の中で,加入者1人当たり3万275円の繰り入れを行ったものであります。したがって,被保険者の負担も十分考慮したものと言うことができ,4.5%の改定はやむを得ないものと考えるものであります。 また,わが会派が主張した医療費の適正化については,重複受診者の実態調査等について積極的に取り組んでいるところであり,評価できるものであります。今後とも医療費の適正化についてさらに前向きに取り組み,あわせて,実効ある収納対策を実施する努力と意気込みを強く要望するものであります。 次に,衛生局関係のうち,車粉対策についてであります。車粉は健康影響はもちろんのこと,いまや深刻な都市環境問題であります。市民の車粉による不快感あるいは被害感といったものは,一向におさまったと言えるものではありません。今春,初めて健康被害調査を実施し,全国に先駆けて,札幌独自の環境目標値を設定することについては,評価するとともに,車粉対策強化を図ることを要望しておきます。 次に,建設局関係のうち,スパイクタイヤ対策であります。これまでの市の対応について評価をしておりますが,車粉公害をなくするためには,何といっても,発生源をなくすることにあります。スタッドレスタイヤ普及のために,効果的手段でありますモニター制度の拡大と継続を図るとともに,安全運転講習会の継続と内容の充実,スタッドレス化に対応するために,シーズンを通した路面整備の充実,市スパイクタイヤ使用規制条例の見直しについては,強制力を持たせることを強く要請しておきます。 最後に,交通局関係についてであります。 昭和70年を目標とする地下鉄50キロ計画も着々と進み,本年12月の東豊線栄町・豊水すすきのの開通で3路線体制になり,地下鉄を待ち望んでいる市民には大きな朗報であります。近く免許申請を予定している東豊線の延長,豊水すすきの・福住が開業すると,営業キロは45.3キロとなるのであります。次期路線の約6キロの早期実現を目指して,東西線琴似・手稲東と東豊線福住・北野間の需要喚起の施策を推進する地下鉄次期路線整備対策委員会で鋭意検討を進めている努力に敬意を表します。 70年全線開業で地下鉄50キロ体制実現のために,強力な施策の展開をこの際強く要望するものであります。 以上,冒頭申し上げたとおり,63年度予算案及びその関連議案には原案賛成,請願及び陳情は不採択の立場を明らかにし,要望意見を申し上げて,私の討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ほかに発言がなければ,討論を終結し,採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。 まず,請願第47号,請願第51号及び陳情第60号の請願2件,陳情1件を一括問題といたします。 請願2件,陳情1件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立少数であります。よって,請願第47号,請願第51号及び陳情第60号の請願2件,陳情1件は不採択と決定されました。 次に,請願第50号,請願第52号,陳情第63号,陳情第64号及び陳情第94号の請願2件,陳情3件を一括問題といたします。 請願2件,陳情3件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立少数であります。よって,請願第50号,請願第52号,陳情第63号,陳情第64号及び陳情第94号の請願2件,陳情3件は不採択と決定されました。 次に,議案第1号,議案第19号から第23号まで,議案第30号及び議案第34号から第41号までの15件を一括問題といたします。 議案15件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立多数であります。よって,議案第1号,議案第19号から第23号まで,議案第30号及び議案第34号から第41号までの15件は可決されました。 次に,議案第6号,議案第12号,議案第13号,議案第16号,議案第24号から第29号まで,議案第32号,議案第33号及び議案第42号の13件を一括問題といたします。 議案13件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立多数であります。よって,議案第6号,議案第12号,議案第13号,議案第16号,議案第24号から第29号まで,議案第32号,議案第33号及び議案第42号の13件は可決されました。 次に,議案第2号から第5号まで,議案第7号から第11号まで,議案第14号,議案第15号,議案第17号,議案第18号,議案第31号及び議案第43号から第48号までの20件を一括問題といたします。 議案20件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,議案第2号から第5号まで,議案第7号から第11号まで,議案第14号,議案第15号,議案第17号,議案第18号,議案第31号及び議案第43号から第48号までの20件は可決されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,暫時休憩をいたします。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより,休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2,請願第1号,請願第45号,陳情第25号,陳情第48号及び陳情第62号の請願2件,陳情3件並びに意見書案第1号 季節労働者の通年雇用と生活を守る諸施策の実現に関する意見書,意見書案第2号 道立札幌北野病院の存続等に関する要望意見書及び意見書案第7号 留守家庭児童対策事業の制度化に関する要望意見書の意見書案3件,合わせて8件を一括議題といたします。 委員長報告及び提案説明を求めます。 まず,総務委員長 長岡武夫君。 (長岡武夫君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎長岡武夫君 総務委員会に付託されました陳情3件について,その審査結果をご報告いたしますとともに,総務委員会所属議員全員の提出にかかわる意見書案第1号について,提案趣旨をご説明いたします。 まず,陳情第25号 エイトビルの札幌市持ち分の売却に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,本市持ち分は,活性化に関する5条件を満たす会社であれば売却するとのことだが,この方針はいつ決定したのか。本市は,持ち分売却の方針を決定した昭和56年10月以降,どのように売却先を探してきたのか。エイトビルは,空床による集客力の低下で,テナントの経営が悪化していることから,早急な活性化が必要と考えるがどうか。退店後の原状回復を怠っている平安閣に対し,どのような指導を行っているのか。また,敷金を原状回復費用に充当することはできないのか。 日本債券信用銀行は,河村ビル開発に融資を行うに際し,本市の意向調査を行ったと思うがどうか。また,融資を申し込む場合,通常提出する事業計画書の内容はどのようになっているのか。河村ビル開発に対する融資が,本市の意向と無関係に行われたとすれば,日本債券信用銀行自身が地上げを目的としている可能性も考えられるがどうか。 本市は,現在までどの程度の市費を投入したのか。また,空床による損害額はどの程度か。空床は,本市が委託した札幌振興公社の不適切な管理が原因で発生したものであり,本市は,筆頭オーナーとして,空床を解消しビルの活性化を図る責任があると考えるがどうか。また,持ち分は,市民の貴重な財産であり,活用方法を十分に検討すべきではないのか。テナントの一部は,2月27日のオーナーとテナントの全体会議で,本市が責任ある活性化計画を示さなかったことに不安を感じ,河村ビル開発への売却を希望するに至ったのではないのか。本市は,持ち分を売却し,責任を持って活性化することを明確に表明し,テナントの不安解消を図るべき時期に来ていると考えるがどうか,等の質疑がありました。 これらに対し理事者から,エイトビルは,取得した経過からして,民間にお渡しするほうがベターであるとの観点から,5条件を示してきた経過があり,陳情が出されたことは厳粛に受けとめている。現在も,適当な人があれば売るべきであるとの認識は変えていない旨の答弁がありました。 質疑終結後,提出者から,件名,趣旨及び理由の一部訂正があり,これを受け,取扱いについて協議したところ,賛成多数で採決することに決定いたしました。 続いて討論を行いましたところ,松浦委員から意見の表明がありました。 討論終結後,採決を行いましたところ,賛成多数をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に,陳情第48号 建設(季節)労働者対策の充実に関する陳情及び陳情第62号 季節労働者の雇用と生活安定要請方に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,公共事業は,できる限り冬に発注すべきと考えるがどうか。本市は,機構を強化するなどして,道内企業の現状を十分調査し,季節労働者の雇用実態を明らかにすべきではないのか。季節労働者援護事業制度は,通年雇用が実現されない限り必要であることから,市長は,率先して存続を要請すべきと考えるがどうか,等の質疑がありました。 討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致採択すべきものと決定いたしました。 また,陳情趣旨の実効を期するため,意見書案第1号 季節労働者の通年雇用促進と生活を守る諸施策の実現に関する意見書を提案した次第であります。 以上で,報告及び説明を終わります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,文教委員長 吉田哲男君。 (吉田哲男君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎吉田哲男君 私ほか文教委員会所属議員全員の提出にかかわる留守家庭児童対策事業の制度化に関する要望意見書案について,その提案の趣旨をご説明いたします。 ご承知のとおり,近年,女性の社会進出が急速に拡大しており,昭和61年の調査では,全雇用者の4割近くを占めるに至っております。とりわけ既婚女性の割合が高く,家事専業者を上回って,確実な増加を続け,社会経済活動を支える大きな力として定着してきております。 他方,離婚率の上昇など,さまざまな事情による母子・父子家庭も増大しており,核家族化の進む中で,これら保護者の不在によって,下校後帰宅しても適切な指導を受けられない,いわゆる留守家庭児童の増加が社会的な問題となってまいりました。 この対策については,児童の健やかな成長を願い,父母が安心して働き続けることができるよう,議会においても真剣な論議を重ねてきており,市においても,昭和57年度から児童健全育成事業の一環として対応の充実を図ってきたところであります。しかしながら,一自治体での対応には限界があり,すべての対象児童に等しく放課後の安全を確保するためにも,国における留守家庭児童対策事業の法制度化と適切な財源措置の早急な実現を要請する必要があります。このような判断のもとに,意見書案第7号を提案した次第であります。 以上で説明を終わります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,環境消防委員長 高橋忠明君。 (高橋忠明君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎高橋忠明君 環境消防委員会に付託されました請願第1号 再生資源回収業者に対する助成に関する請願について,その審査結果をご報告いたします。 主なる質疑といたしましては,円高の影響で経済的打撃を受けている中小零細の再生資源回収業者の経営安定を図るため,新たな助成制度を設ける考えはないか。助成策を検討するに当たって,関係ある部局と十分な協議を行い,きめ細かな対策を立てるべきではないか。現行の融資制度は,条件設定に問題があり,経営難にあえいでいる中小零細な再生資源回収業者が確実に救済される制度と言いがたいのではないか,等がございました。 これに対し理事者からは,円高の影響で事業活動に支障を生じている企業は,再生資源回収業者に限らないことから,新たな助成制度を設けるよりも,現行の国,道及び市の融資制度の有効利用について指導を行っていきたい趣旨の答弁がございました。 討論はなく,採決の結果,賛成少数をもって,不採択とすべきものと決定をいたしました。 以上でございます。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,厚生委員長 南 二郎君。 (南 二郎君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎南二郎君 厚生委員会に付託されました請願第45号 道立札幌北野病院の移譲に反対し,拡充・強化することの要請方に関する請願について,その審査結果をご報告いたしますとともに,私ほか本委員会所属議員全員により提出いたしました意見書案第2号について,その提案趣旨をご説明いたします。 本件は,ことし1月に,道立病院の再編整備と経営合理化の方策案の中で,道が,道立札幌北野病院の公的医療機関への移譲の方針を示しているが,これに対して,当該病院の移譲に反対し,存続等を道に要請することを内容とするものであります。 主なる質疑として,市民の医療を確保する立場から,本市としては,今回の移譲案についてどのように考え,また,道に対してどのような対応を行うのか。公的医療機関の果たす役割について,本市の基本的な考え方はどうなのか。また,公的医療機関の存廃に当たって,これまで,国,道,市など公的医療機関同士の話し合いの場が設定されたことがあるのか。当該病院は結核療養を担当しているが,新規患者の動向など,最近の本市の結核発生状況はどうなのか。当該病院は,経営面がかなり多額の欠損金が生じているが,その原因は何か。保険医療機関の取り消しなどを審議する地方社会保険医療協議会が道に設置されているが,このような機関を通して,本市はどのような対応を考えているのか,等の質疑がございました。 これに対して理事者から,道立札幌北野病院については,昭和46年に開設以来,地域の核としての期待を持たれており,地元住民の意向も十分理解できるので,これらを踏まえて,本市の地域医療の低下を招くことのないよう道に対して要請していきたい旨の答弁がございました。 本委員会としましては,道立札幌北野病院が地域で果たしている役割を十分認識し,地域医療の向上のため,その存続等には,十分な配慮を行うことが必要であることから,要望内容を妥当と認め,全会一致採択すべきものと決定するとともに,その趣旨の実効を期するため,道に対する意見書案第2号 道立札幌北野病院の存続に関する要望意見書を提案した次第であります。 以上で,報告及び提案趣旨の説明を終わります。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) だだいまの各委員長の報告及び説明に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。 まず請願第1号を問題といたします。 本件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立少数であります。よって,請願第1号は不採択と決定されました。 次に,請願第45号,陳情第25号,陳情第48号及び陳情第62号の請願1件,陳情3件並びに意見書案第1号,意見書案第2号及び意見書案第7号の意見書案3件,合わせて7件を一括問題といたします。 請願1件及び陳情3件を採択することに,意見書案3件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。 よって,請願第45号,陳情第25号,陳情第48号及び陳情第62号の請願1件,陳情3件については採択することに,意見書案第1号,意見書案第2号及び意見書案第7号の意見書案3件については可決することに決定されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第3,意見書案第3号 リニアモーターカー実用実験線誘致に関する要望意見書,意見書案第4号高等学校の早期新設に関する要望意見書,意見書案第5号 札幌管区気象台の整備拡充に関する意見書,意見書案第6号 道費補助強化についての要望意見書及び決議案第1号交通問題等に関する調査特別委員会設置の決議の一部を変更する決議の5件を一括議題といたします。 いずれも全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。 意見書案第3号から第6号まで及び決議案第1号を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第3号から第6号まで及び決議案第1号は可決されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,日程に追加いたしまして,意見書案第8号 職務執行命令訴訟制度に関する意見書を議題といたします。 本件は,全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。 意見書案第8号を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第8号は可決されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) さらに,日程に追加いたしまして,決議案第2号 国民健康保険に関する決議を議題といたします。 本件は,自民党,社会党,公明党,自民クラブ,民社クラブの所属議員全員の提出によるものであります。 提案説明を求めます。川口谷 正君。 (川口谷 正君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎川口谷正君 私は,ただいまより,自民党,公明党,自民クラブ,民社クラブ並びに社会党所属議員全員を代表して,ただいま上程されました決議案第2号 国民健康保険に関する決議案について,簡潔にその提案理由をご説明申し上げます。 札幌市国民健康保険会計は,ご承知のとおり,医療費の増高や国の補助削減などにより,昭和62年度末決算見込みで,累積赤字が185億円となっております。このため,保険料は毎年値上げされ,ことしも4.5%の値上げが提案をされでおり,加入者の負担は増大する一方であります。このような状況は,国の措置をもって一刻も早く解消されるべきものでありますが,あわせて,本市においても,加入者の窮状にかんがみ,また,国保財政健全化のため,今後の国保運営に当たって,一般会計負担のあり方や総医療費の抑制,加入者の増加対策などを含め,十分な配慮を求める立場から,本決議案の提案を行うものであります。以上でございます。(拍手)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの説明に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。 決議案第2号を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,決議案第2号は可決されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第4 議案第67号,議案第68号及び諮問第1号の3件を一括議題といたします。 いずれも市長の提出によるものであります。 提案説明を求めます。板垣市長。 (市長板垣武四君登壇)
板垣武四君
◎市長(板垣武四君) ただいま上程をされました議案2件及び諮問1件につきましてご説明申し上げます。 まず,議案第67号は,監査委員選任に関する件でございます。 本市の常勤の監査委員であります寺島伸治氏は,一身上の都合により,来たる3月26日をもって退職されることになりましたので,その後任者といたしまして,中目啓市氏を選任することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものでございます。 中目啓市氏は,昭和29年に本市に採用となり,厚生局保育部長,市立札幌病院事務局長,環境局長等を歴任し,現在は,消防長の職についており,本市監査委員として適任と考えるものでございます。 次に,議案第68号は,固定資産評価審査委員会委員選任に関する件でございます。 本委員会の土地家屋部会に属する委員でございます岸 太郎氏は,来たる3月31日をもって任期満了となりますので,その後任者といたしまして,藪崎久夫氏を選任することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものでございます。 藪崎久夫氏は,昭和42年12月に不動産鑑定士の登録をされ,現在は,株式会社北海道中央不動産鑑定所代表取締役社長をされているほか,昭和62年4月から社団法人日本不動産鑑定協会北海道会会長等に就任されている方でございまして,固定資産評価に関する専門的知識に長じておられ,本委員会委員として適任と考えるものでございます。 次に,諮問第1号は,人権擁護委員候補者推薦に関する件でございます。 本市を職務区域とする人権擁護委員でございます川嵜之,長居勝次のの両氏は,いずれも去る2月29日をもって任期満了となっており,また,関 恒昌氏は去る2月20日をもって辞任されておりますので,川嵜義之氏につきましては,引き続き推薦することを適当と認め,また,長居勝次,関 恒昌両氏の後任者といたしまして,それぞれ渡邊由三,相原敬用の両氏を推薦することを適当と認め,議会の意見を求めるため,本案を提出したものでございます。 相原敬用氏は,北海道開発局函館開発建設部に勤務された後,全北海道開発局労働組合中央本部委員長等を歴任し,現在は,全北海道労働組合協議会事務局長をされている方でございます。 川嵜義之氏は,北海道労働総同盟副会長,全日本郵政労働組合北海道地方本部執行委員長等の職につかれており,昭和53年11月から人権擁護委員に就任されている方でございます。 渡邊由三氏は,札幌地方検察庁首席捜査事務官,岩見沢区,札幌区画検察庁副検事等を歴任され,現在は,極光電機産業株式会社北海道営業所次長をされているほか,昭和60年11月から保護司をされている方でございます。 以上で,ただいま上程をされました各案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようにお願いを申し上げます。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの市長の提案説明に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。 まず,諮問第1号のうち,渡邊由三君の推薦の件を問題といたします。 渡邊由三君を推薦することを適当と認めることに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 起立多数であります。よって,渡邊由三君を推薦することを適当と認めることに決定されました。 次に,諮問第1号のうち,相原敬用君及び川嵜義之君の推薦の件,並びに議案第67号及び議案第68号を一括問題といたします。 相原敬用君及び川嵜義之君については,推薦することを適当と認めることに,議案2件については,同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,相原敬用君及び川嵜義之君については推薦することを適当と認めることに,議案第67号及び議案第68号については同意することに決定されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第5,常任委員会委員の選任を議題といたします。 本件につきましては,委員会条例第5条第1項の規定により,当職からお諮りします。 各位のお手元に配付の常任委員会委員名簿のとおり選任いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,常任委員会委員名簿のとおり,それぞれ選任されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ここで,日程に追加いたしまして,常任委員会委員辞退の件を議題といたします。 ただいま選任されました常任委員会委員のうち,当職につきましては,前例に従い,選任された厚生委員を辞退いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よってさよう決定されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第6,常任委員会委員長の選任を議題といたします。 (見延順章君「議長」と呼び,発言の許可を求む)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 見延順章君。
(発言者未割当) 発言者未割当
◆見延順章君 ただいま議題とされております常任委員会委員長の選任につきまして,指名推選の動議を提出いたします。 すなわち,総務委員長に加藤 斉君,文教委員長に八田信之君,環境消防委員長に武市憲一君,厚生委員長に川口谷 正君,建設委員長に大越誠幸君,経済公営企業委員長に本舘嘉三君を,それぞれ選任することを求める動議であります。 (「賛成」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの見延議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,総務委員長に加藤 斉君,文教委員長に八田信之君,環境消防委員長に武市憲一君,厚生委員長に川口谷 正君,建設委員長に大越誠幸君,経済公営企業委員長に本舘嘉三君がそれぞれ選任されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第7,議会運営委員会委員の選任を議題どいたします。 本件につきましては,議会運営委員会規程第3条の規定により,当職からお諮りします。 各位のお手元に配付の議会運営委員会委員名簿のとおり選任いたちたいと存じますが,ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,議会運営委員会委員名簿のとおり,それぞれ選任されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第8,議会運営委員会委員長の選任を議題といたします。 (工藤 勲君「議長」と呼び,発言の許可を求む)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 工藤 勲君。
(発言者未割当) 発言者未割当
◆工藤勲君 たたいま議題とされております議会運営委員会委員長の選任につきまして,指名推選の動議を提出いたします。 すなわち,議会運営委員長に見延順章君を推選することの動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの工藤 勲君の動議に対し,所定の賛成者がありますので本動議を直ちに問題とし,採決を行います。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます,よって,議会運営委員長に見延順章君が選任されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 次に,日程第9,札幌市各区選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。 この選挙は,本市各区選挙管理委員及び補充員が,来たる3月31日をもって任期満了となることに伴い,地方自治法第182条の規定に基づき,各区の選挙管理委員4人,合計28人及び各区の補充員4人,合計28人を選挙するものであります。 まず委員の選挙を行います。 この選挙は,7区を一括して,投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの出席議員数は66人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は,単記無記名であります。 お手元に配付の札幌市各区選挙管理委員被選挙人名簿記載の被選挙人のうちから,1区につき1人の氏名を投票用紙に記入願います。 投票用紙への記入は,全部終わりましたか。 (「終わり」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより投票を開始します。 この場合,7区を一括して,点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 (氏名点呼,投票)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより開票に入ります。 会議規則第30条第2項の規定により,立会人に佐藤寿雄君,水由正美君の両君を指名いたします。 両君の立ち会いを願います。 (立会人所定の位置に着く)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 開票を行います。 (開票)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 選挙の結果を報告いたします。 まず,中央区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効無票なし。 有効投票中 名 畑 馨 君 21票 渡 邊 和歌子 君 18票 三 浦 松 雄 君 13票 浦 英 夫 君 8票 城 桂 子 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,名畑 馨君,渡邊和歌子君,三浦松雄君,浦 英夫君が本市中央区選挙管理委員に当選されました。 次に,北区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票64票,無効投票2票。 有効投票中 横 山 光 明 君 19票 伊 藤 敞 君 18票 高 瀬 秀一郎 君 13票 坂 田 勝 君 8票 川 島 正 平 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,横山光明君,伊藤 敞君,高瀬秀一郎君,坂田 勝君が本市北区選挙管理委員に当選されました。 次に東区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票64票,無効投票2票。 有効投票中 山 本 義 弘 君 19票 笠 原 福 雄 君 18票 横 山 克 男 君 13票 小 谷 米 雄 君 8票 菅 野 安 洋 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,山本義弘君,笠原福雄君,横山克男君,小谷米雄君が本市東区選挙管理委員に当選されました。 次に,白石区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票64票,無効投票2票。 有効投票中 大 塚 半 次 君 19票 高 石 守 彦 君 18票 木 下 政 義 君 13票 鈴 木 伊佐夫 君 8票 池 川 慎 一 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,大塚半次君,高石守彦君,木下政義君,鈴木伊佐夫君が本市白石区選挙管理委員に当選されました。 次に,豊平区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票64票,無効投票2票。 有効投票中 牧 野 重 太 君 19票 韮 沢 堅 次 君 18票 大 賀 操 君 13票 岩 井 誠 君 8票 和 田 義 秋 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,牧野重太君,韮沢堅次君,大賀操君,岩井 誠君が本市豊平区選挙管理委員に当選されました。 次に,南区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 このうち,有効投票64票,無効投票2票。 有効投票中 木 村 猛 君 19票 安 田 春 雄 君 18票 須 藤 博 君 13票 小 畑 幹 夫 君 8票 小見山 明 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって木村 猛君,安田春雄君,須藤 博君,小畑幹夫君が本市南区選挙管理委員に当選されました。 次に,西区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票64票,無効投票2票。 有効投票中 吉 田 秀 二 君 19票 西 山 敬 三 君 18票 下 保 伸 一 君 13票 熊 井 孝 幸 君 8票 菊 地 克 輝 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,吉田秀二君,西山敬三君,下保伸一君,熊井孝幸君が本市西区選挙管理委員に当選されました。 次に,補充員の選挙を行います。 この選挙も,7区を一括して,投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ただいまの出席議員数は66人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は,単記無記名であります。 お手元に配付の札幌市各区選挙管理委員補充員被選挙人名簿記載の被選挙人のうちから,1区につき1人の氏名を投票用紙に記入願います。 投票用紙への記入は,全部終わりましたか。 (「終わり」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより投票を開始します。 この場合,7区一括して,点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 (氏名点呼,投票)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) これより開票に入ります。 会議規則第30条第2項の規定により,立会人に常見寿夫君,斎藤忠治君の両君を指名いたします。 両君の立ち会いを願います。 (立会人所定の位置に着く)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 開票を行います。 (開票)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 選挙の結果を報告いたします。 まず,中央区について報告いたします。 投票総数66票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 小 澤 洋 子 君 21票 飯 島 純 一 君 18票 笠 原 孝 次 君 13票 石 川 馬 市 君 8票 梅 澤 フ ミ 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,小澤洋子君,飯島純一君,笠原孝次君,石川馬市君が本市中央区選挙管理委員補充員に当選されました。 次に北区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 柳 沢 正 幸 君 21票 苅 屋 富 治 君 18票 菅 野 法 男 君 13票 上 杉 信 義 君 8票 阿 部 耕 作 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,柳沢正幸君,苅屋富治君,菅野法男君,上杉信義君が本市北区選挙管理委員補充員に当選されました。 次に,東区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 関 野 由 雄 君 21票 赤 塚 正 次 君 18票 二階堂 一 君 13票 川 合 洋 子 君 8票 原 龍 二 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,関野由雄君,赤塚正次君,二階堂一君,川合洋子君が本市東区選挙管理委員補充員に当選されました。 次に,白石区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 末 田 義 雄 君 21票 松 崎 四 郎 君 18票 日 高 康 雄 君 13票 太 齋 正 君 8票 武 藤 孝 司 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,末田義雄君,松崎四郎君,日高康雄君,太齋 正君が本市白石区選挙管理委員補充員に当選されました。 次に,豊平区について報告いたします。 投票総数66票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 高 橋 洋 君 21票 田 邊 榮 君 18票 瓦 秀 一 君 13票 山 根 武 君 8票 當 摩 憲 三 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,高橋 洋君,田邊 榮君,瓦 秀一君,山根 武君が本市豊平区選挙管理委員補充員に当選されました。 次に,南区について報告いたします。 投票総数66票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 坂 本 繁 雄 君 21票 中 西 仁 郎 君 18票 田 中 義 郎 君 13票 近 藤 静 江 君 8票 高 村 信 雄 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,坂本繁雄君,中西仁郎君,田中義郎君,近藤静江君が本市南区選挙管理委員補充員に当選されました。 次に,西区について報告いたします。 投票総数66票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち,有効投票66票,無効投票なし。 有効投票中 今 北 行 雄 君 21票 安 部 俊 雄 君 18票 佐 藤 弘 隆 君 13票 佐々木 作 松 君 8票 堺 章 芳 君 6票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって,今北行雄君,安部俊雄君,佐藤弘隆君,佐々木作松君が本市西区選挙管理委員補充員に当選されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 最後にお諮りします。 各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載の請願・陳情につきましては,各委員長から,閉会中継続審査といたしたい旨の申し出がありますので,その申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よってさよう決定されました。
吉野晃司君
○議長(吉野晃司君) 以上で,本定例会に付議の案件は,すべて議了いたしました。 これをもって,昭和63年第1回札幌市議会定例会を閉会いたします。