札幌市議会 会議録検索システム(平成4年第1回定例会 1992-02-25 第1号)
1992-02-25/発言 26 件 / 原本(札幌市議会)
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見延順章君
○議長(見延順章君) ただいまから,本日をもって招集されました平成4年第1回札幌市議会定例会を開会し,直ちに本日の会議を開きます。
見延順章君
○議長(見延順章君) 出席議員数は,69人であります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 本日の会議録署名議員として,畑瀬幸二君,横山博子君を指名します。
見延順章君
○議長(見延順章君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。
鍛冶沢徹君
◎事務局長(鍛冶沢徹君) 報告いたします。 監査委員から,監査報告10件が提出されましたので,各議員控室に配付いたしました。 本日,市長から提案されます議案第55号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案及び議案第63号 札幌市職員の育児休業等に関する条例案につきましては,地方公務員法第5条第2項の規定により,議長は人事委員会の意見を求めました。 本日の議事日程及び陳情受理付託一覧表は,お手元に配付いたしております。以上でございます。 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,昨年12月11日の本会議において,本市選挙管理委員に当選されました宮川新市委員,磯野開丈委員,向川武夫委員及び大橋八郎委員から,各位にごあいさつしたい旨の申し出がありますので,順次ご紹介をいたします。 まず,宮川委員。
(発言者未割当) 発言者未割当
◎宮川新市君 ごあいさつを申し上げます。 ただいま議長よりご報告いただきましたとおり,平成3年の12月11日本議会におきまして,選挙管理委員にご承認をいただきました。まことに非才ではございまするが,純正な,しかも心の通い合う会議を運営してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,磯野委員。
(発言者未割当) 発言者未割当
◎磯野開丈君 同じく12月22日に本市選管委員に任命をされました磯野開丈でございます。 大変未知な世界でございますが,これからはきれいな選挙,明るい選挙の推進に努力をしてまいりたいと,このように思っておりますので,よろしくお願いをいたします。(拍手)
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,向川委員。
(発言者未割当) 発言者未割当
◎向川武夫君 向川武夫でございます。 昨年の暮れの議会で選任をいただきました。至らない者ですけれども,精いっぱいの努力をいたします。どうか一層のご鞭撻を賜りますようにお願いをいたします。(拍手)
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,大橋委員。
(発言者未割当) 発言者未割当
◎大橋八郎君 大橋八郎でございます。 昨年お選びをいただきました。今後とも真剣に努力をしてまいりたいと存じております。よろしくお願いをいたします。(拍手)
見延順章君
○議長(見延順章君) これより議事に入ります。 日程第1,会期の件を議題といたします。 (佐藤寿雄君「議長」と呼び,発言の許可を求む)
見延順章君
○議長(見延順章君) 佐藤寿雄君。
(発言者未割当) 発言者未割当
◆佐藤寿雄君 会期設定の動議を提出いたします。 すなわち,本定例会の会期を本日から3月30日までの35日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ただいまの佐藤議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,本定例会の会期は本日から3月30日までの35日間と決定されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,日程第2,議案第1号から第85号までの85件を一括議題といたします。 いずれも市長の提出によるものであります。 提案説明を求めます。桂市長。 (市長桂 信雄君登壇)
桂信雄君
◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました平成4年度予算を中心とする諸案件の説明に先立ちまして,市政を執行するに当たっての基本的な考え方につきまして,一言私の所信を申し述べたいと存じます。 本年は,本市が政令指定都市に移行いたしましてから20年を迎える記念すべき年でありますが,いまやわが札幌は170万人の人口を擁し,北方圏を代表する国際都市として,たゆまぬ成長を続けているところであります。 このような状況の中にあって,来たるべき21世紀に向けた先駆的なまちづくりに果敢に挑戦し,時代の潮流に的確に対応するとともに,個性的で活力と魅力に満ちた躍動都市さっぽろの実現を図るため,平成4年度を初年度とする第2次5年計画の策定を行なったところであります。この計画におきましては,まずは市民要望の強い日常生活に密着した当面する課題の克服を重点とする一方で,将来を見通した計画的なまちづくりを進めるための課題につきましても,長期的視野に立って積極的に取り組むこととしているものであります。 次に,平成4年度の予算編成方針につきましてご説明を申し上げます。 本市の財政状況は,景気の減速化の中で,市税収入が従来のような伸びを見込めないところであり,歳出におきまして公債費などの義務的経費が年々増大しておりますことや,時代の変化に伴います新たな行政需要も見込まれますこと,さらには膨大な累積赤字を抱える交通事業・高速電車事業会計や国民健康保険会計の財政健全化など,早急に解決していかなければならない課題も多いことを勘案いたしますと,いままで以上に厳しい財政運営を行う必要があると認識をしているところであります。 そのためには,歳出におきまして,一般事務的経費について10%の節減を行うことを初め,徹底して事務事業の見直しや行政運営の簡素化・効率化を図るとともに,歳入におきましては,市税などにつきまして収入率の向上に努めるほか,使用料・手数料等の改定も行うなど,できる限りの財源確保を図ったところであります。 このような厳しい財政環境の中ではありますが,第1には,本市の抱える課題の解決の見通しを立てることとし,交通・高速電車事業の経営健全化を図るため,全庁を挙げてこれに取り組むこととし,内部経営の効率化策,乗客の需要喚起策,一般会計からの財政支援策から成る財政再建3本柱を強力に推し進めようとするものであります。また,国民健康保険会計につきましても,累積赤字の解消や保険料の負担軽減のため,引き続き一般会計からの財政負担を行うとともに,収入率の向上のために抜本的な対策を講じることとしております。 第2には,平成4年度が第2次5年計画のスタートする重要な年であることを踏まえまして,将来につながる施策について積極的な取組みを行うこととしております。 以上のほか,市民生活の安定向上のため,市民福祉の充実,教育環境の整備,中小企業対策の充実,さらには生活環境の整備などにつきましても,従前にも増してきめ細かな配慮を行うこととしております。 その結果,平成4年度の各会計予算の規模は,公債会計を除きまして,一般会計6,829億5,000万円,特別会計2,497億7,405万円,企業会計3,024億1,289万6,000円,合計で1兆2,351億3,694万6,000円となり,これを平成3年度肉づけ後の予算と比較しますと,その伸び率は,一般会計4.5%の増,特別会計3.5%の増,企業会計2.2%の増,合計で3.7%の増となるものであります。 これより各会計予算の内容につきまして,市政執行の目標として定めております六つの柱の区分に従い,その主要なものにつきまして逐次ご説明を申し上げます。 その第1は,生活都市すこやかサッポロに向けての施策であります。 初めに,社会福祉の充実につきましては,高齢者対策として,北区にデイ・サービスセンターを建設するための実施設計を行うとともに,生活相談員の配置と緊急通報システムを備える高齢者ケア付住宅事業を新たに厚別区で実施するほか,在宅介護支援センターの増設など,地域における在宅福祉の充実を図ることとしております。また,特別養護老人ホームについては,新設1ヵ所と増築1カ所に対しましてその建築費の補助を行うほか,老朽化の著しい札幌市稲寿園の改築に着手することとしております。 また,障害のある方々のため,民間の精神薄弱児通園施設,肢体不自由児通園施設及び精神薄弱者援護施設の新設に対しまして補助を行うとともに,心身障害者の小規模授産施設運営費補助金を大幅に増額したほか,地下鉄駅や保健所のエレベーター設置,公園内の身体障害者用トイレの設置など福祉の街づくり環境整備事業を引き続き行うこととし,さらには聴覚障害者のためのファックス給付事業を始めるなど,きめ細かな配慮もしているところであります。 さらに,3年度に実施設計を行いました(仮称)児童福祉総合センターには,児童相談所と肢体不自由児母子訓練センターを移転するほか,新たに精神薄弱児通園施設,精神薄弱者更生相談所等の併設も行い,児童の総合的相談機関として5年度の完成を目指し建設に着手することとしております。 次に,保健・医療体制の充実につきましては,中央保健所及び(仮称)健康づくりセンターの建設を引き続き進めますとともに,市立札幌病院の移転新築について平成7年度の完成を目指し,本格的に工事を進めることとしております。また,すこやか健診の検査項目の充実を図るとともに,新たに大腸がん検診や幼児の腎臓病マス・スクリーニング事業を始めるほか,精神障害回復者の小規模共同作業所運営費補助金を大幅に増額したところであります。 次に,快適な住宅や宅地環境の整備につきましては,里塚地区,屯田西地区及び中の沢地区の3地区に419戸の市営住宅を新設するとともに,ひばりが丘など4団地において建てかえ事業を行うほか,中間所得階層に対する良質で低廉な住宅の供給を図るため,新たに地域特別賃貸住宅供給事業の調査を行うこととしております。 次に,防災体制の充実につきましては,救急車を新たに平岸消防出張所に配置するほか,走行中においても応急処置ができる高規格化救急車も2台増強することとしております。また,消防科学研究所及び救急研修センターの移転・新築や,消防ポンプ車と資材搬送車を効率的に運用する消防シグマシステムを全国で初めて導入することとしております。 その第2は,躍進都市いきいきサッポロに向けての施策であります。 まず,産業の活性化と中小企業対策につきましては,中小企業金融対策資金貸付金を増額するとともに,異業種交流事業の促進や共同施設等環境整備に対する補助,さらには新たにデザイン育成事業を行うこととしております。また,地域商業振興基本構想の策定や商店街等活性化推進事業を行うほか,商店街魅力づくり事業に対する補助も引き続き行うこととしております。 次に,工業の振興につきましては,ハイテクヒル真栄の完成を初め,新川地区工業団地の造成を継続して行うほか,新たな工業団地の確保に向けての調査も引き続き行うこととしております。また,本市におきます物流システムの確立に向けまして,流通関連施設の実態の調査を行うこととしております。 次に,農業の振興につきましては,都市と農業の共存を目指した札幌里づくり事業を本格的に着手することとし,その第1期事業として,新たな都市型複合農業の実験・実践としての場や市民の憩いの場としての農業支援ゾーンにつきまして整備を行うこととしております。 次に,観光の振興につきましては,ホワイトイルミネーションの会場を大通西11丁目と12丁目にも拡大し,大通公園全体のイルミネーション化を実施するほか,政令指定都市移行20周年の記念事業として,札幌ゆかりの歌でつづるコンサートの開催及びそれを収録したCDと札幌の写真を組み合わせたさっぽろグラフティの発行などを行うこととしております。 その第3は,創造都市おおらかサッポロに向けての施策であります。 まず,学校教育の充実につきましては,豊明高等養護学校を北区茨戸に移転新築するほか,高等専門学校の専門教育棟の建築及び学生会館の基盤造成工事を行うこととしております。 次に,社会教育の充実につきましては,児童会館の100館構想に向けて引き続き6館の新設を行うこととしており,また,子供たちが大自然との触れ合いの中で豊かな情操や社会性を身につけるための体験学習の場となる,ワイルトピアの建設に向けての基礎調査を行うとともに,青少年科学館につきまして,新展示分野の整備を行うための調査を行うほか,円山動物園にレストハウスを新築することとしております。また,山の手図書館の全面改築を行うほか,本市の図書館の情報を他市町村が即時に検索することができる図書館広域情報ネットワークの整備を行うこととしております。 次に,芸術文化の振興につきましては,質の高い音楽を創造する空間としての音楽専用ホールの建設に向けて基本設計に着手するとともに,札幌芸術の森をより充実させるため,アートスタジオの建設や野外ステージの整備などの第3期整備計画に着手するほか,市民の芸術文化活動をさらに支援するために文化交流振興基金を改組し,芸術文化振興基金を新設するとともに,その増額も図ったところであります。 次に,スポーツ・レクリエーションの充実につきましては,白石区に温水プールがオープンするほか,新たに通年型スポーツ・レクリエーション施設としてのコミュニティドームを西区農試公園に,5年度の完成を目指し建設に着手することとしております。また,スポーツの交流や振興,さらには選手や指導者の育成事業を支援するため,スポーツ振興基金を創設し,あわせて,この果実を活用したスポーツ振興助成金を新設したところであります。 その第4は,快適都市うるおいサッポロに向けての施策であります。 まず,廃棄物処理対策につきましては,引き続き資源回収実施団体への助成やリサイクル団地の造成調査を行うとともに,リサイクルマニュアル作成などのさっぽろダイエット事業を進めるほか,路盤材再生処理施設を本年9月から稼働させるため,(仮称)株式会社札幌道路維持公社の設立を行うこととしており,また,試行的に家庭用コンポスト容器購入に対する助成を行うなど,行政・市民・事業者が一体となってごみの減量化・資源化を積極的に推進することとしております。さらに,新発寒清掃工場が本年12月から稼働し,これに伴い,ごみ処理体制の一層の強化を図ることとしております。 また,環境保全の推進につきましては,市内中心部の窒素酸化物の低下を図るため,大型ディーゼル車の最新規制適合車購入資金の貸付制度を創設するとともに,自動車排出ガスの測定局を1ヵ所増設するほか,地球に優しい市民運動の展開に向け,引き続き環境フェアを開催することとしております。 次に,雪対策の推進につきましては,雪さっぽろ21計画の段階的推進に向け,下水道施設の冬季活用としての厚別融雪槽が完成するとともに,新たに発寒流雪溝の建設着手や都心北地区融雪槽建設のための予備設計を行うほか,坂道ロードヒーティングを30ヵ所整備するなど施設の整備をさらに進めていくこととしており,また,運搬排雪やパートナーシップ排雪の拡充などに加え,降雪情報システムの稼働に伴い,なお一層の除雪体制の強化と効率化にも努めているところであります。 次に,都市交通基盤の整備につきましては,平成6年の開業に向けて,引き続き地下鉄東豊線の延長工事を進めるとともに,この最終駅となります福住にバスターミナルを設置するため所要の手続を行うこととしております。また,地下鉄の経営健全化の柱となります乗客の需要喚起策の推進のため,企画調整局に組織を新設するとともに,真駒内地区にパーク・アンド・ライド駐車場を建設するための設計を行うほか,駅周辺の土地利用の高度化や地下鉄施設の活用,集客性の高い施設の沿線配置への取組みなど各種の方策を講じることとしております。 次に,上・下水道の整備につきましては,引き続きその普及と施設の整備に努めることとしておりますが,その中で,水道施設では,清田地区の高区配水池の新設を行うほか,平成22年度の完成を目指した当別ダムの建設着手に伴い,北海道と4市町で構成します企業団に対しまして出資を行うこととしております。また,下水道施設では,新たに発寒雨水調整池の建設や手稲終末処理場の汚水処理施設の増設に着手することとしております。 その第5は,交流都市ふれあいサッポロに向けての施策であります。 まず,国際交流の推進につきましては,本年が札幌・ミュンヘン姉妹都市提携20周年となりますことから,公式使節団の派遣や受入れを初めとして,経済・文化・スポーツの交流事業を行うなどの記念事業を予定しており,なお一層の実りある交流に努めてまいりたいと考えております。また,都心部に国際的機能を集積した国際ゾーン構想を推進するための調査も行うこととしております。 次に,芸術・文化・スポーツなどのイベントの推進につきましては,パシフィック・ミュージック・フェスティバルを継続して開催するとともに,本年6月から8月にかけて開催が予定されておりますコミュニケーションワールド'92北海道2000に対する主催者としての負担を行うほか,5年度に開催を予定しております'93札幌国際見本市の準備経費に対しても負担を行うこととしております。また,芸術の森美術館のムンク展など特別展の開催補助も行うこととしております。 次に,市街地整備の促進につきましては,再開発事業では,新たに札幌駅北口地区の事業に着手するとともに,苗穂中央地区など7地区を継続して行うこととしております。また,土地区画整理事業では,新たに札幌駅南口地区及び富丘西地区の事業に着手するとともに,組合補助地区を含めて11地区を継続して行うこととしております。さらに,地区計画につきましては,上野幌中央地区など9地区において新たに策定を行うこととしており,加えて,地下鉄沿線等の土地の高度利用を促進させるため,緩和型地区計画制度を導入することとしております。 その第6は,連帯都市みんなのサッポロに向けての施策であります。 まず,地域活性化の推進につきましては,政令指定都市移行20周年を記念して,それぞれの区のシンボルとなる事業などを展開するため,新たに区のふれあい街づくり事業を行うこととしているほか,地区センターにつきましては,厚別西地区の建設に着手するとともに,発寒北地区の調査設計を行うこととしております。 また,街づくりサッポロ会議を継続して開催するとともに,それぞれの世代の方々の交流を通して行政に参加していただくさっぽろふれあい事業を新たに行うこととしております。さらに,近隣市町村とのより緊密な交流を図るため,各市町村の紹介などを行う複合交流圏ふれあい広場の設置を行うこととしております。 以上,市政執行の目標とこれに基づく主要施策についてご説明申し上げました。 次に,歳入の主なものにつきましてご説明を申し上げます。 まず,市税につきましては,景気の減速化傾向の中で,固定資産税等の堅実な伸びなども見込みながら,前年度対比6.5%増の2,770億円を計上しております。 次に,地方交付税につきましては,臨時財政特例債償還基金分に対する措置等を勘案し,前年度より130億円増の940億円と見込み,その全額を計上しております。 次に,市債につきましては,主として単独事業の財源として有効に活用を図る趣旨から,できる限りその確保に努め,地方財政対策により措置される分を含め,約468億円を計上しております。 以上のほか,その他の歳入につきましても可能な限り計上しているところでありますが,なお,不足する財源を補てんするため,財政調整基金80億円及びまちづくり推進基金20億円の総計で100億円を投入することとしております。 次に,使用料・手数料等につきましては,議案第19号から第53号までの各条例案に関連いたしますので,一括してご説明申し上げます。 今回改定いたしますものの大部分は,昭和63年度以降据え置かれているものでありまして,この4年間における維持管理費の増加など社会・経済情勢の変化及び他都市の状況等を勘案し,今後とも必要な行政サービスを維持し,向上させていくため,必要やむを得ない範囲の改定を提案いたしたところであります。 なお,平成3年4月の地方自治法の一部改正により,公の施設を管理委託している場合,その相手方に施設の利用にかかわる料金を収受させることができる制度が創設されましたことから,当該制度の導入に当たり所要の規定整備を行なっております。 次に,保育料につきましては,保育経費の増加,国の基準の改定,さらには他都市の状況等を勘案し,平均3.87%の改定を行うことにしております。また,国民健康保険料につきましては,賦課限度額を42万円から44万円に引き上げるとともに,特例減額措置の見直しなども行いながら,中間所得層の保険料負担の軽減を図ることとしております。 次に,下水道使用料につきましては,昭和60年度以降7年間据え置いているものでありますが,今後,施設の維持管理費や企業債償還費など諸経費の増加が予想されますことから,このまま推移しますと,適正な事業運営に支障を来たすことが懸念される事態となっております。 そこで,今後とも普及率の向上,雪対策への取組みを積極的に図るとともに,従来の公費負担のあり方について見直しなども行なった上で財政収支を見通した場合,平成8年度末には累積資金不足額262億円が見込まれますことから,この解消を図るため,平均33.5%の改定を行うことにしております。 以上で,平成4年度各会計予算の説明を終わりますが,予算に計上いたしましたすべての事業につきまして全力を挙げて執行し,市民の負託にこたえてまいる所存であります。 また,執行に当たります職員体制につきましては,逐次職員定数の見直しを行い,増員を最小限にとどめますとともに,職員の活性化をさらに推し進め,最少の人員で最大の行政効果を発揮できるよう,職員一丸となって対処してまいる所存であります。 なお,議案第54号から第63号までにつきましては,ただいま申し上げました各会計予算に関連するものであり,いずれも以上の説明または議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,これらにつきましての説明は省略をさせていただきます。 次に,一般議案につきましてご説明を申し上げます。 まず,議案第65号 札幌市福祉センター条例の一部を改正する条例案は,厚別区厚別中央1条7丁目に老人福祉センターを設置することに伴い,その名称及び位置を定めるものであります。 なお,この老人福祉センターは,本年4月上旬に開設する予定であります。 次に,議案第66号 札幌市精神薄弱者援護施設条例の一部を改正する条例案は,精神薄弱者の方々の社会的自立の促進を図るための施設として,新たに東区伏古1条2丁目に精神薄弱者福祉工場を設置することに伴い,その名称,位置等を定めるものであります。 なお,この施設は,本年4月上旬に開設する予定であります。 次に,議案第67号は,札幌市畜犬取締り及び野犬掃とう条例等の一部を改正する条例案であります。 これは,昨年5月に罰金の額等の引上げのための刑法等の一部を改正する法律が施行され,罰金の最低額及び地方自治法に定める条例の罰金の上限額が引き上げられましたことから,北海道において条例の罰金の額が引き上げられる見込みであることなどを考慮いたしまして,本市におきましても,7条例につきまして罰金の額の引上げ等を行うものであります。 次に,議案第68号 札幌市火災予防条例の一部を改正する条例案は,火気設備につきまして,大型の厨房設備や新たな形態の設備が普及してきている実情を踏まえ,火気設備の設置の基準,火の使用に関する制限等について所要の改正を行い,市民生活の安全確保を図ろうとするものであります。 なお,このたびの改正により基準に適合しないこととなる設備等につきましては,所要の経過措置を設けております。 次に,議案第69号から第73号までは,いずれも財産の取得の件であります。 これらは,市立高等看護学院等用地,(仮称)富丘西公園用地,(仮称)札幌里づくり事業用地,上野幌東小学校用地及び平岡中央中学校用地を取得するとともに,大通公園の再整備事業の一環として都市景観にふさわしい公園施設を整備するため,新たに彫刻を取得しようとするものであります。 このほか,議案第64号及び議案第74号から第77号までにつきましては,議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,説明を省略させていただきます。 なお,報告第1号は,公営住宅2件の工事請負契約の金額変更にかかわる専決処分の報告であります。 次に,議案第78号から第85号までは,平成3年度予算の補正に関する議案でありますので,一括してご説明申し上げます。 まず,一般会計でありますが,企画調整費4,000万円につきましては,(仮称)株式会社北海道テレコムセンターへの出資金でありまして,これは,北海道内における通信・放送・映像分野の人材育成などを図るために,第三セクターを設立しようとするものであります。 次に,社会福祉費1億3,000万円及び老人福祉費2億1,000万円につきましては,扶助費の追加でありまして,これは,主に件数あるいは単価の増により不足を生じる見込みとなりましたことによるものであります。 次に,諸支出金12億2,676万6,000円につきましては,国民健康保険会計に対する繰出金の減額及び貸付金の追加でありますが,これは国民健康保険会計の補正予算に関連いたしますので,後ほど一括してご説明いたします。 次に,財源振りかえにつきましては,新発寒清掃工場建設費及びごみ埋立用地造成費にかかわる国庫補助金が減額され,市債及び地方交付税で措置されることに伴うものであります。 以上によります一般会計歳入歳出予算の補正総額は16億676万6,000円となり,この財源といたしましては,市債等の特定財源を差し引き5億5,268万円の一般財源を必要といたしますが,これは,このたびの新発寒清掃工場建設費等に対して財源措置された地方交付税をもって充てるものであります。 次に,債務負担行為でありますが,いずれも国庫債務負担行為としての公共事業の追加に伴い,道路新設改良事業4億3,000万円,河川整備事業2億9,700万円,街路事業10億2,300万円及び公園整備事業3億5,800万円につきまして債務負担行為を設定し,本年度内に請負契約を締結しようとするものであります。 次に,繰越明許費でありますが,旧伏籠川の河川整備事業及び北2条通ほか2路線の街路事業につきまして,用地取得等にかかわる関係権利者との調整に予想以上の期間を要しましたことから,事業費の一部を翌年度に繰り越すものであります。 次に,土地区画整理会計でありますが,これは,一般会計と同様の国庫債務負担行為に伴い,米里北地区ほか2ヵ所の土地区画整理事業につきまして,2億3,000万円の債務負担行為を設定するものであります。 次に,国民健康保険会計でありますが,まず,給付費36億2,221万6,000円につきましては,療養給付費が被保険者や医療費単価の伸びなどから6億4,571万9,000円の不足となりますこと,また,老人医療費及び高額医療費にかかわる拠出金が,算定の乖離や医療の上昇などから,合わせて29億7,649万7,000円の不足となることによるものであります。 次に,一般会計借入金償還金及び利子7億1,821万6,000円の減額につきましては,平成2年度におきまして,国への返還金を当初33億円と見込んでおりましたが,加算金が課せられなかったことから,その不用となる借入金償還金及び利子について減額するものであります。 以上によります財源といたしましては,療養給付費及び拠出金の増額に伴い国庫支出金が見込まれますほか,退職者分の療養給付費に不用額が生じることに伴い療養給付費交付金を減額するとともに,なお不足する財源につきましては,先に申し上げました償還金の不用額と相殺の上,一般会計借入金をもって措置することとしております。 次に,公債会計でありますが,これは,整理会計として,このたびの一般会計,病院事業会計及び高速電車事業会計の補正予算に伴う市債を整理するものであります。 次に,病院事業会計でありますが,重症患者等の増加に伴う診療収益の増収及び薬品費の増額や,本院移転新築工事の延期により支払利息に不用額が見込まれることなどから,収益的収支及び棚卸資産購入限度額の補正を行うものであります。また,資本的収支等につきましては,本院移転新築工事が3年度の着工となり,事業期間も平成7年度までの見通しとなりましたことから,継続費の総額及び年割額を変更するとともに,本年度にかかわる事業費及び財源につきまして補正を行うものであります。 次に,交通事業会計でありますが,収益的収入としては,軌道事業の乗車料収入等で1億2,200万円の増額を行いますとともに,収益的支出としては,職員の給与改定に伴う人件費2億5,700万円の増額及び経費等で2億6,100万円の減額を行うものであります。また,資本的支出では,希望退職者の募集に伴う退職給与金12億8,400万円の増額を行うものであります。 次に,高速電車事業会計でありますが,収益的収入としては,乗車料収入で7億700万円の増額を行いますとともに,収益的支出としては,職員の給与改定に伴う人件費1億5,500万円の増額及び経費で3億4,500万円の減額を行うものであります。また,資本的支出では,資本費負担緩和分企業債95億円の発行に伴う企業債発行費3,900万円及び企業債償還金13億円の増額を行うほか,希望退職者の募集に伴う退職給与金29億9,500万円の増額を行うものであります。 次に,下水道事業会計でありますが,これは,一般会計と同様の国庫債務負担行為に伴い,管渠布設事業につきまして11億6,000万円の債務負担行為を設定するものであります。 以上で,ただいま上程をされました各案件の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
見延順章君
○議長(見延順章君) お諮りをいたします。 ただいま説明のありました議案85件につきましては,議事の都合上その議事を延期いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) ここで,報告をいたします。 本日,生駒正尚議員から,会議規則第62条第1項の規定による文書質問が提出されました。 その内容は,平成4年度補助事業及び委託事務の超過負担調べほか4項目であります。 理事者におかれましては,3月3日までに答弁書を提出されるよう求めます。 〔質問趣意書は巻末資料に掲載〕
見延順章君
○議長(見延順章君) お諮りをいたします。 本日の会議はこれをもって終了し,明2月26日から3月1日までは議案調査等のため休会とし,3月2日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) 本日は,これで散会をいたします。