札幌市議会 会議録検索システム(平成5年第4回定例会 1993-12-14 第5号)
1993-12-14/発言 39 件 / 原本(札幌市議会)
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見延順章君
○議長(見延順章君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。 出席議員数は,69人であります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 本日の会議録署名議員として常見寿夫君,道見重信君を指名します。
見延順章君
○議長(見延順章君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。
鍛冶沢徹君
◎事務局長(鍛冶沢徹君) 報告いたします。 去る12月9日,人事委員会委員長から,議案第22号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案に対する意見書が提出されましたので,その写しを各議員控室に配付いたしました。 本日の議事日程,請願受理付託一覧表,陳情取下げ一覧表及び議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。以上でございます。 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
見延順章君
○議長(見延順章君) これより議事に入ります。 日程第1,議案第1号から第22号まで及び請願第68号の23件を一括議題といたします。 委員長報告を求めます。 まず,総務委員長 千葉英守君。 (千葉英守君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎千葉英守君 総務委員会に付託されました議案11件について,その審査結果をご報告いたします。 最初に,議案第1号 平成5年度札幌市一般会計補正予算(第3号)中関係分,議案第3号 平成5年度札幌市基金会計補正予算(第1号)及び議案第7号 札幌市基金条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,地下鉄基金については,具体的に何を主要目的として想定しているのか。また,積立目標額は,どのくらいを考えているのか。開発者利益の還元として寄附を集める場合,要綱で具体的な基準を定めておくべきと思うがどうか。地下鉄の恩恵に浴する地域については,応分の負担を求めるべきと思うがどのように考えているのか。また,本市独自にでも開発者利益の還元方式を積極的に検討する必要があると思うがどうか等の質疑がありました。 討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 また,議案第5号,議案第11号,議案第12号,議案第13号,議案第14号,議案第15号,議案第19号,議案第22号の8件については,質疑・討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,文教委員長猪熊輝夫君。 (猪熊輝夫君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎猪熊輝夫君 文教委員会に付託されました議案3件について,その審査結果をご報告いたします。 最初に,札幌市立高等学校及び高等専門学校の授業料等に関する条例の一部改正を内容とする議案第9号及び議案第10号についてでありますが,主なる質疑として,入学料などの値上げによる増収額はどのくらいになるのか。また,現在の不況下において,どうしても値上げしなければならない理由は何か等の質疑がありました。 続いて,討論を行いましたところ,共産党・生駒委員から否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。 討論終結後,採決を行いましたところ,議案第9号及び議案第10号は賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 次に,学校週5日制に伴う週休土曜日に本市施設の無料化を行うための議案第17号 札幌市都市公園条例等の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,昨年の第4回定例会において,学校週5日制に伴う公的施設の整備及び利用促進に関する決議が全会一致で議決されているが,この決議をどう受けとめ,どのように取り組んできたのか。また,今後の推進策については,どのように考えているのか。学校週5日制に関する決議の中には,施設の無料化について特段の配慮を行うという意味も含まれていると理解しているが,この点についてはどのように認識しているのか。施設の無料化を実施した場合の減収額や,他の政令指定都市の無料化の実施状況はどのようになっているのか。また,本市が実施するに当たり,重大な障害となるのは何か等の質疑がありました。 続いて,討論を行いましたところ,共産党・生駒委員から可決すべきものとの立場で意見の表明がありました。 討論終結後,採決を行いましたところ,議案第17号は賛成少数で否決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,環境消防委員長 飯坂宗子君。 (飯坂宗子君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎飯坂宗子君 環境消防委員会に付託されました議案2件につきまして,その審査結果をご報告いたします。 最初に,議案第1号 平成5年度札幌市一般会計補正予算(第3号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,今回の補正に伴う市債の償還に当たっては,どのような措置がとられることになるのか等の質疑がございました。 討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第6号 平成5年度札幌市下水道事業会計補正予算(第3号)についてでありますが,主なる質疑として,創成川雨水貯留管の整備にかかわる工事発注に伴い,地元中小企業においては,どのような形で経済効果が生ずることとなるのか。また,雨水貯留管は雪対策の上からも意義があるものと考えるが,今後,さらにこのような施設を設けていく考えはないのか等の質疑がございました。 討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,厚生委員長 水由正美君。 (水由正美君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎水由正美君 厚生委員会に付託されました議案3件につきまして,その審査結果をご報告いたします。 最初に,議案第18号 札幌市在宅老人介護手当支給条例案についてでありますが,質疑はなく,討論を行いましたところ,自民党・上瀬戸委員からは否決すべきものとの立場から,また,共産党・小川委員からは可決すべきものとの立場から意見の表明がありました。 続いて,採決を行いましたところ,議案第18号は賛成少数で否決すべきものと決定をいたしました。 次に,寝たきりなどのお年寄りに入浴,食事などのサービスを提供する屯田西デイサービスセンターの設置にかかわる議案第8号 札幌市老人福祉施設条例及び札幌市福祉センター条例の一部を改正する条例案並びに市立病院の給与改定にかかわる議案第20号 平成5年度札幌市病院事業会計補正予算(第1号)についてでありますが,いずれも質疑・討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,建設委員長 村山優治君。 (村山優治君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎村山優治君 建設委員会に付託されました議案4件及び請願1件につきまして,その審査結果をご報告いたします。 最初に,議案第16号 市道の認定,変更及び廃止の件についてでありますが,主なる質疑として,一たん認定した路線のうち,道路用地の権原が取得できなかったため,今回廃止されるものがあるが,今後,こうしたことがないよう認定の手続をより厳格に行うべきではないのか等の質疑がありました。 討論はなく,採決の結果,議案第16号は全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 次に,請願第68号 市道砥山豊平川沿線の整備に関する請願についてでありますが,主なる質疑として,整備の見通しとその予算はどうなっているのか。八剣山は,昭和48年に土砂崩れを起こしているが,トンネルを掘削する場合,岩盤の強度は十分であるのか。また,八剣山の自然環境の保全や登山者等の通行にも配慮しながら整備を進めるべきではないのか。国道230号線の交通混雑緩和のために,当該市道とあわせてバイパス的なルートの整備を行うべきと考えるがどうか等の質疑がありました。 これらに対して理事者から,当該市道については,八剣山にトンネルを新設するルートを総額約70億円の予算で整備する方針であり,平成6年度から事業に着手したい旨の答弁がありました。 討論はなく,採決の結果,請願第68号は全会一致,採択すべきものと決定いたしました。 最後に,補正予算にかかわります議案第1号中関係分,議案第2号及び議案第4号の3件についてでありますが,いずれも質疑・討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,経済公営企業委員長 柿崎 勲君。 (柿崎 勲君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎柿崎勲君 経済公営企業委員会に付託されました議案2件について,その審査結果をご報告いたします。 最初に,議案第1号 平成5年度札幌市一般会計補正予算(第3号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,一般中小企業振興資金,いわゆるマル札資金が今回の補正により60億円追加されるが,年末や年度末の資金需要を賄える見通しはあるのか。また,資金需要が見込みを上回った場合は,どう対応する考えなのか。事業者がマル札資金の融資を円滑に受けられない事例も出ているが,金融機関の窓口における対応の実態について,どのように把握していくのか。昨年に比べ,不況がより厳しい状況にあることから,中小企業経営安定特別資金を復活させるべきと考えるがどうか。現在,大手建設会社カブトデコムの倒産を懸念する報道もあり,その場合,下請・孫請業者に与える影響が憂慮されるが,関連倒産防止のための融資制度は,融資条件等を含めどのように考えているのか等の質疑がありました。 討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第21号 平成5年度札幌市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
見延順章君
○議長(見延順章君) ただいまの各委員長報告に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) 質疑がなければ,討論に入ります。 通告がありますので,発言を許します。 生駒正尚君。 (生駒正尚君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◆生駒正尚君 私は,日本共産党を代表し,議案22件中,議案第9号,同第10号に反対し,議案第17号,同第18号を含めた議案20件に賛成,また,請願第68号の採択を主張する立場から討論を行います。 議案第17号及び同第18号は,わが市議団全員の提案によるものであります。 まず,議案第17号 都市公園条例等の一部を改正する条例案は,学校週5日制の実施に伴って,小学校,中学校及び高校に通う児童・生徒に,自主的に文化,スポーツ,自然に親しみ,有意義な休日を過ごしてもらうことを目的として,その環境整備のために,休日となる土曜日に本市の関連施設を無料開放しようとするものであります。 わが党は,昨年3月の第1回定例会以来,学校週5日制に対応する公共施設の増設と無料開放を強く求めてまいりましたが,今回の条例提案は,昨年の12月議会に続いて2回目であります。 この間の札幌市民の動きを見ましても,新日本婦人の会札幌協議会を初め,ゆきとどいた教育をすすめる札幌・石狩連絡会,諸要求実現をめざす札幌教職員の会,北海道高等学校教職員組合札幌支部,全日自労札幌学童保育支部,札幌子どもを守る会などが本市教育委員会に対して実施を要望してきたことを初めとして,かつての地区労や札教組も施設使用料無料化を含む署名運動に取り組みましたように,これは広範な父母や教師の共通の願いであります。 無料化に伴う減収は,市教委の試算によっても年間約1,000万円程度でありますから,厳しいといっても,本市の財政で対応できないような金額でないことは明白であります。むしろ,父母同伴という利用の拡大によって増収も考えられますことから,財政事情を理由に無料化に背を向けることは,全く根拠がないものと考えます。 また,これまでの経過と論議の中で,日曜,祭日を除外して,土曜日のみを無料化するのはおかしいと反対の論拠にした会派がありましたが,土曜日だけでは不十分というのであれば,本市議会がまず本条例を決めて,市長に日曜,祭日への対応の拡大を迫ることこそ,市民の要望にこたえる前向きの姿勢と言えるのではないでしょうか。 全国的な動きを見ましても,新たに千葉市が無料化に踏み切り,12政令都市中9市が実施しており,いまだに実施していないのは本市を含めた3市のみとなっていることからも,また,条例審査の文教委員会で,議会が決めればやるとの理事者答弁があったことからも,本市が実施できないという特別な理由が存在しないことは明白であります。 本条例案は,すでに取り組まれている他政令都市9市の実施状況も十分踏まえたものであり,議会各派の賛同が得られるものと考えます。 特に,昨年12月14日の本会議で無料化実施を含む内容の「学校週5日制に伴う公的施設の整備及び利用促進に関する決議」が全会一致で可決されております。さらにまた,現在,本市議会第1会派である社会党議員会が,施設使用料無料化を含む今年度予算要望書を桂市長に提出してきた経緯がございます。 決議の尊重ということからも,また,議会対応の整合性の上からも,何よりも切実な市民要望に本市議会がこたえるという立場から,党利党略を超えて賛同を訴えるものであります。 次に,議案第18号 在宅老人介護手当支給 条例案についてであります。 この条例案は,在宅の寝たきりや痴呆のお年寄りを介護されている世帯に,所得制限なしに月額2万円の介護手当を支給しようとするものであることは,ご承知のとおりであります。 今回の提案は,昨年の第2回定例会及び第4回定例会に続く3回目の提案となりますが,それはいま,高齢者福祉対策が総合的かつきめ細かに進められることが切実に求められており,その一つとして,介護手当支給が緊急の課題となっているからであります。 この間の介護手当に対する議論,対応の中では,いわゆる在宅福祉の3本柱,すなわちホームヘルプサービス事業,ショートステイ事業及びデイサービス事業が先であるとか,手当を支給することが寝かせきりのお年寄りをつくり出すことになるとか,介護を家庭に強制するものであるとかの介護手当反対の理由も挙げられてきましたが,これは反対理由として成り立たない間違った議論であります。新たに政令都市となった千葉市が実施に踏み切っており,12政令都市中9市がすでに実施しており,未実施は本市を含めた3市のみでありまして,未実施が少数派の時代となっているのであります。 さきに挙げた理由をまじめに信じているとすれば,介護手当をすでに実施している9政令都市が,高齢者福祉で順番を間違えているとか,とんでもない間違いを犯しているということになるのではありませんか。これは逆さまの議論であり,実施している多数の都市が間違っているのではなくて,実施していない本市がおくれているというのが本当であり,このことは厚生省などの調査でも,本市の高齢者福祉が下位にランクされていることで裏づけられているではありませんか。 介護手当は,3本柱が十分に整備されておらず,その推進にも実際に時間がかかるという現実を踏まえて,まずやれることを緊急にやろう,速やかにその効果があらわれることをやろうということであります。介護の大きな負担で苦労を抱えておられる家庭に,少しでも負担を軽減する施策として,また,そのことが介護される人にとっての福祉の向上につながる施策として有効であるからこそ,多くの関係市民が介護手当を切実に求めているのであります。在宅介護を受けている寝たきりと痴呆性のお年寄りは1,980人と推定されており,所要経費は約4億8,000万円となりますが,東京都を含めると13大都市中すでに10市が実施しているのでありますから,本市で実施できないという特別の財政事情は存在しないものと考えるものであります。 同僚議員各位が市民の願いに背を向けることなく,賛同されることを強く訴えるものであります。 次に,議案第9号 市立高等学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案並びに議案第10号 市立高等専門学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案につきましては,市立の高等学校と高等専門学校への入学料などを引き上げようとするものでありますが,現在の深刻な不況のもとで新たな市民負担の押しつけは避けるべきであり,反対であります。 以上で,私の討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)
見延順章君
○議長(見延順章君) ほかに発言がなければ,討論を終結し,採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。 まず,議案第17号及び議案第18号の2件を一括問題といたします。 議案2件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
見延順章君
○議長(見延順章君) 起立少数であります。よって,議案第17号及び議案第18号の2件は否決されました。 次に,議案第9号及び議案第10号の2件を一括問題といたします。 議案2件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
見延順章君
○議長(見延順章君) 起立多数であります。よって,議案第9号及び議案第10号の2件は可決されました。 次に,議案第1号から第8号まで,議案第11号から第16号まで及び議案第19号から第22号まで並びに請願第68号の19件を一括問題といたします。 議案18件を可決することに,請願1件を採択することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,議案18件は可決することに,請願1件は採択することに決定されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) 次に,日程第2,議案第23号及び諮問第1号の2件を一括議題といたします。 いずれも市長の提出によるものであります。 提案説明を求めます。桂市長。 (市長桂 信雄君登壇)
桂信雄君
◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました議案1件及び諮問1件につきまして,ご説明申し上げます。 まず,議案第23号は,監査委員選任に関する件であります。 本市監査委員であります山本 穫氏は,来たる12月22日をもって任期満了となりますが,引き続き同氏を選任することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものであります。 山本 穫氏は,昭和38年4月に弁護士の登録をされ,北海道弁護士会連合会理事長等を歴任され,昭和60年12月から本市監査委員に就任されている方で,法律的な専門知識に長じておられ,監査委員として適任と考えるものであります。 次に,諮問第1号は,人権擁護委員候補者推薦に関する件であります。 本市を職務区域とする人権擁護委員であります石金昌晴,伊藤信賢,江本秀春,佐藤十司也の4氏は,いずれも平成6年1月14日をもって任期満了となりますが,引き続き4氏を推薦することを適当と認め,議会の意見を求めるため,本案を提出したものであります。 石金昌晴氏は,北海道大学医学部等に勤務された後,昭和54年6月に石金病院を開業され,現在は,札幌市医師会精神科医会会長等をされており,平成3年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。 伊藤信賢氏は,昭和49年4月に弁護士の登録をされ,平成3年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。 江本秀春氏は,昭和45年4月に弁護士の登録をされ,現在は,北海道消費者苦情処理委員会委員等をされており,平成3年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。 佐藤十司也氏は,長年教職に携わり,札幌市立琴似小学校長等を歴任され,平成3年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。 以上で,ただいま上程をされました各案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようにお願いを申し上げます。
見延順章君
○議長(見延順章君) ただいまの市長の提案説明に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。 議案第23号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,議案第23号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることに決定されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) ここで,日程に追加いたしまして,意見書案第7号 政治改革関連法案に関する意見書及び意見書案第8号 小選挙区制の導入と政党への公費助成に反対する意見書の2件を一括議題といたします。 意見書案第7号は社会党,自民党,公明党,自民党市民の会及び民社クラブ所属議員全員の,意見書案第8号は共産党所属議員全員の提出によるものであります。 意見書案第8号の提案説明を求めます。高橋重人君。 (高橋重人君登壇)
(発言者未割当) 発言者未割当
◎高橋重人君 私は,ただいまから日本共産党所属議員全員が提出いたしました意見書案第8号 小選挙区制の導入と政党への公費助成に反対する意見書について,提案の趣旨を説明いたします。 同内容の意見書は,去る10月25日,第3回定例会においても,わが市議団が提案したものでありますが,事態が一層緊迫し,重要な段階を迎えておりますので,本市議会が民主主義擁護の先頭に立ち,市民の期待にこたえるためにも,議員各位の賛同によって本意見書が可決されるよう再度提案した次第であります。 小選挙区並立制や政党助成を含む4法案は,衆議院において強行採決され,目下参議院において審議中でありますが,衆議院の審議を通じてその問題点が一層明らかになったこともあって,国民の反対の世論と運動が高まる中で,会期末が明15日であることからも審議未了廃案にすべきものであります。 ところが,細川内閣及び連立与党は会期の延長をたくらみ,国民のいかなる批判があろうとも,これらの悪法を強引に通そうとしているのであります。全く許すことができません。 小選挙区並立制に国民が反対する最大の理由は,民意が反映しないという点であります。憲法でも明白なように,主権者は国民であります。その主権者の意思が議席に結びつかない制度は,どこから見ても問題であり,だからこそ,ニュージーランドが廃止を決めたほか,イギリスなど小選挙区制を実施している国において,その見直しが議論されているのであります。 小選挙区がどんなに民意を反映しないのかは歴然としており,このような欠陥のある制度をあえていま導入しようとする細川内閣の反動的政治は,国民的糾弾を受けなければならないと思うのであります。 そもそも政治改革が国政の重要な課題になった契機は,自民党の長期政権のもとで,政・財・官の癒着構造がつくられ,ロッキード,リクルート,佐川,共和,さらに金丸脱税事件と引き続いた金権腐敗事件です。これが,いまでは中央政界から地方政治にまで広がって,ゼネコン疑惑となって国民の怒りを買っているのであります。政治家が大企業と組んで権力をかさに法の網の目をくぐり,大企業の利権を広げながら私腹を肥やし,その陰で庶民が泣かされる政治が横行してきたのであります。まさに,政治が私物化され,腐敗がその極に達し,主権在民,議会制民主主義と相入れないものになってきたのであります。このような政治のあり方にメスを入れて,金権腐敗政治を終わらせることこそ,いま政治改革の第1の柱にしなければなりません。 ところが,細川内閣のやろうとしておる小選挙区制の導入や政党助成によっては,これらの腐敗政治が何ら改善されず,小選挙区制がむしろ金のかかる選挙として腐敗を助長するものであることは,1人区であったかつての奄美選挙区で,かつてない買収選挙が横行した事例からも明白であります。国民が求めている真の政治改革,すなわち金権腐敗政治を断ち切るポイントである企業・団体からの政治献金については,これを禁止せず,容認したままで国民の税金を食い物にするような政党助成は言語道断であります。 戦後政治の中で,小選挙区制は過去4回,時の自民党内閣の手によって提案されましたが,国民と野党の反対でいずれも成立を見なかったものであります。鳩山内閣,田中内閣,そして海部,宮沢内閣の時代であります。自民党は,何ゆえに国民の抵抗があっても繰返し執拗に小選挙区制に固執してきたのでありましょうか。それは,国民の批判を受け,支持率が低下していく中で,3割程度の支持であっても6割以上の議席を占有し,政権を確保し得るからであります。過去4回,自民党がたくらむ小選挙区制を阻止できた要因は,議会制民主主義を守ろうとする国民の運動の力であり,さらにわが日本共産党のみならず,社会,公明,民社の各党も小選挙区制導入は,民主主義の危機として反対してきたからであります。 ところが,いま,連立与党に加わったかつての野党は,みずからの立場を一変させ,従前みずからが反対してきたものを今度は促進するという態度をとっているのであります。これは,社会党が連立与党の一員として細川内閣に入る条件として,自民党政治の継承を受け入れたことからくる基本姿勢の変質によるものでありますが,この背景には,ソ連崩壊による冷戦終結論や,保革対立消滅論が国内外にわたって流布されている状況が大きく影響していると思うのであります。しかし,ソ連の崩壊をもって冷戦がなくなったという世界論は,きわめて一面的であり,皮相的な見方であり,世界情勢を正しく見ていないものと言わざるを得ません。 なぜならば,アメリカは,今日もなお世界における唯一の超大国として覇権主義路線に基づき,依然として帝国主義的な世界戦略で,他国,他民族の支配を意図しているからであります。クリントン政権の核兵器政策は,少なくともレーガン,ブッシュ両政権が核兵器廃絶を終局の国家目標に掲げていたのとは対照的に,核廃絶という課題を完全に投げ捨て,あくまでも核兵器に固執し,五つの核保有国の独占体制の永久化をねらい,また,世界の憲兵の役割を一層強め,世界のどこであれ湾岸戦争規模のものや,パナマ軍事侵攻規模の軍事介入を同時に2ヵ所以上でやり得るだけの高機能の軍事力,輸送力などを備え,アジア,ヨーロッパ,ラテンアメリカ,その他の地域での米軍基地と常駐軍事能力を保持し,日米軍事同盟やNATOを初め,世界的に軍事同盟を強化しております。 特に,日米安保条約によって在日米軍基地を最も重要な前進基地に位置づけ,基地の強化を図っています。また,さきの日米首脳会談でも,安保条約を軸に,中東やロシア,北朝鮮問題を初め,グローバルな問題に日米が共同対処する方針が再確認され,このような背景の中で,在日米軍の思いやり予算の増加,自衛隊の増強,PKOへの自衛隊の派兵,自衛隊法の改悪による海外派兵の拡大,国連安保常任理事国入りの問題など,アメリカの世界戦略に積極的に加担していく政策が進められているのであります。このような現実を見れば,この議論の誤りは明白であります。 憲法9条の改正を公然と主張し罷免された中西前防衛庁長官の見解は,細川内閣を支えている新生党・小沢一郎氏の代弁であることは明白であります。 米の自由化を容認し,消費税率の大幅な引上げを公然と主張し,年金改悪や入院患者の保険外負担の強化など,国政全般にわたって悪政を推し進めている細川内閣と国民との矛盾と対立は,かつてなく広がっております。このような状況の中で,保革対立がないなどという主張は,国民に我慢を強いる反国民的見解そのものと言わざるを得ないのであります。 細川内閣の政治姿勢の現実を見るとき,全く成り立ち得ない誤った見解であることは明白であります。小選挙区並立制の導入や政党助成の公費助成を認めず,あくまでも国民の求める真の政治改革を行わせるためにも,国会の最終段階において,本市議会が意見書を採択する意義はきわめて大きいことを申し上げ,議員各位のご賛同をお願いし,提案の趣旨説明を終わります。(拍手)
見延順章君
○議長(見延順章君) 意見書案2件に対し,質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。 この場合,分割して採決を行います。 まず,意見書案第8号を問題といたします。 本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
見延順章君
○議長(見延順章君) 起立少数であります。よって,意見書案第8号は否決されました。 次に,意見書案第7号を問題といたします。 本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。 (賛成者起立)
見延順章君
○議長(見延順章君) 起立多数であります。よって,意見書案第7号は可決されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) さらに,日程に追加いたしまして,意見書案第1号 実効ある景気浮揚対策を求める意見書,意見書案第2号地方税財源の確保に関する意見書,意見書案第3号 病院給食費の医療保険適用堅持を求める意見書,意見書案第4号 農畜産物の市場開放阻止に関する意見書,意見書案第5号大手ゼネコン不祥事の再発防止に関する意見書及び意見書案第6号 保育所措置制度の堅持等に関する意見書の6件を一括議題といたします。 いずれも全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。 意見書案6件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第1号から第6号までの6件は可決されました。
見延順章君
○議長(見延順章君) 最後にお諮りをいたします。 各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載の請願・陳情につきましては,各委員長から閉会中継続審査といたしたい旨の申し出がありますので,その申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
見延順章君
○議長(見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
見延順章君
○議長(見延順章君) 以上で,本定例会に付議の案件はすべて議了いたしました。 これをもちまして,平成5年第4回札幌市議会定例会を閉会いたします。