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札幌市議会 会議録検索システム(平成4年第4回定例会 1992-12-14 第5号)

1992-12-14/発言 39 件 / 原本(札幌市議会)

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見延順章君 1 番目 / 52 字
○議長(見延順章君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。
 出席議員数は,70人であります。
見延順章君 2 番目 / 43 字
○議長(見延順章君) 本日の会議録署名議員として佐藤美智夫君,常見寿夫君を指名します。
見延順章君 3 番目 / 31 字
○議長(見延順章君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。
鍛冶沢徹君 4 番目 / 234 字
◎事務局長(鍛冶沢徹君) 報告いたします。
 去る12月10日,人事委員会委員長から,議案第3号 札幌市の休日を定める条例及び札幌市職員の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例案並びに議案第16号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案の2件に対する意見書が提出されましたので,その写しを各議員控室に配付いたしました。
 本日の議事日程,陳情受理付託一覧表及び議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。以上でございます。
 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
見延順章君 5 番目 / 26 字
○議長(見延順章君) ここで,暫時休憩をいたします。
見延順章君 6 番目 / 342 字
○議長(見延順章君) 休憩前に引き続き,会議を開きます。
 これより議事に入ります。
 日程第1,議案第1号から第20号までの議案20件,並びに請願第150号及び第152号の請願2件並びに陳情第185号,第187号,第190号,第217号から第219号まで,第222号,第223号及び第227号の陳情9件,並びに意見書案第1号 保険で「良い入れ歯」が作れるように診療報酬の改善を求める意見書及び意見書案第2号 保育所「最低基準」の改善に関する意見書の意見書案2件並びに決議案第1号 学校週5日制に伴う公的施設の整備及び利用促進に関する決議の決議案1件,以上34件を一括議題といたします。
 委員長報告及び提案説明を求めます。
 まず,総務委員長 川口谷 正君。
 (川口谷 正君登壇)
(発言者未割当) 7 番目 / 603 字 発言者未割当
◎川口谷正君 総務委員会に付託されました議案7件について,その審査結果をご報告いたします。
 最初に,議案第9号 平成4年度札幌市一般会計補正予算(第6号),議案第16号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案,議案第17号 札幌市議会議員の報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案及び議案第18号 札幌市特別職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,現在,市民生活が厳しい実態にあることから,特別職及び市議会議員の報酬等の増額は,市民の合意を得られないと考えるがどうか。特別職の退職金支給額は,条例の一部改正により,どのように変わるのか。他都市において,市議会議員の報酬の増額に反対した議員から,報酬が返還された例はあるのか等の質疑がありました。
 続いて,討論を行いましたところ,共産党・高橋委員から,議案第9号,議案第17号及び議案第18号に反対の立場から討論がありました。
 続いて,採決を行いましたところ,議案第9号,議案第17号及び議案第18号の3件については賛成多数で,議案第16号については全会一致で,可決すべきものと決定いたしました。
 また,議案第1号中関係分,議案第3号,議案第10号の3件については,質疑・討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。
見延順章君 8 番目 / 36 字
○議長(見延順章君) 次に,文教委員長村山優治君。
 (村山優治君登壇)
(発言者未割当) 9 番目 / 847 字 発言者未割当
◎村山優治君 文教委員会に付託をされました議案2件について,その審査結果をご報告いたしますとともに,当委員会所属議員全員により提出いたしました決議案第1号について,その提案趣旨をご説明いたします。
 最初に,円山総合運動場など,一定の有料公園施設に広告物を表示することを可能にするための議案第5号 札幌市都市公園条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,広告を表示する施設は,すべての体育施設を対象としているのか。また,表示する広告の数量や範囲についてどのように考えているのか。広告表示により,来年度はどのくらいの収入を見込んでいるのか。老朽化した円山球場のスコアボードの新設を行い,広告スペースを設けることにより収入を確保してはどうか。広告を表示する施設は無制限とせず特定すべきと思うが,基本的にはどのように考えているのか等の質疑がありました。
 討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 次に,学校週五日制に伴う週休土曜日に,本市施設の無料化を行うための議案第7号 札幌市都市公園条例等の一部を改正する条例案についてでありますが,質疑はなく,討論を行いましたところ,共産党・生駒委員からは可決すべきものとの立場から,また,市民ネットワーク・中嶋委員からは否決すべきものとの立場から意見の表明がありました。
 続いて,採決を行いましたところ,賛成少数で否決すべきものと決定をいたしました。
 また,学校週五日制の実施により,子供たちが休日を自主的に,しかも有意義に過ごすことができるよう,社会教育施設,体育施設等の公的施設を整備拡充し,日曜及び土曜休校日などには,当該施設の利用が促進されるよう特段の配慮を行うことが重要であるため,市長に対し,実施可能なものから順次行うことを強く求める決議案第1号 学校週5日制に伴う公的施設の整備及び利用促進に関する決議を提案いたしました次第であります。
 以上で報告及び説明を終わります。
見延順章君 10 番目 / 39 字
○議長(見延順章君) 次に,環境消防委員長 春原良雄君。
 (春原良雄君登壇)
(発言者未割当) 11 番目 / 948 字 発言者未割当
◎春原良雄君 環境消防委員会に付託されました議案1件,陳情1件につきまして,その審査結果をご報告いたします。
 最初に,議案第4号 札幌市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,適正処理困難物の事業者の回収責任に関する規定については,東京都の条例と比較すると緩やかなものとなっているが,その実効性についてどのように考えているのか。マニフェスト制度の導入については,リサイクルシステム制定委員会の中間提言にも明記されており,特別管理廃棄物に限らず,一般の産業廃棄物についても,将来的に規定整備を行なっていくべきと考えるがどうか。また,これについては,道条例や国の法律により規定していくべきと考えるが,道や国への働きかけを行なっているのか。市民や事業者に対する本市の支援策なり補助等について,もっと具体的に規定し,対応していくべきと考えるが,今後,規則・要綱などで整備していく考えはあるのか。家庭廃棄物の保管場所については,共同住宅に限らず,一般住宅についても宅地開発の際に義務づけるなど,検討する必要があると考えるがどうか。改正条例に関するPR方法については,具体例をもって行うなど,市民にわかりやすく説明すべきと思うが,どのように行う考えでいるのか等の質疑がございました。
 討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 次に,創成川河川敷の桜の植樹等に関する陳情第190号についてでありますが,主なる質疑として,創成川河川敷への植栽については,桜並木ということだけにこだわらず,地域住民の意向を十分に酌んで,総合的な観点で実施していくべきと考えるがどうか。伏籠川河川敷に水飲み場と公衆便所を設置することについては,どのように考えているのか等の質疑がございました。
 これらについて理事者から,創成川河川敷の桜並木等の整備については,河川管理者である北海道開発及び地域住民と十分協議を行いながら進めていきたい。また,水飲み場と公衆便所については,必要な箇所に設置する方向で検討したい旨の答弁がありました。
 討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。
見延順章君 12 番目 / 37 字
○議長(見延順章君) 次に,厚生委員長 常本省三君。
 (常本省三君登壇)
(発言者未割当) 13 番目 / 1,946 字 発言者未割当
◎常本省三君 厚生委員会に付託されました議案2件,請願2件及び陳情6件について,その審査結果をご報告いたしますとともに,私ほか当委員会所属議員全員により提出いたしました意見書案第1号及び第2号について,その提案趣旨をご説明いたします。
最初に,議案第8号 札幌市在宅老人介護手当支給条例案についてでありますが,主なる質疑として,本年の第2回定例会に提案された同一内容の条例案が否決され,在宅福祉サービスの充実を求める意見書・決議が可決された経過があるが,現在に至るまでに情勢の変化はあったのか。本市は,これまでに出された在宅介護手当の支給を求める請願・陳情の審査を通じ,どのような考え方を持っているのか。道及び9ヵ所の政令指定都市はすでに在宅介護手当の支給を実施しているが,これに対する本市の見解はどのようなものか。また,支給を行なっている都市は,いずれも昭和40年代から50年代にかけて事業を開始しているが,当時と現在では,在宅福祉に対する考え方がどう変化してきたのか等の質疑がありました。
 これに対して理事者から,福祉の方策としては,介護手当という直接給付の方法ではなく,在宅介護の3本柱を充実することが先決と考えており,これにより在宅介護をしている家族の本当の手助けをしたい旨の答弁がありました。
 討論を行いましたところ,自民クラブ・八田委員からは,否決すべきものとの立場から,また,共産党・武藤委員からは,可決すべきものとの立場から意見の表明がありました。
 続いて,採決を行いましたところ,議案第8号は賛成少数で否決すべきものと決定いたしました。
 次に,議案第11号 平成4年度札幌市病院事業会計補正予算(第1号)についてでありますが,質疑・討論はなく,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 次に,保険でよい入れ歯がつくれるように,保険点数の改正を求める意見書提出に関する請願第150号,第152号,陳情第219号及び第222号についてでありますが,主なる質疑として,保険医療費の中に占める入れ歯治療費の割合はどの程度か。高齢化が進む中,入れ歯の保険点数が改正され,よい入れ歯がつくれることとなれば,患者が増加すると思われるが,診療体制に問題はないのか。他の政令指定都市における入れ歯の保険点数の改正を求める意見書提出に関する請願・陳情の審査状況はどうなっているのか等の質疑がありました。
 討論はなく,採決を行なったところ,いずれも全会一致,採択すべきものと決定いたしました。
 また,高齢化社会において,老後の肉体的・精神的健康を保つには,しっかりした歯を備えていることがきわめて重要であり,現行の入れ歯の診療報酬の大幅な改善を行うよう国に強く要望することが必要と考え,本請願・陳情の趣旨に基づいて,意見書案第1号 保険で「良い入れ歯」が作れるように診療報酬の改善を求める意見書を提案した次第であります。
 次に,保育所最低基準の改善を求める意見書提出に関する陳情第217号,第218号,第223号及び第227号についてでありますが,主なる質疑として,本市における市立及び私立保育園の保母,栄養士,用務員等の配置はどうなっているのか。現在の職員配置基準には栄養士の配置が含まれていないが,本市としても基準化を強く要望すべきではないか。障害児保育について,どの程度の障害を持つ幼児を対象とし,また,保母の配置状況はどのようなものか。国は,公立保育園への補助金を,地方交付税措置に切りかえる方針を打ち出したが,本市として,これに対しどのように考えるのか。他の政令指定都市及び道内主要都市における基準外保母の配置はどうなっているのか。本市は,厚生省の保母配置基準を上回る保母の雇用に対して,独自に市単費で補助を実施しているが,この措置は配置基準が低いという認識に基づくものなのか等の質疑がありました。
 これに対して理事者から,本市における市立及び私立保育園の保母配置については,国の基準に加えて4人の保母を置いている。また,政令指定都市の市長会議,民生主管局長会議において,国に対する配置基準の引上げを要望しており,現状の基準でよいという認識ではない旨の答弁がありました。
 討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,採択すべきものと決定いたしました。
 また,女性の社会進出の増加や核家族化などにより,保育所の果たすべき役割はますます大きくなっており,政府に対し,保育所の職員配置等の最低基準の改善を求めることが必要であると判断されたことから,意見書案第2号 保育所「最低基準」の改善に関する意見書を提案いたした次第であります。
 以上で報告及び説明を終わります。
見延順章君 14 番目 / 37 字
○議長(見延順章君) 次に,建設委員長 宮本吉人君。
 (宮本吉人君登壇)
(発言者未割当) 15 番目 / 1,520 字 発言者未割当
◎宮本吉人君 建設委員会に付託されました議案3件及び陳情2件について,その審査結果をご報告いたします。
 最初に,幌平橋かけかえ工事請負契約締結にかかわる議案第19号及び議案第20号についてでありますが,主なる質疑として,今回施工する工区を除く残り約25メートルの工事が完了するのはいつごろの見通しなのか。橋梁全体の工事予算及び現在までの発注割合はどの程度か。平成6年12月に車道が完成した後,7年秋に橋の下流側に新たに歩道が完成するまでの間,歩行者の通行はどのように確保されるのか等の質疑がありました。
 討論はなく,採決を行いましたところ,議案2件はいずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 次に,議案第6号 市道の認定及び変更の件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 次に,株式会社札幌副都心開発公社の経営健全化に関する陳情第185号及び同公社の監査を求める陳情第187号についてでありますが,主なる質疑として,公社の経営状態について,これまでの収支状況及び今後の見通しについてどうなっているのか。公社の個別の役員報酬については取締役会に一任され,さらに取締役会では社長に一任しているが,その後,どのように報告されているのか。公社及び関連会社などで役員の兼任が相当あるが,役員報酬の二重支給は行われていないのか。また,子会社などの責任体制は確保できるのか。公社の常勤監査役が関連財団の役員を兼任しているのは,監査の独立性から見て問題と思われることから,是正を指導すべきではないのか。子会社であるアーク開発振興の増資について,公社から事前協議がなかったのは,市への背信行為と考えるが,どのように受けとめ,今後どうしようとしているのか。副都心開発計画について,これまでの進捗状況と今後の計画及び市の評価はどのようになっているのか。また,地元住民の意見はどのように反映されているのか。当該陳情やサンピアザ会からの市長陳情という形で表面化したオーナーとテナントの対立は,両者の話合いにより解決されるべきと思うが,これまでの解決の努力及び今後の努力はどうなっているのか。市と公社にかかわる諸問題については,改善すべき事柄が相当あり,これまでの指導体制や関与のあり方が弱かったのではないかと思われるが,今後どうしようとしているのか。監査委員による出資法人に対する監査の範囲はどこまで可能なのか。また,公社の監査を求める陳情第187号について,どのように受けとめているのか等の質疑がありました。
 これに対して理事者から,今回のような問題が提起されたこと自体,遺憾と考えており,公社のみならず,市の指導上の問題もあったと厳しく受けとめている。今後は,公社の役員体制も含め,円滑な運営に向けて種々検討した上で努力をしていきたい。監査委員による当該公社のような出資法人に対する監査権限は,地方自治法上,出納事務に限定されている。陳情第187号で求める監査は,経営全般にかかわることから,監査対象になじまないものである旨の答弁がありました。
 討論はなく,採決を行いましたところ,賛成者はなく,陳情2件はいずれも不採択とすべきものと決定いたしました。
 なお,審査の過程で,公社の経営は不健全ではないにしても,幾つかの問題点が委員から指摘されたことから,それらの是正に向け,当委員会の総意として,「株式会社札幌副都心開発公社及びその関連会社などに対する市の指導体制の強化要請について」を内容とする要請文を,12月3日,市長に提出したところであります。
 以上で報告を終わります。
見延順章君 16 番目 / 41 字
○議長(見延順章君) 次に,経済公営企業委員長 小川勝美君。
 (小川勝美君登壇)
(発言者未割当) 17 番目 / 733 字 発言者未割当
◎小川勝美君 経済公営企業委員会に付託されました議案6件について,その審査結果をご報告いたします。
 最初に,一般会計の補正予算にかかわる議案第1号中関係分についてでありますが,主なる質疑として,今回の補正により,中小企業経営安定特別資金が50億円追加されるが,いままでの業種別,金額別の融資実績及び今後の見通しはどうなっているのか。また,融資金額500万円以下の件数に占める信用保証協会の保証づきの割合はどの程度あるのか。零細企業が小口の融資を受けやすくなるよう,金融機関に対して指導を行うべきと思うが,これまでの取組み及び今後の対応はどうなっているのか等の質疑がありました。
 討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 次に,交通事業会計の補正にかかわる議案第13号及び高速電車事業会計の補正にかかわる議案第14号についてでありますが,主なる質疑として,今回の補正により,当初見込んだ輸送人員を確保できないことが明らかになったが,原因は何か。特に,定期外の乗車料収入の落込みが顕著となっているが,今後の料金改定のあり方について,どのように考えているのか。景気が現状のまま推移することにより,乗車料収入が回復しない場合,財政計画や地下鉄新線の免許申請への影響が懸念されるが,来年度は収益的収入が予算どおりに確保される見通しはあるのか等の質疑がありました。
 討論はなく,採決の結果,議案2件はいずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 最後に,議案第2号,議案第12号及び議案第15号の3件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。
見延順章君 18 番目 / 56 字
○議長(見延順章君) ただいまの各委員長報告及び提案説明に対し,質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 19 番目 / 67 字
○議長(見延順章君) 質疑がなければ,討論に入ります。
 通告がありますので,発言を許します。高橋重人君。
 (高橋重人君登壇・拍手)
(発言者未割当) 20 番目 / 3,274 字 発言者未割当
◆高橋重人君 私は,日本共産党を代表し,議案第7号,同第8号に賛成し,議案第9号,同第17号,同第18号には反対,また陳情第185号,同第187号の2件の採択を主張する立場から討論を行います。
 議案第7号及び同第8号は,わが党市議団全員の提案によるものであります。
 まず,都市公園条例等の一部を改正する条例案は,学校週五日制の実施に伴って,小学校,中学校,高校に通う児童・生徒に,自主的に文化,スポーツや自然に親しみ,有意義な休日を過ごしてもらうための環境整備として,休日となる土曜日に本市の関係施設を無料開放するためのものであります。
 わが党は,ことし3月の第1回定例会以来,学校週五日制に対応する公共施設の増設と無料開放を強く求めてまいりました。また,父母や教職員などからも強く要望が出されており,市長並びに教育長の決断,そして本市議会における本条例案の可決が求められているのであります。
 新日本婦人の会札幌協議会を初め,ゆきとどいた教育をすすめる札幌・石狩連絡会,諸要求実現をめざす札幌教職員の会,北海道高等学校教職員組合札幌支部,全日自労札幌学童保育支部,札幌子どもを守る会などが市教委に要望しているのを初め,地区労や札教組も施設使用料無料化を含む緊急署名運動に取り組んでおりますように,これは広範な父母や教師の共通の願いになっているのであります。
 無料化に伴う減収は,約800万円程度と推定されますが,本市の財政事情の中で対応できないような金額でないことは明白であり,むしろ父母が同伴することに伴う利用の拡大で増収も考えられますことから,財政事情を理由に無料化に背を向けることは全く根拠がなく,青少年に対する思いやりの欠如としか父母や子供たちには映らないのであります。
 文教委員会の審議の中で,わが党の提案に対し,市民ネットの議員から「日曜・祭日を除外して,土曜日のみを無料化するのはおかしい」などとの反対意見が出されましたが,学校五日制に伴う週休の土曜日の環境整備を行うことがその他の対応にもつながるものであり,本市議会が本条例を決めて,市長に対応の拡大を迫るべきでありましょう。
 また,社会党議員会は,桂市長に対し,施設使用料無料化を含む予算要望書を提出しているとも仄聞しており,審議の中で同党議員からも基本的には共産党に賛成であるとの意見も表明されておりますのに,これを文教委員会で否決すべきものと決定したことは,きわめて遺憾であります。
 わが党の提案は,子供たちはもちろん,父母や学校関係者の切実な願いを反映したものであり,すでに取り組まれている他政令都市8市の実施状況も十分踏まえたものであり,議会各派の賛同を得られるものと考えます。
 なお,議案第7号に関連する,文教委員会所属議員全員の提出による決議案第1号 学校週5日制に伴う公的施設の整備及び利用促進に関する決議については,その文言中にある「施設の利用が促進されるよう特段の配慮を行うことが重要である。」及び「実施可能なものから順次行うことを強く求めるものである。」との表現が,11日の文教委員会を休憩しての各会派の協議において,わが党の生駒議員が確認を求めたところ,本市施設の無料化を含むものであることが全会派において確認されましたので,賛成するものであります。
 次に,議案第8号 在宅老人介護手当支給条例案についてであります。
 この条例は,在宅の寝たきりの高齢者や痴呆のお年寄りを介護されている世帯に,月額で所得制限なしに2万円の介護手当を支給しようとするものであります。
 現在,高齢者福祉対策は,きめ細かく総合的に促進していかなければならない切実,緊急の課題であります。住宅問題もその一つであり,寝たきりのお年寄り対策もその一つであります。わが党は,今定例会において,横山議員の代表質問を通じ,高齢者の住宅改善のための施策を江戸川区の例を一つの参考にして要求したのでありますが,桂市長はこれに全く答えようとせず,高齢者に対する思いやりの欠如が示されたのでありますが,まことに遺憾と言わざるを得ません。
 介護手当支給条例については,本年6月,第2回定例会においてのわが党の提案に対し,反対された各派の皆さんは,ホームヘルプサービス事業,ショートステイ事業及びデイ・サービス事業の,いわゆる在宅福祉の3本柱があればよいと主張されたのでありますが,それから半年,これらの事業でどのような前進が見られたのでしょうか。厚生委員会の審議でも明らかにされましたように,何一つ前進が見られず,特に寝たきり老人を持つ家庭に対しては,何ら改善されていないのであります。このような現状のもとで,介護で苦労されている家庭に少しでも負担を軽くしてあげることは,いま市政に携わっているわれわれの共同の使命ではないでしょうか。対象になる人員は,寝たきりと痴呆性老人で約1,300人であり,所要経費は約3億円余であります。
 東京都を初め,13大都市中すでに10市が実施している介護手当を本市で実施できない財政事情なのでしょうか。決してそうではないのであります。今日,高齢化社会ということをだれもが言われます。しかし,高齢者の一つ一つの願いにこたえていく姿勢を示されないで,どうして高齢化社会を語ることができるでしょうか。桂市長は,北区老人クラブ結成20周年の式典で「高齢者が住みやすい社会は,どなたも住みやすい社会です。私は,そのために努力します。」と,あいさつされましたが,言葉だけでなく,一つ一つの施策の中で実行してほしいと多くの市民は心から願っているのであります。
 わが党が今回提案いたしました介護手当は,その一つであります。同僚議員各位が市民の願いに背を向けることなく,賛同されることを強く求めるものであります。
 次に,議案第9号 一般会計補正予算(第6号),議案第17号 札幌市議会議員の報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案並びに議案第18号 札幌市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案についてであります。
 これは,市長など特別職の給与及び議員の報酬などを引き上げるものであり,とうてい市民の理解や納得が得られるものでなく,条例案に反対するものであります。
 学校五日制に伴う市の社会教育施設などの無料化は,他の政令都市は,この9月からすでに実施しているのであります。寝たきりや痴呆の高齢者に対する介護手当も,早くから実施しているのであります。
 他都市が実施している子供たちへの教育環境の整備や在宅のお年寄りに対する福祉施策を拒否しながら,市長給与や議員報酬の引上げを優先させるやり方をどうして市民が納得するでしょうか。市民こそが主人公であり,市民福祉優先の政治こそ,いまわれわれ市政に携わる者に求められているのであります。市民の要求に背を向けながら,市長給与や議員報酬の引上げを図ろうとする議案第17号及び同第18号並びにこれに関連する補正予算の議案第9号については,わが党は賛成することはできません。
 次に,陳情第185号,同第187号は,本市が出資して設立した第三セクター札幌副都心開発公社の経営健全化を求めることを趣旨としたものであり,建設委員会での審議において市理事者も,より一層指導を強化すると答弁をせざるを得なかったものであり,理由に述べられている個々の事例については同意できないものがあるとしても,趣旨は妥当なものでありますし,必要な監査もやはり実施すべきであります。
 委員会において,これら2件の陳情に基づく審議は,さらに必要でありましたが,わが党の継続審議の要求は否決されました。その後の採決に当たって,わが党議員が挙手の態度をとりませんでしたが,かかる状況を慎重に検討した結果,わが党は陳情の趣旨を尊重し,採択すべきことを主張し,討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
見延順章君 21 番目 / 167 字
○議長(見延順章君) ほかに発言がなければ,討論を終結し,採決に入ります。
 この場合,分割して採決を行います。
 まず,議案第7号及び第8号の議案2件,並びに陳情第185号及び第187号の陳情2件,以上4件を一括問題といたします。
 議案2件を可決することに,陳情2件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。
 (賛成者起立)
見延順章君 22 番目 / 136 字
○議長(見延順章君) 起立少数であります。よって,議案2件は否決することに,陳情2件は不採択とすることに決定されました。
 次に,議案第9号,第17号及び第18号の議案3件を一括問題といたします。
 議案3件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。
 (賛成者起立)
見延順章君 23 番目 / 288 字
○議長(見延順章君) 起立多数であります。よって,議案3件は可決されました。
 次に,議案第1号から第6号まで,第10号から第16号まで,第19号及び第20号の議案15件,並びに請願第150号及び第152号の請願2件並びに陳情第190号,第217号から第219号まで,第222号,第223号及び第227号の陳情7件,並びに意見書案第1号及び第2号の意見書案2件並びに決議案第1号,以上27件を一括問題といたします。
 議案15件,意見書案2件及び決議案1件の18件を可決することに,請願2件及び陳情7件の9件を採択することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 24 番目 / 87 字
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,議案15件,意見書案2件及び決議案1件の18件は可決することに,請願2件及び陳情7件の9件は採択することに決定されました。
見延順章君 25 番目 / 98 字
○議長(見延順章君) 次に,日程第2,議案第21号及び諮問第1号の2件を一括議題といたします。
 いずれも市長の提出によるものであります。
 提案説明を求めます。桂市長。
 (市長桂 信雄君登壇)
桂信雄君 26 番目 / 2,082 字
◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました議案1件及び諮問1件につきまして,ご説明申し上げます。
 まず,議案第21号は,土地利用審査会委員任命に関する件であります。
 本市土地利用審査会委員であります新谷 融,五十嵐日出夫,伊藤健二,岩本勝彦,所 哲也,西内芳貴,藪崎久夫の7氏は,いずれも来たる12月19日をもって任期満了となりますので,新谷 融,五十嵐日出夫,岩本勝彦,所 哲也の4氏につきましては,引き続き任命することを適当と認め,また伊藤健二氏の後任者といたしまして山本浩介氏を,西内芳貴氏の後任者といたしまして前田一郎氏を,藪崎久夫氏の後任者といたしまして本間敏弘氏をそれぞれ任命することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものであります。
 新谷 融氏は,北海道大学農学部教授をされているほか,北海道防災会議専門委員等をされており,平成元年12月から土地利用審査会委員に就任されている方であります。
 五十嵐日出夫氏は,北海道大学工学部教授をされているほか,札幌市長期総合計画審議会委員等をされており,平成元年12月から土地利用審査会委員に就任されている方であります。
 岩本勝彦氏は,昭和49年4月に弁護士の登録をされ,平成元年12月から土地利用審査会委員に就任されており,現在は,札幌弁護士会少年問題対策委員会委員長等をされている方であります。
 所 哲也氏は,北海道大学経済学部教授をされているほか,札幌市長期総合計画審議会委員等をされており,昭和61年12月から土地利用審査会委員に就任されている方であります。
 本間敏弘氏は,株式会社本間不動産鑑定事務所代表取締役をされているほか,社団法人日本不動産鑑定協会北海道会会長等をされている方であります。
 前田一郎氏は,長く農業に携わり,現在は,札幌市農業委員会農地部会長等をされている方であります。
 山本浩介氏は,昭和24年に本市に採用され,札幌市議会事務局長を歴任後退職し,現在は,北海道住宅供給公社理事をされている方であります。
 次に,諮問第1号は,人権擁護委員候補者推薦に関する件であります。
 本市を職務区域とする人権擁護委員であります石坂健一,大黒静治,佐藤喜志,鈴木 豊,武田和恵,戸津夫佐子,羽生有伸,原 敦子,久末巧治,三島辰雄,村部芳太郎の11氏は,いずれも来たる平成5年2月28日をもって任期満了となりますので,石坂健一,佐藤喜志,鈴木 豊,武田和恵,羽生有伸,原 敦子,三島辰雄,村部芳太郎の8氏につきましては,引き続き推薦することを適当と認め,大黒静治氏の後任者といたしまして西出敬一氏を,戸津夫佐子氏の後任者といたしまして村山知子氏を,久末巧治氏の後任者といたしまして矢上博紀氏をそれぞれ推薦することを適当と認め,議会の意見を求めるため,本案を提出したものであります。
 石坂健一氏は,昭和30年4月に弁護士の登録をされ,昭和38年12月から人権擁護委員に就任されており,現在は,札幌人権擁護委員協議会会長をされている方であります。
 佐藤喜志氏は,長く法務局に勤務され,札幌法務局人権擁護部長等を歴任後,現在は,司法書士をされており,昭和59年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。
 鈴木 豊氏は,長く教職に携わり,札幌市立中央小学校長等を歴任後,現在は,北海道退職校長会理事等をされており,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
 武田和恵氏は,札幌家庭裁判所家事調停委員等を歴任後,昭和44年10月から武田病院を開業され,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
 西出敬一氏は,札幌商科大学人文学部助教授等を歴任され,現在は,札幌学院大学人文学部教授をされている方であります。
 羽生有伸氏は,長く法務局に勤務され,札幌法務局西出張所長等を歴任後,現在は,司法書士をされており,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
 原 敦子氏は,昭和59年4月に弁護士の登録をされ,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
 三島辰雄氏は,長く教職に携わり,札幌市立札幌中学校長等を歴任後,現在は,財団法人札幌市教育文化財団に勤務されており,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
 村部芳太郎氏は,昭和28年4月に弁護士の登録をされ,昭和38年12月から人権擁護委員に就任されており,現在は,札幌地方裁判所司法委員等をされている方であります。
 村山知子氏は,現在,英語の家庭教師をされているほか,北海道大学の外国人留学生やその家族の世話役兼相談役をされている方であります。
 矢上博紀氏は,現在,やがみ建設株式会社に勤務されており,本年1月から社団法人札幌青年会議所理事に就任されている方であります。
 以上で,ただいま上程をされました各案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようにお願いを申し上げます。
見延順章君 27 番目 / 51 字
○議長(見延順章君) ただいまの市長の提案説明に対し,質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 28 番目 / 114 字
○議長(見延順章君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。
 議案第21号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 29 番目 / 79 字
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,議案第21号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることに決定されました。
見延順章君 30 番目 / 168 字
○議長(見延順章君) ここで,日程に追加いたしまして,意見書案第7号 第11次道路整備5箇年計画における投資規模の確保等に関する意見書を議題といたします。
 本件は,自民党,社会党,公明党,自民クラブ,市民ネットワーク北海道及び民社クラブ所属議員全員の提出によるものであります。
 提案説明を求めます。常本省三君。
 (常本省三君登壇)
(発言者未割当) 31 番目 / 476 字 発言者未割当
◎常本省三君 私は,ただいまから自民党,社会党,公明党,自民クラブ,市民ネットワーク北海道及び民社クラブ所属議員全員の提出によります意見書案第7号 第11次道路整備5箇年計画における投資規模の確保等に関する意見書の提案理由についてご説明申し上げます。
 ご承知のとおり道路整備の促進は,生活大国づくりやゆとり社会を実現するための緊急の課題であり,今後,高規格幹線道路から市道に至る道路網の整備を強力に推進し,道路交通の安全性の確保,環境と調和したゆとりのある生活の実現,一極集中の是正等々により,活力ある地域社会の形成を図る必要があります。
 したがいまして,政府に対し,現下の不況克服策としても,公共投資の積極的拡大がきわめて重要であることにかんがみ,平成5年度を初年度とする第11次道路整備5箇年計画の総投資規模76兆円を満額確保し,計画の確実な実行を図るため,景気対策との整合性のもとに揮発油税,軽油引取税等の道路整備財源を充実させるよう強く求めるものであります。
 議員各位の賛成のほどをお願い申し上げまして,提案説明にかえさせていただきます。
見延順章君 32 番目 / 48 字
○議長(見延順章君) ただいまの提案説明に対し,質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 33 番目 / 77 字
○議長(見延順章君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。
 本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。
 (賛成者起立)
見延順章君 34 番目 / 41 字
○議長(見延順章君) 起立多数であります。よって,意見書案第7号は可決されました。
見延順章君 35 番目 / 265 字
○議長(見延順章君) さらに,日程に追加いたしまして,意見書案第3号 コメ等農畜産物の市場開放阻止に関する意見書,意見書案第4号 地方自治権の拡充に関する意見書,意見書案第5号 地方交付税の充実を求める意見書及び意見書案第6号 所得減税を求める意見書並びに決議案第2号 竹下登衆議院議員の議員辞職と政治改革の断行を求める決議の5件を一括議題といたします。
 いずれも全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。
 意見書案4件及び決議案1件の5件を可決することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 36 番目 / 60 字
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第3号から第6号まで及び決議案第2号の5件は可決されました。
見延順章君 37 番目 / 138 字
○議長(見延順章君) 最後にお諮りをいたします。
 各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載の請願・陳情につきましては,各委員長から閉会中継続審査といたしたい旨の申し出がありますので,その申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君 38 番目 / 52 字
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
見延順章君 39 番目 / 71 字
○議長(見延順章君) 以上で,本定例会に付議の案件はすべて議了いたしました。
 これをもって,平成4年第4回札幌市議会定例会を閉会いたします。