札幌市議会 会議録検索システム(平成19年第3回定例会 2007-10-11 第5号)
2007-10-11/発言 36 件 / 原本(札幌市議会)
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畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ただいまから、本日の会議を開きます。 出席議員数は、66人です。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 本日の会議録署名議員として大嶋 薫議員、宮村素子議員を指名します。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。
濱上敏治
◎事務局長(濱上敏治) 報告いたします。 本日の議事日程、議案等審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。 以上でございます。 〔報告書は巻末資料に掲載〕
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) これより、議事に入ります。 日程第1、議案第8号から第22号まで、第24号から第32号まで、第34号の議案25件、陳情第9号、以上26件を一括議題とします。 委員長報告を求めます。 まず、総務委員長 細川正人議員。 (細川正人議員登壇)
細川正人
◆細川正人議員 総務委員会に付託されました議案5件及び陳情1件につきまして、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第25号 財産の取得の件(廃棄物埋立予定地)及び陳情第9号 (仮称)北部事業用地(中沼用地)一般廃棄物最終処分場造成計画を白紙撤回し、事業用地の買収を承認しないことを求める陳情についてですが、主な質疑として、計画以来、進めてきた用地の買収を、今から買収しないとなれば、地権者への影響が大きいと考えるが、これまで地権者に対しどのように対応してきたのか。地域住民は有害物質の環境への影響を強く懸念しているが、事業化に当たり、安全性の強化をどのように行っていくのか。福移小・中学校は、自然環境が豊かな中で少人数教育を行う特認校となっているが、この埋め立て事業に伴い、学校の周辺環境にどのような影響を与えるのか。地域住民の納得が得られていないにもかかわらず計画を進めることは、市長の姿勢に反するものと考えるが、住民の意向を踏みにじって強行するつもりか。住民に対して十分な説明がなく、意思確認がなされていないことから、アンケート調査等、だれが見てもわかるような今までと違った調査をしてはどうか等の質疑がありました。 これらに対して、理事者から、地権者に対しては、平成10年に事業計画を示し、買収の内諾を得ていたが、この間、ごみ減量施策の効果による埋立地の延命化などにより用地買収の先送りをお願いしてきたところであり、各地権者の移転計画が宙に浮いていることから、さらなる先送りはできない。安全性については、既存の埋立地における汚水はほとんど環境基準を満足できる水質であるが、さらに処理施設において処理を行っている。また、大気についても、一般の地域と特に変わらない状況である。北部事業用地ではさらに安全性を強化する。住民への説明については、今後も環境影響評価を行っていく中で、途中経過なども含めて説明しながら理解を得られるよう努めてまいりたい旨の答弁がありました。 続いて、討論を行いましたところ、共産党・伊藤(理)委員から、陳情第9号については採択すべきものと、議案第25号については否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。 引き続き、採決を行いましたところ、陳情第9号については、賛成少数で不採択とすべきものと、議案第25号については、賛成多数で可決すべきものと、それぞれ決定をいたしました。 次に、議案第8号 平成19年度札幌市一般会計補正予算(第2号)中関係分についてですが、主な質疑として、産業廃棄物の代執行による撤去について、本市の負担は最小限に抑えられたものの、公費の投入が必要なことから、市民の理解を得るためにも原因者の責任追及を徹底すべきではないか。代執行に対する財産の差し押さえなどをする前に原因者が預貯金の移動等を行う可能性があることから、事前に仮差し押さえなどができないのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第12号、第27号及び第34号中関係分の3件についてですが、質疑・討論はなく、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、財政市民委員長 三宅由美議員。 (三宅由美議員登壇)
三宅由美
◆三宅由美議員 財政市民委員会に付託されました議案7件につきまして、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第14号 札幌市区民センター条例の一部を改正する条例案についてですが、主な質疑として、清田区の地区センター運営に当たっては、運営を考える会から示された意見を生かしていく必要があると考えるが、どのように対応するつもりか。施設の利用料金を指定管理者の収入とする利用料金制度を導入すると聞くが、その導入の目的は何か。また、他のコミュニティ施設への導入についてどのように考えているのか等の質疑がございました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号 財産の取得の件(美術品)についてですが、主な質疑として、芸術の森に建設を予定している佐藤忠良関連の施設に関して、どのような方針で収蔵を予定している作品の選定を行ったのか等の質疑がございました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第8号中関係分及び第28号から第31号の5件についてですが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、文教委員長 谷沢俊一議員。 (谷沢俊一議員登壇)
谷沢俊一
◆谷沢俊一議員 文教委員会に付託されました議案5件について、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第21号 札幌市立学校設置条例の一部を改正する条例案についてでありますが、主な質疑として、新定時制高等学校は、既存の4校の定時制課程を統合するとのことだが、今後の転校及び校舎移転について各校生徒への周知は十分になされているのか。市立札幌大通高等学校という名称について、新定時制高校の特徴がわかりにくいと考えるが、決定に当たり十分な論議はなされたのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 「(仮称)北海道札幌新定時制高等学校」及び「札幌市立中央幼稚園」整備等事業特定事業契約締結の件についてでありますが、主な質疑として、PFI事業では、行政のチェックが不十分になり、事故等の責任の所在があいまいになることが懸念されるが、発注者と施工者は具体的にどのようになっているのか。今回選定された事業者について、新定時制高等学校基本構想に示されている諸課題等に照らし、どのような点が評価されたことにより決定されたのか。落札者決定のおくれから当初の事業スケジュールが4カ月短縮されたが、施設設計の基本方針や要求水準を満たすとともに、十分に安全を確保することは可能なのか等の質疑がありました。 続いて、討論を行いましたところ、共産党・村上委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。 採決を行いましたところ、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 札幌市民ホール条例案についてでありますが、主な質疑として、市民ホールのリース期間終了後について改修費や取り壊しの費用等に多額の税金を投入する危険性を抱えているが、どのような方向性を考えているのか。利用料金に関連して、旧市民会館と同様、市民が気軽に利用できる低廉な料金とすべきだが、運営管理経費との関係など、どのような考え方に基づき設定したのか。今回の値上げは、利用者への負担の転嫁とも言えるものだが、料金設定の根拠や料金収入の見込みについて理解を得られる説明がないのではないか。使用料減免の対象について、旧市民会館では市立小・中学校に限定されていたが、今後は高等学校や私立の学校等にも拡大するべきではないか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第34号 平成19年度札幌市一般会計補正予算(第3号)中関係分についてでありますが、主な質疑として、奨学金制度は、意欲ある学生への支援として重要であるが、増額された奨学基金において今後どのような取り組みを考えているのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第8号 平成19年度札幌市一般会計補正予算(第2号)中関係分についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、厚生委員長 林家とんでん平議員。 (林家とんでん平議員登壇)
林家とんでん平
◆林家とんでん平議員 厚生委員会に付託されました議案6件について、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第9号 平成19年度札幌市国民健康保険会計補正予算(第1号)についてでありますが、主な質疑として、生活習慣病の予防を目的とする特定健診及び特定保健指導について、事業を円滑に実施するためには市民の理解が重要と考えるが、どのように周知を図るのか。今後策定する特定健診等実施計画については、高い目標値を設定しているとのことだが、その達成に向け、具体的にどう取り組むのか。また、計画策定に当たっては、パブリックコメントの実施や協議会などの意見を反映させる考えはないのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第9号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 札幌市精神保健福祉審議会条例の一部を改正する条例案についてでありますが、主な質疑として、条例改正により、入院患者の処遇に関し、改善命令を受けた精神科病院には定期報告が義務づけられるが、本市としてその必要性をどう認識しているのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第11号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第10号、第13号、第15号及び第20号の4件についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、建設委員長 芦原 進議員。 (芦原 進議員登壇)
芦原進
◆芦原進議員 建設委員会に付託されました議案4件について、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第17号 札幌市建築基準法施行条例の一部を改正する条例案についてでありますが、主な質疑として、新たな特別用途地区を設け、建築制限を行うとのことだが、パブリックコメントでの意見が1件しかなく、市民の意見を十分聞いたとは言えないのではないか。また、今後、パブリックコメント制度について総括を行った上で、そのあり方を検討する必要があると考えるが、どうか。条例には、市長が許可した場合、建築制限を適用しない例外規定があるが、地区の指定目的を逸脱して許可されることはないのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第17号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号 札幌市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案についてでありますが、主な質疑として、新たに都市計画決定された3地区と変更のあった5地区について都市計画に即して改正を行うものだが、青葉町団地地区はどのような理由で改正するのか。大通交流拠点地区について、高さ制限が最高100メートルとなっているが、大通公園は多くの市民の憩いと安らぎの場であることから、高さを抑えて大通公園の景観と環境に配慮すべきではないか等の質疑がありました。 次に、討論を行いましたところ、共産党・井上委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。 続いて、採決を行いましたところ、議案第18号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第16号及び第32号についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、経済委員長 村山秀哉議員。 (村山秀哉議員登壇)
村山秀哉
◆村山秀哉議員 経済委員会に付託されました議案第19号 札幌市中央卸売市場業務規程の一部を改正する条例案について、その審査結果をご報告いたします。 この条例案は、証券取引法の一部改正に伴い、所要の規定整備を行うものでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ただいまの各委員長報告に対し、質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 質疑がなければ、討論に入ります。 通告がありますので、順次、発言を許します。 まず、村上 仁議員。 (村上 仁議員登壇)
村上仁
◆村上仁議員 私は、日本共産党を代表して、議案第18号 地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案、議案第24号 「(仮称)北海道札幌新定時制高等学校」及び「札幌市立中央幼稚園」整備等事業特定事業契約締結の件及び議案第25号 財産の取得の件(廃棄物埋立予定地)の3件に反対し、残余の議案22件に賛成、陳情第9号 (仮称)北部事業用地(中沼用地)一般廃棄物最終処分場造成計画を白紙撤回し、事業用地の買収を容認しないことを求める陳情を採択すべきとの立場から、討論を行います。 まず、議案第18号は、この条例の適用する地区計画区域に大通交流拠点地区を加えようとするものです。当該区域は、札幌駅前通と大通の交点に位置している区域で、建物を建築する場合、高さ60メートルまでに規制しようとするものですが、駅前通から10メートル、大通から12メートル後退させる場合においては100メートルの高さまで認めるというものです。市民や観光客の憩いの場所となっている大通公園及びその周辺の景観は、本市の大きな魅力となっていますが、その魅力を阻害するようなまちづくりには規制を設けることが必要だと考えます。市役所本庁舎が高さ78メートルで、しかも、大通から60メートル後退して建てられています。テレビ塔の展望台が90メートルだということからも、大通からわずか12メートルの場所に100メートルの建物を建てるということは、大通公園に対する圧迫感や周辺の建物との均衡などを考慮すると、適切とは言えないものと判断いたします。 したがって、この議案には反対です。 次に、議案第24号についてです。 (仮称)北海道札幌新定時制高校及び札幌市立中央幼稚園の建設及び維持管理について、PFIまなび舎株式会社と契約締結を行おうとするものです。 昨年、第3回定例会で、一たん、23年間、32億8,190万円の債務負担行為の設定を行いましたが、入札公告に対して申請が1グループのみで、そのグループも辞退してしまったために、入札の説明会に参加していた企業グループに、どうすれば入札に参加してもらえるのか、事情を聞いて、その都合に合わせた入札条件にするために、15年間、31億4,380万円に変更し、単年度当たりの維持管理費を630万円引き上げたものです。 通常の契約の場合は、建設と維持管理を別々に発注するため、それぞれ多数の企業が応札し、競争原理が働き、低価格で落札されるところですが、建設と維持管理を一括して発注するPFIの手法をとるために、応札グループが少数となり、応札する側の立場が相対的に強くなり、契約内容の変更を求められて、契約期間の短縮及び単年度当たりの維持管理費の引き上げが行われたことは問題です。 また、PFI事業では、仙台市におけるプールの天井の落下や福岡市での健康増進施設の経営破綻など、事故や問題が続発しております。PFIは、施設建設の初期投資を抑制し、コストの平準化が図られるため、自治体の財政状況が厳しくなる中で採用されている手法ですが、施工に当たって行政のチェックが不十分になること、工事発注者自身が施工者になることで問題があっても表面化しないこと、行政、建設会社、金融機関の3者の役割と責任があいまいになることなどが問題だとされています。 今回の契約は、まなび舎株式会社となっていますが、この会社は、岩田地崎建設株式会社が今回の契約のために8月13日に設立したものです。岩田地崎建設は、丸彦渡辺建設及び伊藤組と同様に、防衛施設庁発注の工事をめぐる官製談合事件で10月9日から15日間の営業停止処分となっています。丸彦渡辺及び伊藤組は、国土交通省から2カ月間の指名停止処分も受けています。しかし、地崎工業の場合、談合に対する処分が決定したのはことしの6月ですが、それに先立つ4月に岩田建設と合併していたので、合併後の岩田地崎建設は、本市の指名停止要綱では罰則の対象から外され、指名停止にならないということであります。 しかし、通常の市民感覚に照らせば、官製談合を行った地崎工業を含んでいる岩田地崎建設は、指名停止処分を受けるのが妥当と考えられるのではないでしょうか。 このような問題もある今回の契約締結には、反対です。 次に、議案第25号は、北部事業用地中沼の廃棄物最終処分場用地の取得にかかわる議案ですが、当該地に隣接する町内会から一貫して非常に強い反対が表明されています。ごみ処理施設の集中する中沼地域の住民の、この地域ばかりに迷惑施設をつくるのはやめてほしいという気持ちは理解できるものです。住民の反対を踏みにじって強行突破することは断じて許されません。市民の声を聞き、市民の願いを実現する市政を目指すべきであるという立場から、この議案には反対するとともに、陳情第9号には賛成することを表明し、私の討論といたします。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、堀川素人議員。 (堀川素人議員登壇)
堀川素人
◆堀川素人議員 私は、市政改革クラブを代表して、本議会に提案されました26件の議案のうち、議案第22号及び議案第25号については反対、その余の議案については賛成する立場から、討論いたします。 議案第22号の市民会館代替施設建設にかかわる件でありますが、本件建物は、新市民会館建設までの一時的な建物であります。その一時的建物に、市民の血税がおよそ20億円支出されます。本市の財政は極めて厳しい状況にあるとの理由で、市民負担があらゆるところで増しています。このような状況の中で、市民会館の一時的代替施設建設に20億の支出をなすことは、むだそのものであります。 このたびの代替市民会館計画より、1年か1年半、市民会館の建設がおくれることにはなったとしても、20億円のむだな出費のことを考えたなら、市民はそのおくれを理解することでありましょうし、むだのない中での恒久的市民会館の迅速な建設を望むものと確信しております。 市民会館の現在の場所からたったの1丁北へ移すのに20億円ものむだな投資をしてまで、なぜ代替市民会館建設にこだわるのでありましょうか。 それには、ある理由があります。創世1.1.1区(さんく)計画、これは、バブル期にその計画が始まりました。地下鉄東豊線の建設もありました。そのような中で、議会にも内緒で、北1条西1丁目と市役所本庁舎を結ぶ秘密の地下通路ができております。これは、昭和62年から始まり、昭和63年、共産党・生駒元議員によって明らかにされ、議会でも追及を受けているのです。この秘密地下通路を公然、公認の地下通路にすることは札幌市役所の悲願であり、札幌市行政の負の清算につながるのです。そのためにも、このたび持ち上がった市民会館の耐震強度不足による市民会館建設問題は、札幌市行政の負う負の遺産の清算にとってはまたとない機会になっているのです。 もう少し具体的にこのことについて触れたいと思います。 現在、札幌振興公社がこの施設を持っております。そして、その当時の工事費はおよそ4億1,500万円でありました。これは、昭和42年からの費用であります。そして、現在、簿価が幾らになっているかといいますと、5億4,800万円になっております。つまり、これは、建設仮勘定の利息として1億3,000万円以上が上乗せになって今の簿価になっております。 しかし、本当のところを言いますと、平成12年まではこういう建設仮勘定の利息として上がっておりましたけれども、平成13年度以降、会計室の指導に基づいて、年間1,000万円にも上る一般管理費は、支払い利息として実は落とされていて、簿価になっていないのであります。 このことを考えますと、幾つかの問題がございます。会計監査の問題もございますが、今、この札幌振興公社というのは、平成16年から民間の社長になっております。一般管理費として支払い利息が落とされている状態というのは、札幌振興公社にとっても大変不明朗な会計をしていることになります。また、これを昭和62年から、何も利用されていないまま、地下に秘密通路として眠っていること、このことが明らかにされるということは、札幌市にとっては大変厳しい状況に置かれることになるわけであります。そのために、札幌市は何としてでもこの問題を解決したい。ちょうどいいところに市民会館の耐震強度の問題があった、これを1丁ずらすために、1丁ずらすことによってその秘密地下通路を公然、公認の地下通路にできる。こういうことを20億をかけてもくろんでいる、こういうことなんです。単に、市民会館が、市民会館問題、建てかえなければならないという問題があるのではなくて、今、私が言いました問題がこの根っこに存在するということをまず皆さんの前に明らかにしておきたいと思います。 この事業というのは、昭和62年ですから、本当にバブルのときなんです。そのバブルに日本じゅうが浮かれていた。そして、市民の了解も得ないままで、創世1.1.1区(さんく)計画及び地下通路の後始末、これをしなければならないと言って血税20億が使われることは、断じて納得いくものではありません。 この問題の基本はここにあるということを改めて皆さんの方に訴えておきます。 次に、なぜ本件建物に当たってリース方式を選択しなければならなかったのか。 市の説明では、財政支出の平準化、民間資金やそのノウハウの活用、代替施設を短期間で安価に設置するためと三つの理由を挙げています。財政支出の平準化、このことを言うならば、市債を発行して資金調達をした方が財政支出の平準化が可能であります。しかも、このことについて、市債の発行ができないというのが初めの市の説明でありましたけれども、市債の発行は可能なのであります。また、民間資金のリース方式より、この市債の発行によれば利息も低利であり、結果として同じものを安くできるということであります。そしてまた、どれだけの期間で工事をするか。これは、市役所が、直接、計画、設計や施工をするのではなく、民間に発注することを考えたなら、工期短縮は十分可能であります。 つまり、あと少し市民に不便をかけますけれども、本格的、恒久的建物として、市民会館が1年または1年半あれば立派にできるということなんです。 以上が、議案第22号に対する反対の理由であります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 堀川議員に申し上げます。 通告時間を既に超過していますので、簡潔に発言願います。
堀川素人
◆堀川素人議員 (続)次に、昨日の文教委員会での説明によりますと、市の原案が可決されたとするならば、大ホールの使用料が旧市民会館の使用料の1.5倍になると聞いております。使用料が一気に1.5倍、これも市民の大変な負担の増加であります。 さきに述べたように、市民に負担をかけるようなリース方式を選択したことにも一因があります。使用料金の据え置きや5年ほどの激変緩和措置をとったらいかがでしょうか。 なぜならば、本市には、市の施設を職員の福利厚生施設という名のもとに使用料金の全額減免や、調整手当や寒冷地手当の5年間の激変緩和措置等と、身内に甘い実績があるのですから、それができると思うんです。 次に、中沼のごみ埋め立て処分地、北部事業用地取得の案件でありますが、中沼にごみ施設をこれ以上持ってきてくれるなという中沼地区に住む市民の、風評被害、健康被害、資産評価の低減等々、これによる心配、不満は、我々、だれにでも理解できるものであります。ごみ施設はどこかに確保しなければならないのでありますが、ごみ施設を持ってこられる住民にしたら極めてつらいものであります。 札幌市は、市民意見を大事にしよう、市政にその声を反映しようと、一見、努力しているようには見えます。そのために、市民意見の募集、アンケート調査、ワークショップ等をいつもいつもやっておりますが、このたびの中沼地区のごみ施設開設事業に伴う住民意思の確認は不十分であります。まだ時間がありますので、精度の高い住民意思の確認に努めるべきです。このことがなされない限り、土地買収は時期尚早と言わざるを得ません。 以上をもって、二つの議案に対する反対の理由を説明いたしまして、私の討論を終えたいと思います。ありがとうございました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 以上で討論を終了し、採決に入ります。 この場合、分割して採決を行います。 まず、陳情第9号を問題とします。 本件を採択することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立少数です。 したがって、本件は、不採択とすることに決定されました。 次に、議案第25号を問題とします。 本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立多数です。 したがって、本件は、可決されました。 次に、議案第18号、第24号の2件を一括問題とします。 議案2件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立多数です。 したがって、議案2件は、可決されました。 次に、議案第22号を問題とします。 本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立多数です。 したがって、本件は、可決されました。 次に、議案第8号から第17号まで、第19号から第21号まで、第26号から第32号まで、第34号の21件を一括問題とします。 議案21件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、議案21件は、可決されました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、日程第2、議案第35号から第37号までの3件を一括議題とします。 いずれも、市長の提出によるものです。 提案説明を求めます。 上田市長。 (上田文雄市長登壇)
上田文雄
◎市長(上田文雄) ただいま上程をされました議案3件につきましてご説明を申し上げます。 まず、議案第35号は、教育委員会委員任命に関する件であります。 札幌市教育委員会委員であります設楽雅代氏は、来る10月28日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を任命することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。 設楽雅代氏は、昭和48年4月に札幌市に採用になり、市立札幌病院静療院長等を歴任の後、現在、社会福祉法人タラプ情緒障害児短期治療施設バウムハウス医局長等をされているほか、平成15年10月から札幌市教育委員会委員に就任されている方で、人格、識見ともに高く、教育委員会委員として適任と考えるものであります。 次に、議案第36号は、人事委員会委員選任に関する件であります。 札幌市人事委員会委員であります品川吉正氏は、来る10月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を選任することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出するものであります。 品川吉正氏は、昭和53年4月に弁護士の登録をされ、札幌弁護士会副会長等を歴任の後、現在、中央労働委員会地方調整委員等をされているほか、平成15年11月から札幌市人事委員会委員に就任されている方で、人格、識見ともに高く、人事委員会委員として適任と考えるものであります。 次に、議案第37号は、固定資産評価審査委員会委員選任に関する件であります。 札幌市固定資産評価審査委員会委員であります西代明子氏は、来る10月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を選任することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。 西代明子氏は、現在、北海道建設工事紛争審査会特別委員等をされているほか、平成13年11月から札幌市固定資産評価審査委員会委員に就任されている方であります。 以上で、ただいま上程をされました各議案についての説明を終わりますが、何とぞ原案のとおりご同意いただきますようお願いを申し上げます。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) これより、質疑・討論の通告がありませんので、採決に入ります。 議案3件を同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、議案3件は同意されました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) お諮りします。 本日の会議はこれで終了し、明日10月12日から11月1日までは委員会審査等のため休会とし、11月2日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定しました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 本日は、これで散会します。