札幌市議会 会議録検索システム(平成21年第1回定例会 2009-02-25 第5号)
2009-02-25/発言 44 件 / 原本(札幌市議会)
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畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ただいまから、本日の会議を開きます。 出席議員数は、65人です。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 本日の会議録署名議員として山口かずさ議員、井上ひさ子議員を指名します。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。
濱上敏治
◎事務局長(濱上敏治) 報告いたします。 義卜雄一議員は、病気療養のため、本日から3月30日までの会議を欠席する旨、届け出がございました。 去る2月20日、市長から、議案第44号 平成20年度札幌市下水道事業会計補正予算(第1号)の正誤表が提出されましたので、その写しを各議員控室に配付いたしました。 本日の議事日程、議案等審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。 以上でございます。 〔報告書は巻末資料に掲載〕
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) これより、議事に入ります。 日程第1、議案第30号から第47号までの議案18件、陳情第1239号から第1245号までの陳情7件、以上25件を一括議題とします。 委員長報告を求めます。 まず、総務委員長 桑原 透議員。 (桑原 透議員登壇)
桑原透
◆桑原透議員 総務委員会に付託されました議案4件及び陳情7件につきまして、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第33号 札幌市廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例案及び同条例案に関する陳情第1239号から第1245号についてでありますが、主な質疑として、アルミ缶等の持ち去りについて、ごみパト隊を活用し、啓発に取り組むべきと考えるが、違反者に対しどのような指導を行うのか。また、集団資源回収の実施団体から条例違反やトラブルを懸念する声が上がっているが、不安の解消に向け、市としてどのように取り組む考えか。刑事罰の条例化について、一部の悪質な業者を取り締まるためだけに、市民全体を取り締まり、罰則を科すような改正は行うべきではないと考えるが、どうか。また、市民に直接かかわる重要な内容にもかかわらず、情報提供や市民議論が不十分であり、拙速に進めるべきではないと考えるがどうか等の質疑がありました。 これらに対して、理事者から、改正は注意や禁止命令に従わない相当に悪質な者を対象としており、罰則の適用がなければ禁止規定の実効性の担保が難しいと考えている。持ち去り行為への罰則や取り締まりを求める市民意見が多数あり、清掃行政に対する市民理解の観点から、有料化の実施に合わせ、禁止すべきと判断したものである旨の答弁がありました。 次に、討論を行いましたところ、共産党・坂本委員、市民ネットワーク北海道・佐藤(典)委員から、議案第33号については否決すべきもの、陳情第1239号から第1245号までの7件については採択すべきものとの立場でそれぞれ意見の表明がありました。 続いて、採決を行いましたところ、議案第33号については、賛成多数で可決すべきものと、陳情第1239号から第1245号については、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号、議案第40号中関係分及び議案第46号の3件についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、財政市民委員長 村松正海議員。 (村松正海議員登壇)
村松正海
◆村松正海議員 財政市民委員会に付託されました議案6件につきまして、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第40号 平成20年度札幌市一般会計補正予算(第6号)中関係分についてですが、主な質疑として、旧市営バス路線の平成19年度運行分に対する補助に関連して、補助見込み額の算出に当たっては現行の補助制度を準用したとのことだが、各バス事業者からは理解が得られているのか。補助見込み額は、あくまで市の試算した額であるが、各バス事業者ごとに経費の算定方法が異なる中、公正さや適正さをどのように担保するのか。東、新川両営業所管轄の路線廃止について、中央バスによる石狩協議会への申し出が出されたままだが、地域住民の不安を払拭するためにも責任を持って撤回の申し入れをすべきではないか。ばんけいバスは、相当な営業努力にもかかわらず、経営が非常に厳しいことから、補助の対象を平成15年、16年の移行路線に限らず、市民の足を守る立場から救済策を講じるべきではないのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第47号 平成20年度札幌市一般会計補正予算(第7号)中関係分についてですが、主な質疑として、定額給付金に関連して、厳しい雇用情勢の中、単に給付を行うだけではなく、多額の人件費に見合った雇用創出効果も期待されていると考えるが、どの程度見込んでいるのか。地域の景気対策として、商店街のイベントなどとリンクさせながら、市長が先頭に立ち、広告塔となって広報、啓発を行うべきと考えるがどうか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第37号 公立大学法人札幌市立大学の中期目標を変更する件及び議案第38号 公立大学法人札幌市立大学が定める料金の上限の認可に関する件についてですが、質疑はなく、討論を行いましたところ、共産党・村上委員から、議案第38号については否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。 引き続き、採決を行いましたところ、議案第37号については、全会一致、可決すべきものと、議案第38号については、賛成多数で可決すべきものとそれぞれ決定いたしました。 最後に、議案第36号及び第43号についてですが、質疑・討論はなく、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、文教委員長 阿知良寛美議員。 (阿知良寛美議員登壇)
阿知良寛美
◆阿知良寛美議員 文教委員会に付託されました議案4件につきまして、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第47号 平成20年度札幌市一般会計補正予算(第7号)中関係分についてでありますが、主な質疑として、子育て応援特別手当について、市民の認知度が大変低く、支給対象など強力に広報する必要があると考えるが、今後どのような姿勢で展開していくのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第47号中関係分は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号、第35号及び第40号中関係分の3件についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、厚生委員長 藤川雅司議員。 (藤川雅司議員登壇)
藤川雅司
◆藤川雅司議員 厚生委員会に付託されました議案4件について、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第40号 平成20年度札幌市一般会計補正予算(第6号)中関係分及び議案第45号 札幌市基金条例の一部を改正する条例案についてでありますが、主な質疑として、産科救急医療体制整備支援事業について、NICU関連設備などが補助対象となるが、補助基準及び実施スケジュールはどのようになっているのか。また、NICUの増床に伴い、医師の確保が必要となるが、医師不足に悩む道内他都市からの引き抜きを行わないよう対応すべきではないか。生活保護費について、法定受託事務であるにもかかわらず、今年度は本市の一般財源約25億円もの持ち出しが必要と聞くが、国に対し、全額補てんするよう強く要請すべきではないか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第40号中関係分及び第45号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第42号 平成20年度札幌市国民健康保険会計補正予算(第1号)についてでありますが、主な質疑として、今回の補正予算は、レセプト点検に関する経費が補助対象外となり返還するものであるが、医療費適正化を図る重要な取り組みであり、国へ補助の適用を求めるべきと考えるが、どう対応したのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第42号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第31号についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、建設委員長 五十嵐徳美議員。 (五十嵐徳美議員登壇)
五十嵐徳美
◆五十嵐徳美議員 建設委員会に付託されました議案5件について、その審査結果をご報告いたします。 最初に、議案第40号 平成20年度札幌市一般会計補正予算(第6号)中関係分及び議案第41号 平成20年度札幌市土地区画整理会計補正予算(第1号)についてでありますが、主な質疑として、今回の補正は、国から地域活性化・生活対策臨時交付金を受け、事業を実施するものであるが、景気が著しく低迷している現状において、市としてこれ以上事業量をふやす努力ができなかったのか。百年に一度の大不況と言われる中、中小企業向けの緊急の融資保証制度が整備されたが、仕事を求める地元企業にとって希望が持てるほどの事業発注が行えるのか。また、昨年度と比べ、国庫債務負担行為による事業費が大幅に減少しているのはなぜか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第40号中関係分及び第41号の2件は、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第44号 平成20年度札幌市下水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、主な質疑として、経済対策を優先すべき状況の中、談合事案の違約金を原資としてでも地元企業への工事の早期発注を検討すべきではなかったのか。国庫債務負担行為により下水道施設の更新を行うが、設備の耐用年数や更新時期についてはどのように設定しているのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、議案第44号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第34号及び第39号の2件についてでありますが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、経済委員長 伊藤理智子議員。 (伊藤理智子議員登壇)
伊藤理智子
◆伊藤理智子議員 経済委員会に付託されました議案第40号 平成20年度札幌市一般会計補正予算(第6号)中関係分について、その審査結果をご報告いたします。 主な質疑として、地域限定商品券発行事業について、定額給付金とあわせて消費の拡大につなげることができると考えるが、実施時期やPRに対する支援はどうなっているのか。また、今回のような一時的な施策だけではなく、長期的なまちづくりの観点から地域経済を活性化させる取り組みが必要と考えるが、どうか。道産木材高付加価値化モデル事業について、道産木材を活用した新技術や製品開発等の支援を行うものであり、経済や環境対策などの面で効果が期待できるが、本格実施に向け、どう取り組むのか。また、今回のモデル事業では、経営に余力のない小規模な企業も支援の対象となるのか等の質疑がありました。 討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ただいまの各委員長報告に対し、質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 質疑がなければ、討論に入ります。 通告がありますので、順次、発言を許します。 まず、坂本恭子議員。 (坂本恭子議員登壇)
坂本恭子
◆坂本恭子議員 私は、日本共産党を代表して、議案第33号 札幌市廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例案、議案第38号 公立大学法人札幌市立大学が定める料金の上限の認可に関する件には反対、議案第33号にかかわる陳情第1239号から第1245号までの7件については賛成の立場から、討論を行います。 まず、議案第33号についてですが、これは、市及び委託業者以外の者のごみステーションからのアルミ缶等の持ち去りを禁止し、違反した者に20万円以下の罰金に処する内容になっています。現在、少なくない町内会などでは、高齢者の日帰り旅行など地域の交流事業の資金に充てるため、町内会役員などがボランティアでアルミ缶を回収し、業者に買い取ってもらうケースが見られます。このような町内会役員の行為も含めて処罰の対象にするのは問題です。町内会が正当な行為としてアルミ缶の回収を行えるよう、集団資源回収のルートを確立し、誘導するためには、現在の古紙等と同様に奨励金の対象に加えるなどの方策を検討すべきではないでしょうか。そういうこともせず、市民全体を取り締まりの対象とした罰金を科す条例改定は行うべきではなく、本条例案には反対です。 また、この条例案にかかわる陳情7件は、願意妥当であり、採択すべきものと考えます。 議案第38号についてですが、日本の大学の学費は世界的に見ても異常に高いこと、公立大学法人は、国の縛りがなく、各大学の判断で授業料等を定めることが可能であるにもかかわらず、相変わらず国の標準額に準じ定めていることなどから、学生、保護者への負担の軽減、高等教育の機会均等などへの配慮がうかがえません。 国に対して大学への予算措置を求めるのと同時に、現在でも高過ぎる授業料についても見直すべきことを強く主張し、反対するものです。 以上で、私の討論を終わります。(拍手)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、佐藤典子議員。 (佐藤典子議員登壇)
佐藤典子
◆佐藤典子議員 私は、市民ネットワーク北海道を代表し、議案第33号に反対、陳情第1239号から第1245号までに賛成の立場で、討論いたします。 アルミの取引価格の高騰を機にアルミ缶の持ち去りが急増したことから、ごみステーションからアルミ缶等の持ち去りを禁止するため、札幌市廃棄物の減量及び処理に関する条例及び条例施行規則の一部改正が提案されております。 本市においては、この間、スリムシティさっぽろ計画策定過程の中で、家庭ごみの有料化を含め、ごみ減量・リサイクルの取り組みなどについて多くの議論を重ねてきました。 しかし、今回の条例改正は、アルミ缶の持ち去りを禁止し、命令に従わない市民に罰金を科すなど、市民生活にかかわる重大な問題であるにもかかわらず、市民への情報提供や市民議論は十分とは言えません。また、アルミ缶の売却価格は、最も高額であった2008年4月に比べ、現在は4分の1以下の1トン当たり4万7,000円と価格が落ち込んでいます。アルミ缶の持ち去りの現状について市独自の実態把握がなされていない中、市民に刑事罰を科す条例改正を拙速に行うべきではないと考えます。 アルミ缶持ち去りの禁止命令に従わない市民を取り締まり、罰金を科すのは警察です。今後は、ごみステーションへの監視カメラ等の設置や市民の相互監視が懸念されます。特定の対象者を取り締まるために市民全体を規制の対象とすることは、市民自治の観点からも問題です。 アルミ缶等の持ち去りによるごみステーション問題については、新年度から110名のごみパト隊による指導などを優先すべきであり、また、集団資源回収の拡充など、ごみ削減・リサイクルの取り組みの検証をしっかり行い、市民議論を深めるべきです。資源循環社会の確立に向け、国に拡大生産者責任を求めるとともに、発生抑制、排出抑制の仕組みづくりが急務です。市民が信頼し合い、安心して暮らせるまちづくりは、市民自治を確立し、自由、人権、自治を尊重する地域社会づくりが進められるべきです。 市民ネットワークは、さきの代表質問でも取り上げましたように、犯罪のない安全で安心なまちづくり条例が市民の相互監視を強化するものと強く危惧しております。同様に、個人のモラルの領域にまで踏み込み、規制するだけではなく、刑事罰を科し、相互監視社会につながるアルミ缶等の持ち去り禁止のための条例改正を行うべきではないことを強く求め、私の討論を終わります。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 以上で討論を終了し、採決に入ります。 この場合、分割して採決を行います。 まず、陳情第1239号から第1245号までの7件を一括問題とします。 陳情7件を採択することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立少数です。 したがって、陳情7件は、不採択とすることに決定されました。 次に、議案第33号を問題とします。 本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立多数です。 したがって、本件は、可決されました。 次に、議案第38号を問題とします。 本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立多数です。 したがって、本件は、可決されました。 次に、議案第46号を問題とします。 本件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、本件は、可決されました。 次に、議案第30号から第32号まで、第34号から第37号まで、第39号から第45号まで、第47号の15件を一括問題とします。 議案15件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、議案15件は、可決されました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 次に、日程第2、議案第50号から第54号までの5件を一括議題とします。 提案説明を求めます。 上田市長。 (上田文雄市長登壇)
上田文雄
◎市長(上田文雄) ただいま上程されました議案5件につきましてご説明を申し上げます。 まず、議案第50号は、札幌市オンブズマン委嘱に関する件であります。 札幌市オンブズマンであります杉野目康子氏、文仙俊一氏の両氏は、いずれも来る2月28日をもって任期満了となりますので、杉野目康子氏の後任者といたしまして井上宏子氏に、文仙俊一氏の後任者といたしまして岩本勝彦氏にそれぞれ委嘱することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。 井上宏子氏は、現在、消費生活アドバイザーとして活動されており、札幌学院大学客員教授のほか、北海道生涯学習審議会会長、札幌市行政評価委員会副委員長等をされている方であります。 岩本勝彦氏は、昭和49年4月に弁護士の登録をされ、日本弁護士連合会副会長等を歴任された後、現在、札幌家事調停協会会長等をされている方であります。 両氏とも、人格、識見ともに高く、札幌市オンブズマンとして適任と考えるものであります。 次に、議案第51号及び第52号は、いずれも、現下の厳しい雇用情勢を踏まえ、離職を余儀なくされた非正規労働者等の失業者を対象とし、次の雇用までの短期の雇用・就業機会の創出を図る事業を行うための経費を計上する補正予算でありまして、国の補正予算に関連して北海道が設置いたしました北海道緊急雇用創出事業臨時特例基金を財源とした補助を受けて事業を実施するものであります。 まず、議案第51号 平成21年度札幌市一般会計補正予算は、歳入歳出総額5億5,074万8,000円を追加するものでありまして、ごみステーションへの不適正排出に対する指導などを行う職員を補助する業務や、都市環境林の保全、育成のための除間伐などの環境施策に関する事業のほか、地下鉄駅周辺部などで自転車マナーの向上に向けた啓発等を行う指導員を配置する事業などにおきまして、新たに臨時職員を雇用し、または事業者に委託することに伴う経費を計上するものであります。 また、議案第52号 平成21年度札幌市国民健康保険会計補正予算は、一般会計からの繰り出しを受けまして、国民健康保険に係る滞納整理事務の補助を行う臨時職員を新たに雇用するための経費を計上するものであります。 なお、一般会計の補正の財源といたしましては、先ほどご説明いたしましたとおり、全額、道支出金を充てるものであります。 次に、議案第53号は、札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案であります。 これは、国民健康保険法施行令の改正を考慮し、札幌市の国民健康保険における基礎賦課額の限度額を現行の44万円から47万円に変更するとともに、介護納付金賦課額の限度額を現行の9万円から10万円に変更し、いずれも国民健康保険法施行令に定める額と同額とするものであり、これにより中間所得層の負担の軽減を図るものであります。 このほか、児童福祉法の改正に伴い、本年4月1日から実施されることになります小規模住居型児童養育事業を行う者に委託されております児童であって、扶養義務者のいない児童につきまして、同法の規定により、その医療費は公費負担となりますことから、国民健康保険の被保険者としないこととする改正を行うものであります。 次に、議案第54号は、札幌市介護保険条例の一部を改正する条例案であります。 これは、65歳以上の方の介護保険料につきまして、3年ごとに見直しを行うことになっておりますことから、平成21年度から平成23年度までの次期計画期間における保険料率を設定するものであります。 次期計画期間におきましては、要介護認定者数の増加や介護報酬の増額改定により介護サービスに要する費用の増加が見込まれますが、それに伴う保険料の上昇を軽減するため、国から介護従事者処遇改善臨時特例交付金が交付されること及び札幌市の介護給付費準備基金を取り崩すことにより、7段階に分かれております保険料率のすべての段階について保険料率を減額するとともに、第4段階及び第5段階の保険料率につきまして、一定の基準に該当する者の保険料の負担を軽減する措置を設けるものであります。 なお、保険料率につきましては、基準額となります第4段階で1.8%の減額となっております。 以上で、ただいま上程をされました各議案についての説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) これより、議案5件に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑を終了します。 (大嶋 薫議員「議長」と呼び、発言の許可を求む)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 大嶋 薫議員。
大嶋薫
◆大嶋薫議員 委員会付託の動議を提出いたします。 ただいま議題とされております議案5件のうち、議案第51号から第54号までの4件をお手元に配付の議案付託表(第2号)のとおり、第一部及び第二部予算特別委員会にそれぞれ付託することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ただいまの大嶋議会運営委員長の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。 動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま議題とされております議案5件のうち、議案第51号から第54号までの4件は、お手元に配付の議案付託表(第2号)のとおり、第一部及び第二部予算特別委員会にそれぞれ付託されました。 〔付託表は巻末資料に掲載〕 これより、議案第50号に対する討論に入ります。 通告がありますので、発言を許します。 堀川素人議員。 (堀川素人議員登壇)
堀川素人
◆堀川素人議員 私は、市政改革クラブを代表し、議案第50号 札幌市オンブズマン委嘱に関する件について、同案に反対する立場から、討論をいたします。 本件は、人事案件でありますが、我が会派は、オンブズマン制度そのものを廃止すべきものと考えております。委嘱予定者その者の評価ではなく、制度そのものを否定する立場でありますので、必然的に反対という立場になります。 反対の理由を申し述べます。 札幌市オンブズマン条例は、平成12年12月に条例第53号として制定され、既に8年を経過いたしました。この条例制定の目的は、オンブズマンを設置することによって、市民の権利、利益を擁護し、市政を監視し、市政の改善を図り、もって開かれた市政の推進、市民の市政に対する理解と信頼の確保及び市民の意向が的確に反映された市政運営に資することでありました。 過去5年間の苦情申し立て件数は535件、年平均107件、苦情処理を最後まで行い、調査結果を通知した件数428件、年平均85.6件です。オンブズマンは3名であります。年間の処理件数は1人当たり平均30件であります。月に直すと、オンブズマン1人当たり2.5件です。その中で、申立人の趣旨に沿った処理件数は、この5年間で107件であり、オンブズマン1人当たり1カ月0.6件にすぎません。 平成19年度決算ベースで言いますと、オンブズマン経費は4,400万円、プラス事務局職員4名の職員費、合計およそ8,500万円ほど支出していると思われます。調査結果を得たものの1件当たり95万円もかかっており、苦情申し立てに沿った結果を出したものについては1件当たりにすると何と303万円もかかっております。オンブズマンの報酬は年額780万円、月額で65万円です。オンブズマンの労働時間は1日2.5時間です。一般人の労働において午前中だけの勤務にさえ及びません。1日2.5時間の労働時間、一般人の労働の4分の1、それで月額65万円の報酬は極めて高額であります。 さりとて、労働時間だけで報酬の高い、安いが決められるかといえば、労働時間だけで決められるものでないことは承知しております。労働の種類や質、または、労働によって生じさせる結果によってその報酬が変わることは世の常であります。では、労働の種類、質、結果についてオンブズマンの労働を点検したならば、必ずしもオンブズマンは専門的知識がなければできないものではなく、また、特別に肉体的・精神的苦痛を伴う労働ではありません。どちらかというと、広い知識を持った常識的判断を求められる知的労働であろうかと思われます。 しかし、これまでオンブズマンが出した知的労働の結果である苦情処理の結論、結果は、必ずしも市民の側に立ったものではなく、単なる苦情処理に終始しております。市民の苦情の中に共通する問題点を見つけ出し、条例や要綱の変更を迫るなどの緊張感もなく、どちらかというと行政寄りの結論を出して終わっている感があります。 平成18年度では、苦情申し立てに沿った結論を出したのが92件中23件、25%であります。市の業務に不備がないという行政側に沿った結論を出したものは69件、75%、平成19年度では、苦情申し立てに沿った結論を出したもの90件中28件、31.1%、市の業務に不備がないという結論を導いたもの62件、68.9%です。市の行政制度に意見を述べ、勧告ができる制度になっているにもかかわらず、勧告や意見表明に至った件数は、オンブズマン制度ができてからこの8年間、ただの1件もありません。 8年間継続したオンブズマン制度ではありますが、費用対効果を考えたとき、行政改革という観点でも、また、オンブズマンの高額報酬に対する市民が抱く不公平感の払拭という観点からも、オンブズマン制度に終止符を打つべきときが到来したと思います。 本市議会の名議長と言われた故吉野晃司元議員は、議会がしっかりし、権能を果たしたなら、必ずしもオンブズマンを必要としないと言っておりました。そのとおりであります。また、行政側も、それぞれの現場に即した実践的研修等の積み重ねによって、オンブズマン制度がなくても、職員は市民の負託にこたえ得る能力を持っていると確信するものであります。議会と行政が互いに切磋琢磨、協力し合えば、今のオンブズマン制度以上の力を8,500万円の費用をかけずに発揮できるはずであります。 よって、議員の皆様には、オンブズマン制度廃止にぜひともご理解をいただきたくお願い申し上げて、私の討論といたします。ありがとうございました。(拍手)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 以上で討論を終了し、採決に入ります。 本件に同意することに賛成の方は、ご起立願います。 (賛成者起立)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 起立多数です。 したがって、本件は、同意されました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ここで、日程に追加して、意見書案第1号 タクシー事業の規制緩和政策の抜本的見直しを求める意見書を議題とします。 本件は、全議員の提出によるものですので、直ちに採決に入ります。 本件を可決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、本件は、可決されました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) ここで、陳情の特別委員会付託についてお諮りします。 平成21年度予算にかかわる議案に関連する陳情については、お手元に配付の陳情受理付託一覧表のとおり、第一部予算特別委員会に付託することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定しました。 〔一覧表は巻末資料に掲載〕
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) お諮りします。 本日の会議はこれで終了し、明日2月26日から3月29日までは委員会審査等のため休会とし、3月30日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定しました。
畑瀬幸二
○議長(畑瀬幸二) 本日は、これで散会します。