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札幌市議会 会議録検索システム(平成18年第3回定例会 2006-09-20 第1号)

2006-09-20/発言 27 件 / 原本(札幌市議会)

本文をそのまま出しています。要約も抜粋もしていません。
大越誠幸 1 番目 / 52 字
○議長(大越誠幸) ただいまから、平成18年第3回札幌市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
大越誠幸 2 番目 / 23 字
○議長(大越誠幸) 出席議員数は、66人です。
大越誠幸 3 番目 / 44 字
○議長(大越誠幸) 本日の会議録署名議員として小須田悟士議員、三宅由美議員を指名します。
大越誠幸 4 番目 / 145 字
○議長(大越誠幸) ここで、謹んで報告します。
 本市議会、横山光之議員は、9月14日、急逝されました。まことに、痛惜哀悼のきわみであります。
 ここに、故横山光之議員の逝去を悼み、弔意をあらわすため、黙祷をささげることとします。
 議場内におられる皆様のご起立をお願いします。
 (起立)
大越誠幸 5 番目 / 19 字
○議長(大越誠幸) 黙祷。
 (黙祷)
大越誠幸 6 番目 / 38 字
○議長(大越誠幸) 黙祷を終わります。
 ご着席をお願いします。
 (着席)
大越誠幸 7 番目 / 35 字
○議長(大越誠幸) それでは、ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。
小島信行 8 番目 / 258 字
◎事務局長(小島信行) 報告いたします。
 原口伸一議員は、所用のため本日の会議を欠席する旨、届け出がございました。
 去る9月14日、人事委員会委員長から、職員の給与に関する報告及び勧告が提出されましたので、その写しを各議員控室に配付いたしました。
 また、市長から、法人の経営状況説明書が、監査委員からは、監査報告3件が提出されましたので、各議員控室に配付いたしました。
 本日の議事日程、陳情受理付託一覧表、陳情取下げ一覧表は、お手元に配付いたしております。
 以上でございます。
 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
大越誠幸 9 番目 / 69 字
○議長(大越誠幸) これより、議事に入ります。
 日程第1、会期の件を議題とします。
 (上瀬戸正則議員「議長」と呼び、発言の許可を求む)
大越誠幸 10 番目 / 18 字
○議長(大越誠幸) 上瀬戸正則議員。
上瀬戸正則 11 番目 / 81 字
◆上瀬戸正則議員 会期設定の動議を提出いたします。
 本定例会の会期を本日から10月26日までの37日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 12 番目 / 107 字
○議長(大越誠幸) ただいまの上瀬戸議会運営委員長の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。
 動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 13 番目 / 63 字
○議長(大越誠幸) 異議なしと認めます。
 したがって、本定例会の会期は、本日から10月26日までの37日間と決定されました。
大越誠幸 14 番目 / 96 字
○議長(大越誠幸) 次に、日程第2、議案第1号から第27号までの27件を一括議題とします。
 いずれも、市長の提出によるものです。
 提案説明を求めます。
 上田市長。
 (上田文雄市長登壇)
上田文雄 15 番目 / 10,201 字
◎市長(上田文雄) 提案説明に先立ちまして、横山光之議員の突然の訃報に接し、札幌市を代表いたしまして、心からの哀悼の意を表させていただきます。
 3期11年余にわたり、札幌市議会議員として、札幌市のため、札幌市民のために、地方政府は何をなすべきか、また何をなさざるべきかについて、議会活動はもとより、議員として地域活動を信念と情熱を持って展開されてこられました。ここに、ご生前の多大なるご功績に心からの敬意とおねぎらい、そして感謝を申し上げたく存じます。
 今、私は、本会議場の演壇に上り、広く議場を見渡すときに、横山議員の議席がぽっかりとあいているのを見るにつけ、その存在の大きさを確認するとともに、哀惜の念、耐えがたく、今はただ、故横山議員の安らかなご冥福をお祈り申し上げ、私の追悼の言葉とさせていただきます。
 それでは、ただいま上程をされました平成17年度決算を中心とする諸案件につきまして、逐次、提案の趣旨とその概要をご説明申し上げます。
 私が札幌市長に就任いたしましてから3年3カ月ほど経過し、市民の皆様、そして、この市議会の皆様を初めとする多くの方々のお力添えをいただきながら、市政を運営してまいりました。この場をおかりいたしまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。
 この3年余りの間にも、時代は大きく動いており、我が国の人口は昨年ついに減少に転じ、少子高齢化が急速に進んでおります。また、全国的には景気が回復していると言われておりますけれども、北海道、そして札幌では、それが実感できない厳しい状況が依然として続いており、雇用の状況を見ましても、改善の動きはあるものの、地域差が大きくなっております。さらには、若年層の雇用情勢は依然として厳しい環境にあり、その失業率は全体の失業率に比べ高率で推移しております。また、非正規雇用の拡大、勤労世帯の収入の減少、税や社会保障における負担の増大などを背景として、将来に対する不安感が徐々に広がってきております。
 私は、こうした状況の中にあって求められるものは、私たちが失いかけている地域の大切さ、自分のまちへの愛着と誇り、さらには地域の人のきずなや支え合い、こういう大切なものを取り戻すこと、すなわち、施政方針さっぽろ元気ビジョンにおいてまちづくりの根本に据えました市民自治が息づくまちづくり、これを具体化することではないかと考えておるところであります。
 これまでも、この市民自治の推進につきましては、市民との情報共有、市民意見の政策反映、そして、市民との協働推進の三つの柱で取り組みを進めてきており、特に、市民との情報共有には力を入れ、市民にわかりやすく情報を提供し、そして市民みずからが考え、市政に参加する環境を整えてまいりました。また、まちづくりセンターを通じた地域活動への支援も積極的に進めてまいりました。その結果、50を超える地域でまちづくり協議会が結成され、また、300を超える新たな地域のまちづくり活動が報告されるなど、その動きは活発化し、さらに広がりを見せており、市民自治は着実に根づき始めたと手ごたえを感じているところでございます。
 残されました任期はあとわずかとなりましたけれども、今後も、地域において、市民、企業、団体が協働し、市役所はそれを支えていく、こうした中でそれぞれの地域がその力を生かしてコミュニティーをさらに充実させ、市民みんなが生き生きと暮らし、元気に活動できるまちを築き上げていきたいと考えております。私、そして市民の皆さんが愛する札幌のまちを、次代を担う子どもたちにしっかりと引き継いでいきたい、私はこう決意を新たにしているところであります。
 なお、今議会におきましては、市民が主役のまちづくりを進めるための基本的な考え方などを明らかにし、市民自治が息づくまちづくりをより一層推進する自治基本条例案を提出させていただいております。まちづくりの最高規範となる条例でございますので、ご審議をお願いしたいと考えております。
 それでは、平成17年度各会計決算につきまして、その概要を説明させていただきます。
 平成17年度は、さっぽろ元気ビジョンに掲げる、市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街の実現に向けた施策の成果を市民に実感していただく年としていくために、伸ばすべきものは伸ばし、変えるべきものは思い切って変えるという基本方針に基づき、財政構造改革プランに基づく事務事業の見直しを可能な限り前倒しして進めるとともに、新まちづくり計画に掲げる、元気な経済が生まれ、安心して働ける街さっぽろ、健やかに暮らせる共生の街さっぽろ、世界に誇れる環境の街さっぽろ、芸術・文化、スポーツを発信する街さっぽろ、ゆたかな心と創造性あふれる人を育む街さっぽろという五つの基本目標に沿って積極的に予算を計上いたしました。
 この予算の執行に当たりましては、収入においては、収納率等の向上を図るとともに、可能な限り早期収入と増収に努め、支出においては、他部局や他団体との連携を深めるなど、職員一人一人の創意工夫と努力により、効率的かつ合理的な執行と経費の節減に努めたところでございます。その結果、各会計とも、予算に計上した事業につきましては、ほぼ所期の目的を達成することができたと考えております。
 しかしながら、札幌市の財政状況につきましては、歳入の根幹となる市税収入の伸びが8年ぶりにプラスに転じたとはいえ、依然として低い水準にとどまり、また、歳出では、生活保護などの扶助費や国民健康保険会計などに対する繰出金が増加するなど、極めて厳しい財政状況が続いております。
 したがいまして、今後の財政運営に当たりましても、引き続き、徹底的な内部努力によるコスト縮減に取り組むことはもちろんのこと、行政の事業領域の見直しや行政サービスの担い手の見直しを行うなど、現行の財政構造改革プランの考え方や方向性を踏まえつつ、さらに抜本的な見直しを加え、具体的な取り組みを更新、充実していく必要があると認識いたしております。
 次に、主要な事業の執行結果につきまして、新まちづくり計画の施策体系に沿いまして、その概要をご説明いたします。
 第1に、元気な経済が生まれ、安心して働ける街さっぽろの実現に向けた施策の成果であります。
 まず、中小企業や創業に挑戦する市民へのきめ細かな支援といたしましては、平成16年度に創設した札幌元気基金をより多くの方々に利用していただけるように、融資期間や対象事業の拡大など制度内容の充実を図ったほか、札幌を拠点するベンチャー企業に対して、多様な資金調達手段の一つとして、新たに官民共同で5億円規模のベンチャーファンド、通称札幌元気ファンドを創設いたしました。
 また、安心して働ける環境づくりといたしまして、ハローワークとの連携により、これまでの高年齢者職業相談室の対象年齢層及び窓口サービス機能を拡大した地域職業相談室を西区と清田区に開設し、無料職業紹介や生活環境手続相談などきめ細かなサービスの充実を図りました。
 次に、協働による観光振興とコンベンション事業の推進といたしましては、世界に誇れる札幌の新しい文化資産でありますモエレ沼公園が平成17年7月にグランドオープンしたことを契機といたしまして、札幌のさまざまな芸術や文化の魅力を広く国内外に紹介し、観光客誘致に結びつける新たな切り口でのシティPRキャンペーンを積極的に展開したほか、食をテーマにした集客イベントを開催するなど、さまざまな事業を展開してまいりました。
 さらに、札幌の知恵を生かした特色ある産業の振興といたしましては、映像、音楽、デザイン等の知的財産を活用したクリエーティブ産業の集積に向けた基盤づくりを進めるため、平成18年度の第1回札幌国際短編映画祭に向けたプレイベントを開催するとともに、創造都市さっぽろという新たな都市ブランド推進のための国際イベントを実施いたしました。
 今後とも、札幌の経済を支える中小企業や新しい事業を起こそうと挑戦する市民、そしてNPOへの支援を通じて、高い競争力を有する産業の育成に努めるとともに、国際都市としての札幌の魅力づくり、情報発信を強化して、さまざまな国、地域の人々や産業、文化が交流する活気に満ちたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 第2に、健やかに暮らせる共生の街さっぽろの実現に向けた施策の成果についてであります。
 魅力あふれる地域づくりの推進といたしましては、市民自治を実践する拠点となるまちづくりセンターにおいて、町内会を初め、多様な団体のネットワーク化を図り、その活動を支援するための事業を開始するとともに、各区においてもまちづくりの観点から多様な事業を展開いたしました。
 また、少子化対策の推進といたしましては、保育所における待機児童対策として、定員増に資する施設整備を進めるとともに、区における子育て支援の拠点施設として、保育・子育て支援センターを3区に整備いたしました。さらに、不妊治療を受けている方々の経済的負担の軽減を図るために、新たな助成制度を創設したほか、不妊に関する相談体制を整備いたしました。
 次に、地域での高齢者、障がい者の自立支援の促進といたしましては、平成16年度に引き続き、障がいのある方々に対する居宅介護サービスの利用時間や対象年齢の拡大など、支援費制度の大幅な充実を図ったほか、地下鉄駅のエレベーター整備について、全駅の完全設置に向けて新たに3駅の供用を開始するとともに、高齢者の生きがいづくりと社会参加を支援するために、はつらつシニアサポート事業を新たに実施いたしました。
 今後とも、高齢者、障がいのある方、子どもを初め、だれもが互いに理解し尊重し合いながら地域の中で安心して生き生きと暮らしていけるように、さまざまな施策の充実はもちろんのこと、区や地域の特性を生かした魅力的で活力あふれる市民自治によるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 第3に、世界に誇れる環境の街さっぽろの実現に向けた施策の成果についてであります。
 水とみどりのうるおいと安らぎのある街の実現といたしましては、緑のボリュームアップに向けた取り組みとして、市民と協働で各地域に花の植栽を進めるマイタウン・マイフラワープラン事業を行うとともに、家庭での植樹や育成を進める一家庭一植樹運動を新たに実施いたしました。
 また、地球環境問題への対応と循環型社会の構築といたしましては、市民の環境意識の醸成を図り環境に配慮した行動を喚起するために、CO2削減アクションプログラムを展開するとともに、家庭から排出されるごみの減量化に向けて、生ごみの堆肥化を促進するなど、きめ細やかなごみ減量施策を展開いたしました。
 次に、北国らしいゆたかな暮らしの実現といたしましては、市民要望の高い除雪事業について、ダンプトラックの不足や、気温が平年よりも低く推移し、積雪量が多い状態が続いたことなどから、一部の地域に排雪作業のおくれがありましたけれども、全体として市民生活に支障のないように対策を講じました。
 次に、歩いて暮らせる快適で美しい街の創造といたしましては、JR白石駅周辺の地区整備の実施設計等に着手したほか、近年、放置自転車が急増し、歩道の通行に支障を来すなど大きな問題が生じている札幌駅周辺地区を自転車等放置禁止区域に指定し、駐輪マナーの啓発や放置自転車の撤去を行うなど、より適正な管理を図りました。
 また、平成16年12月に議員提案により制定されました札幌市たばこの吸い殻及び空き缶等の散乱の防止等に関する条例を効果的に施行するために、条例の周知や啓発、巡回指導を積極的に実施し、条例施行後の調査において喫煙制限区域内の歩行喫煙者が前年比で約9割減少したことが明らかとなるなど、大きな成果を挙げたところであります。
 今後とも、緑豊かな潤いと安らぎのあるまちづくりに努めていくとともに、こうした快適な自然環境を将来の世代へ引き継ぐため、循環型社会の構築やエネルギーの有効利用など、地球環境問題への対応に取り組んでまいりたいと考えております。
 第4に、芸術・文化、スポーツを発信する街さっぽろの実現に向けた施策の成果についてであります。
 芸術・文化の薫る街の実現といたしましては、新たに11月を秋の芸術文化月間と位置づけいたしまして、市内各地で音楽や演劇を初め多彩な催しを繰り広げるなど、芸術の秋を市民のだれもが実感できる事業を展開いたしました。
 また、スポーツの魅力あふれる街の実現といたしましては、2007年FISノルディックスキー世界選手権札幌大会のプレ大会を開催するなど、大会の成功に向けて準備を進めるとともに、会場となる宮の森ジャンプ競技場等の整備を行いました。
 今後とも、国内外との交流を進め、世界都市さっぽろならではの質の高い芸術・文化に親しむことのできる環境を整備するとともに、市民のライフスタイルに合わせた多様なスポーツ活動を身近なものとして感じられるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 第5に、ゆたかな心と創造性あふれる人を育む街さっぽろの実現に向けた施策の成果についてであります。
 自立した市民に育てる教育の推進といたしましては、子どもの権利条例の制定に向けて子どもフォーラムを開催するなど、幅広く市民議論を行うとともに、利用する子どもたちの意見を設計や運営に反映させた屯田北児童会館を新設いたしました。また、子どもたちが主役の国際交流事業や野外体験事業の充実を図ったほか、老朽化の著しい円山小学校校舎の全面改築を行うなど、豊かな心をはぐくむ環境づくりを積極的に進めてまいりました。
 また、さっぽろを支え発信する人づくりといたしまして、札幌市立大学につきまして、引き続き校舎の整備を進めるなど、平成18年4月の開学に向けた準備を進めました。
 今後とも、子どもたちが未来に夢を持ち、思いやりと豊かな心を持って生き生きと育つ環境づくりや学びの意欲を育てる教育を推進するとともに、市民のだれもがさまざまな学習活動に取り組み、その成果を地域活動に発揮できる環境づくりを進めてまいりたいと考えております。
 本市を取り巻く状況には、依然として厳しいものがありますが、引き続き、市民とともに考え、ともに悩み、ともに行動しながら、市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街の実現に全力を傾けてまいりたいと考えております。
 以上、平成17年度各会計の事業執行の概要についてご説明いたしましたが、議案第1号から第7号までの各会計決算につきましては、決算書のほかに、歳入歳出決算事項別明細書、決算説明書、その他の決算に関する書類及び監査委員審査意見書を添付しており、また、継続事業年度が終了した継続費につきましては、報告第1号から第3号までの精算報告書をあわせて提出しておりますので、詳細につきましてはこれらを対照、検討の上、ご認定をいただきたいと存じます。
 以上で、各会計決算の説明を終わりまして、次に、補正予算、その他の諸案件の説明に入らせていただきたいと存じます。
 初めに、議案第8号は、平成18年度札幌市一般会計補正予算であります。
 まず、歳入歳出予算の補正でありますが、補正項目の第1は、平成17年3月に発生した防雪用プレハブ上屋倒壊事故により損壊した国指定重要文化財八窓庵の復旧事業につきまして、所要の経費を計上するとともに、継続費を設定するものであります。
 補正項目の第2は、年度内に新たな予算措置の必要が生じた経費を追加するものでありまして、障害者自立支援法の制定による制度改正に伴うシステム改修のための経費及び不足が生ずる見込みとなった法人市民税の還付金等を追加するものであります。
 また、来年度に改築を予定しております東白石中学校及び羊丘中学校の既存校舎にアスベストの存在が確認されましたことから、解体工事を今年度中に前倒しで着手することとし、そのための経費を追加するとともに、事業内容の変更に伴う債務負担行為の事項及び限度額を変更するものであります。
 このほか、後ほどご説明いたします国民健康保険会計の補正に伴う所要の繰出金を追加することとしております。
 以上によります一般会計歳入歳出予算の補正総額は、4億6,118万3,000円となり、この財源といたしましては、諸収入の特定財源3,324万3,000円を充て、差し引き4億2,794万円の一般財源につきましては、平成17年度からの繰越金をもって充てるものであります。
 次に、債務負担行為の補正でありますが、先ほどご説明いたしました東白石中学校及び羊丘中学校の既存校舎解体に係る債務負担行為の事項及び限度額の変更のほか、(仮称)北海道札幌新定時制高等学校及び札幌市立中央幼稚園の整備等をPFI事業として実施するとともに、北区役所等において省エネルギーサービス事業、いわゆるESCO事業を導入するに当たり、今年度中に契約事務を進める必要がありますことから、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第9号 平成18年度札幌市国民健康保険会計補正予算は、医療制度改革に伴うシステム改修のための経費を追加するとともに、市町村が運営する国民健康保険事業の財政の安定化を図るため、新たに創設されました保険財政共同安定化事業に対する拠出金を追加するものであります。
 次に、議案第10号 平成18年度札幌市介護保険会計補正予算は、平成17年度に国及び北海道から概算交付された負担金の額が確定したことに伴いまして、その超過受入額について返還金を追加するものであります。
 次に、議案第11号は、札幌市自治基本条例案であります。
 冒頭にも申し上げましたが、私は、さっぽろ元気ビジョンにおいて、市民自治が息づくまちづくりをまちづくりの根本に据えて、タウントークの実施や連絡所のまちづくりセンターへの改編など、市民とともにまちづくりのことを考え話し合うための環境づくりを進めてまいりました。
 札幌市は、地方分権の流れの中で、少子高齢化や市民ニーズの多様化、厳しい財政状況といったさまざまな課題に直面しております。こうした時代の転換期にあって、限られた札幌市の経営資源でこれらの課題にどのように対応していくか、札幌市として何を行うのかを適切に判断し、暮らしやすいまちづくりを進めていくためには、市は、市政について市民に十分な判断材料を示した上で、市民参加により市民の意見を適切に反映させることが必要であります。また、市民がまちづくり活動に取り組みやすい環境を整えるということも必要なことであります。
 こうしたことから、市民とその代表である議会、行政が力を合わせて、自分たちのまちづくりは自分たち自身で決めるという市民自治によるまちづくりを実現することを目的といたしまして、本市におけるまちづくりの基本理念、基本原則や仕組みなどについての基本的事項を定めるために、札幌市自治基本条例を制定することとしたものでございます。
 以下、この条例案の主な内容についてご説明を申し上げます。
 その第1は、条例の前文でありまして、市民自治を実感できる札幌を目指すことなどを述べております。
 第2は、この条例の位置づけでありまして、市と市民は、まちづくりの最高規範としてこの条例の趣旨を最大限に尊重しなければならないことを明らかにしております。
 第3は、まちづくりにおける基本理念と基本原則でありまして、まちづくりは市民が主体であることなどを基本理念とするとともに、まちづくりは、市と市民が情報を共有し、市民が参加して行われることなどを基本原則として明らかにしておるところであります。
 第4といたしましては、まちづくりにおける市民の権利と責務及び議会、議員、市長などの役割と責務を明らかにしております。
 第5は、行政運営の基本でありまして、市長その他の執行機関は効率的で公正かつ透明性の高い行政運営を行わなければならないことなどを定めております。
 第6は、基本原則によるまちづくりの推進でありまして、市政への市民参加や市と市民との情報共有を進めるとともに、まちづくりセンターの活用などにより身近な地域におけるまちづくりを推進することとしております。
 第7といたしまして、市民自治によるまちづくりに関する施策等の評価及びこの条例の見直しに関して必要な事項を定めておるものであります。
 次に、議案第12号は、札幌市税条例の一部を改正する条例案であります。
 法人市民税の個人税割の超過課税につきましては、昭和52年に実施して以来、5年ごとに見直しを行い、これまで5回にわたり適用期間を延長してまいりましたけれども、この税収は、地下鉄建設事業及び下水道建設事業の財源の一部に充てられ、市民生活の向上に重要な役割を果たしております。
 この間、本市におきましては、歳入歳出両面にわたる総合的な行財政改革に取り組んできたところでありますが、長引く地域経済の低迷などから、市税を初めとする自主財源に大きな伸びが期待できない一方、生活保護費などの扶助費、公債費など義務的経費の増加が見込まれておりまして、財政状況は厳しさを増しております。
 この条例案は、こうした状況を踏まえて、地下鉄建設事業に係る市債の償還等及び下水道建設事業に充当する財源を確保するために、来年1月31日に適用期限が到来いたします法人市民税の法人税割の超過課税につきましては、その適用期間をさらに5年間延長しようとするものであります。
 なお、この措置によりまして、初年度では29億2,000万円、5年間の累計額では148億7,000万円の増収が見込まれるものであります。
 次に、議案第13号 札幌市証明等手数料条例の一部を改正する条例案は、宅地造成等規制法の一部改正に伴いまして、宅地造成に関する工事の計画の変更許可申請に係る手数料を定めるものであります。
 次に、議案第14号は、本郷新記念札幌彫刻美術館条例案であります。
 札幌彫刻美術館は、札幌市ゆかりの彫刻家であります本郷新の作品を収蔵し、広く市民に鑑賞の機会を提供するなど、札幌の芸術・文化の発展に貢献してきた施設でありますが、このたび、彫刻美術館の所有者であります財団法人札幌彫刻美術館が財団法人札幌市芸術文化財団と統合することに伴いまして、その土地、建物、作品等について本市が寄附を受けることとなっております。
 この条例案は、寄附を受ける彫刻美術館について、本市の公の施設として供用を開始するために、施設の名称、位置、使用料等を定めるとともに、その管理運営について必要な事項を定めるものであります。
 なお、この施設は、来年4月から公の施設として供用を開始する予定であります。
 次に、議案第16号 札幌市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例案は、自転車等駐車場に指定管理者制度を導入するに当たり、その業務の範囲を定めるなどの改正を行うものであります。
 次に、議案第18号から第24号までは、いずれも工事請負契約締結の件であります。
 まず、議案第18号及び第19号は、札幌駅前通の地下歩道新設工事でありまして、札幌駅周辺地区と大通地区とを地下歩道でつなげるものであります。
 次に、議案第20号から第24号までは、公営住宅の新築に係る主体工事でありまして、総戸数307戸、総延べ面積は2万7,672平方メートルであります。
 以上、7件の工事請負契約のうち、議案第18号及び第19号につきましては、地方自治法施行令第167条の10の2の規定による総合評価一般競争入札により、また、議案第20号から第24号までにつきましては、同令第167条の5の2の規定による一般競争入札により、各議案記載の請負業者が契約の相手方となりましたので、このたび、それぞれ請負契約を締結しようとするものであります。
 次に、議案第27号は、札幌市住民基本台帳条例の一部を改正する条例案であります。
 これは、住民基本台帳法の一部改正等により、住民基本台帳の閲覧制度について、何人でも請求できるという現行の制度が廃止され、個人情報の保護に配慮した新しい制度が設けられることに伴いまして、所要の規定整備を行うものであります。
 このほか、議案第15号、第17号、第25号及び第26号につきましては、いずれも議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので、説明を省略させていただきます。
 なお、報告第4号及び第5号は、訴えの提起及び調停に係る専決処分の報告であります。
 以上で、ただいま上程をされました各案件についての説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
大越誠幸 16 番目 / 165 字
○議長(大越誠幸) お諮りします。
 ただいま説明のありました議案27件のうち、議案第1号から第17号まで、第25号から第27号までの20件につきましては、議事の都合上、その議事を延期することとし、議案第18号から第24号までの7件につきましては、議事を続行したいと思いますが、ご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 17 番目 / 124 字
○議長(大越誠幸) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように決定しました。
 これより、議案第18号から第24号までの7件に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑を終了します。
 (上瀬戸正則議員「議長」と呼び、発言の許可を求む)
大越誠幸 18 番目 / 18 字
○議長(大越誠幸) 上瀬戸正則議員。
上瀬戸正則 19 番目 / 85 字
◆上瀬戸正則議員 委員会付託の動議を提出いたします。
 ただいま議題とされております議案7件を財政市民委員会に付託することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 20 番目 / 107 字
○議長(大越誠幸) ただいまの上瀬戸議会運営委員長の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。
 動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 21 番目 / 63 字
○議長(大越誠幸) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第18号から第24号までの7件は、財政市民委員会に付託されました。
大越誠幸 22 番目 / 124 字
○議長(大越誠幸) ここで、日程に追加して、決議案第1号 米国の臨界前核実験に抗議する決議を議題とします。
 本件は、全議員の提出によるものですので、直ちに採決に入ります。
 本件を可決することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 23 番目 / 44 字
○議長(大越誠幸) 異議なしと認めます。
 したがって、決議案第1号は、可決されました。
大越誠幸 24 番目 / 102 字
○議長(大越誠幸) ここで、報告します。
 本日、坂本恭子議員から、会議規則第62条第1項の規定による文書質問が提出されました。
 理事者におかれましては、9月26日までに答弁書を提出されるよう求めます。
大越誠幸 25 番目 / 108 字
○議長(大越誠幸) お諮りします。
 本日の会議はこれで終了し、明日9月21日から25日までは議案調査等のため休会とし、9月26日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
大越誠幸 26 番目 / 40 字
○議長(大越誠幸) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように決定しました。
大越誠幸 27 番目 / 23 字
○議長(大越誠幸) 本日は、これで散会します。